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第23話:安西専務の焦燥

午後二時十五分。

最上階の社長室から役員用エレベーターで二十階へと降り立った専務取締役・安西源三郎の耳朶を打ったのは、地獄の底から響いてくるような怒号と悲鳴の奔流だった。


「横浜港の第三埠頭から連絡が入りました! 入港した我が社のコンテナ船二隻、荷揚げ用の専用ヤードが確保されておらず、沖合で停泊待機を命じられました!」

「待機費用だけで一隻あたり一日八百万円かかります! 船会社からすでに遅延ペナルティの事前通知が届いています!」

「神戸港の危険物専用倉庫もダメです! 昨日の十七時で契約更新の手続きが途絶えていたため、優先使用権が競合の三菱物産へ自動移行したと……! 東南アジアから届いた自動車用化学原料のドラム缶一万本が、野積みすら許されずバースから締め出されています!」

「取引先の大手タイヤメーカーの購買部長から怒鳴り込みの電話です! 『今夜中に原料が工場に入らなければ、国内三工場のラインが明日朝から完全停止する! 損害賠償は数十億円じゃ済まないぞ!』と……!」


フロア全体に、鳴り止まない固定電話の着信音と、キーボードを叩きつける音、そして何十人もの営業マンたちの絶望的な叫びが充満していた。

書類はデスクから溢れて床に散乱し、ネクタイを緩め、ワイシャツの袖を捲り上げた現場の課長や部長たちが、髪を振り乱して受話器に向かって頭を下げ続けている。

安西は胸元を締め付けられるような激痛を覚え、スーツの胸ポケットの上から拳を強く押し当てた。


「……これが、現実だ」


声が震えた。

先ほど、最上階の社長室で起きた悪夢のような光景が、網膜の裏に焼き付いて離れない。

外資系投資銀行ベーカー&スターンズのリチャード・神崎が仕掛けた、毒薬条項付きのメザニンローン。売上未達で即座に本社ビルと物流子会社が差し押さえられる死刑宣告の契約書に、新社長・鳴神貴之は笑いながらサインを叩きつけたのだ。

法務課長の五十嵐が必死で止めた警告を「ドメスティックな老害の嫉妬」と一蹴し、愛人の江藤瑠璃華と抱き合って「月曜には百五十億円が入る」とシャンパンを開けていた、あの愚かな姿。


だが、現場には一円の金も届いていない。

届いたのは、佳乃が七年間かけて水面下で維持し続けてきた「全国の港湾倉庫の優先利用枠」が更新されずに消失したという、致命的な物流崩壊の報せだけだった。


「安西専務……っ!」

人混みをかき分け、営業第一部の部長が血相を変えて駆け寄ってきた。額には脂汗が吹き出し、手にしたタブレットの画面には真っ赤な警告ランプが点滅している。

「港湾運送協会の常務理事へ直接直談判に行きましたが、門前払いでした! 『鳴神物産さんは先代会長がお亡くなりになってから、一度の挨拶も筋を通す手土産もなしに、いきなり書類だけメールで送りつけてきたそうじゃないか。義理を欠く会社に、長年の優先枠を譲る義理はない』と……! 専務、どういうことですか!? 毎年この時期の更新は、秘書室が完璧に根回しを済ませていたはずでしょう!?」


「…………」

安西は奥歯が砕けそうなほど強く噛み締めた。

言えるはずがなかった。

その港湾運送協会の幹部たちが好む銘酒も、家族の慶弔情報も、過去に先代が施した恩義の記録も――すべて、佳乃が残した手帳の中にしか存在せず、その手帳は今朝、貴之の愛人の手によってシュレッダーの紙屑となって焼却炉へ消えたなどと、現場で泥水を啜る社員たちに言えるはずがなかった。


「……私の責任だ。すまない」

安西は深く頭を下げた。五十八歳の役員が、現場の部長の前で腰を折った。

「私が、先代の築いた信用を守りきれなかった。……だが、諦めるな。私が今から、社長へ直談判し、予備費の即時投入と民間の代替倉庫の緊急手配を掛け合ってくる」

「頼みます、専務! このままでは、鳴神物産のサプライチェーンは今日で完全に死にます!」


部下たちの悲痛な叫びを背に受け、安西は現場から上がってきた緊急事故報告書――『全国港湾物流麻痺に伴う損害予測:概算四十八億円』と赤字で記されたレポートを握りしめ、再びエレベーターへと駆け戻った。


◇


最上階・新社長室。

重厚な扉を開けた瞬間、安西の鼻腔を突いたのは、芳醇な赤ワインの香りと、ルームフレグランスの甘ったるい匂いだった。

そこには、二十階の阿鼻叫喚など別世界の話であるかのように、優雅にソファでグラスを傾ける貴之と、タブレットで高級ブランドの新作バッグを眺めて歓声を上げる瑠璃華の姿があった。


「失礼いたします、社長!」

安西は息を乱しながら大股で歩み寄り、テーブルの上へ報告書の束を叩きつけた。


「二十階の営業フロアをご覧になりましたか!? 横浜、神戸、門司の各港で、我が社の貨物が完全に接岸を拒否されています! 倉庫の枠を失ったことで、荷揚げすらできないコンテナ船が沖合に滞留し、一時間ごとに数千万円の違約金が発生しているのです! このままでは夕方までに取引先十数社から契約解除と損害賠償請求が届きます! 緊急役員会を招集し、予備費の全額拠出を承認してください!」


安西の必死の訴え。

だが、貴之はワイングラスを揺らしたまま、面倒くさそうに片眉を上げただけだった。


「はぁ……安西専務、あんたは本当にノックもろくにできないんですか? せっかく神崎さんとの歴史的ディールが成立して、祝杯をあげていたところなのに、水を差さないでくださいよ」

「祝杯だとッ!?」

安西の目が怒りで血走った。

「現場の営業マンたちが、取引先に土下座して泣いているんですぞ! 違約金だけで四十億を超えようとしているのに、何が祝杯ですか!!」


「四十億だか何だか知りませんけどね」

貴之は鼻を鳴らし、ワインを一口含んで喉を鳴らした。

「そんなもん、現場の営業マンの気合が足りないからですよ。港湾の連中に頭を下げて枠を奪われた? 営業なら、相手の懐に飛び込んで無理やりにでも荷揚げさせりゃいいじゃないですか。自分たちの無能を棚に上げて、いちいち経営陣に泣きついてくるなと言ってください」


「な……何を仰っているのですか! 港湾の現場は、長年の信頼関係と事前のプロトコルがあって初めて動くのです! それを『気合』などという精神論で――」


「大体ですね、安西専務」

貴之は立ち上がり、安西の目の前でテーブルに両手をついた。その瞳には、浅薄な全能感と、現場を見下す冷酷な光がギラギラと渦巻いていた。

「泥臭い港湾倉庫の利権なんて、昭和の遺物なんですよ。船から荷物を降ろして倉庫に積んでトラックで運ぶ……そんな泥臭い物流、スマートじゃないでしょうが。これからはAIによる自動マッチングの時代です。月曜日の朝には、ベーカー&スターンズから百五十億円のキャッシュが入るんですよ? 四十億の違約金なんて、その百五十億からポンと払ってやれば済む話でしょうが」


「……っ!」

安西は息を呑んだ。

百五十億の使途。それは、達成不可能な売上目標を課され、三ヶ月後に債務不履行に陥れば本社ビルと物流子会社を奪われるという、あの悪魔のメザニンローンの資金だ。

その毒薬の金を、現場の怠慢による違約金の補填に使い果たすというのか。


「社長……! あの百五十億円は、使えば使うほど我が社の首を絞める劇薬です! それに、取引先はお金が欲しいのではありません! 原料が届かなければ、工場のラインが止まり、何千人もの労働者の生活が脅かされるのです! 信義を失った商社に、明日はないのですよ!!」


「うるさいんだよ、説教じみたことを言うなッ!!」

貴之はワイングラスをローテーブルに叩きつけた。

パリン、とステムが折れ、深紅の液体が白い革ソファの座面に飛び散る。


「細かい取引先なんて、文句を言うなら全部切り捨てろ!! 鳴神物産は選ばれる側じゃない、選ぶ側なんだよ! たかが下請けの工場共が、鳴神の看板に泥を塗るような口を利くなら、取引停止にして別のサプライヤーを探せばいいだけだ! 俺はこれからの新時代を創るリーダーなんだ! あんたのような負け犬の老害に、俺の経営を指図される筋合いはない!!」


「そうですよぉ〜」

瑠璃華が立ち上がり、貴之の背中をさすりながら安西を睨みつけた。

「専務ぅ、いい加減にしてくださいよぉ。貴之社長を怒らせて血圧が上がったらどうするんですかぁ? 難しいクレームなんて、現場のアシスタントの千夏ちゃんに全部電話対応させときゃいいじゃないですか。男のくせに、細かいことばっかりネチネチうるさいんだからぁ〜」


「…………」

安西は、拳を握りしめたまま、言葉を失った。


通じない。

一言も、通じない。

目の前にいるこの男は、経営者ではない。

父親が遺した巨大な資産と信用を、自分の実力だと錯覚し、手に入れた玩具を無邪気に叩き壊しているだけの、ただの無知で傲慢な子どもだ。

そして、その横で甘言を囁く愛人は、船が沈みかけていることすら理解できず、泥舟の甲板で着飾って踊っているだけの愚者。


「……分かりました」

安西は低く、掠れた声で言った。

「失礼いたします」


「フン、二度とくだらないレポートを持ってくるなよ!」

背中に投げつけられた貴之の罵声を浴びながら、安西は静かに社長室の扉を閉めた。


◇


午後四時三十分。

本社ビルを出た安西は、タクシーに飛び乗り、虎ノ門のオフィス街へと向かっていた。

向かったのは、外堀通りから一本入った裏路地に佇む、築四十年の古びた雑居ビル。

エレベーターで五階へ上がり、すりガラスの扉を開ける。

『坂井・総合法律事務所』。


迎えてくれたのは、白髪交じりの髪を無造作に撫で付けた、老獪な風貌の男だった。

坂井義雄。安西の大学時代からの旧友であり、かつて鳴神物産の初期の海外進出において、数々の複雑な国際紛争を解決してきたベテランの渉外弁護士だった。


「……久しぶりだな、安西。顔色が酷いぞ」

坂井は淹れたての緑茶を差し出し、眉をひそめた。

安西は茶に口をつける余裕もなく、ブリーフケースから、五十嵐法務課長から託されたあの契約書のコピー――ベーカー&スターンズのメザニンローン契約書を取り出し、机の上に広げた。


「坂井……頼む。これを見てくれ。我が社の新社長が、今日サインしてしまった契約書だ」


坂井は老眼鏡をかけ、無言で書類の束を引き寄せた。

パラ……パラパラ……。

紙をめくる音だけが、静かな法律事務所に響く。

坂井の視線が、第七十二ページの第十四条、そして付属別紙Dのレベニューシェア条項を走った瞬間――

歴戦の弁護士の眉間が、激しく歪められた。


「…………っ、これは」

坂井は眼鏡を外し、絶句したように安西を見上げた。その瞳には、純粋な戦慄が浮かんでいた。


「安西……お前のところの若社長は、正気なのか? これに……自らサインと社印を押したというのか?」

「ああ……。私の静止も聞かず、独断で調印した」


「馬鹿な……!」

坂井は机を平手で叩いた。

「これは融資契約の体をなした、ただの『公開処刑状』だぞ! 第一四半期で三十五億円の売上未達が発生した瞬間に、年利十八%の遡及ペナルティが発動し、本社ビルと物流子会社の全株式が自動的に接収される……! 裁判所の仮差し押さえ命令すらスキップして、私的実行(自己清算)を認める特約までついてやがる!」


「法的に……無効を主張することはできないのか? 公序良俗違反や、錯誤無効で……」

すがるような安西の問いに、坂井は苦渋に満ちた表情で首を横に振った。


「極めて困難だ。相手はウォール街の百戦錬磨のハイエナ、ベーカー&スターンズだ。契約書の文言は、ニューヨーク州法と日本法の間にあるあらゆる法的なグレーゾーンを完璧に縫い合わせ、一分の隙もなく構築されている。しかも相手は、上場企業の代表取締役社長が、自らの意志で署名捺印したという事実を盾に取ってくる。『騙された』『中身を読んでいなかった』などという幼稚な反論は、商業裁判所では一秒で一蹴されるぞ」


「そんな……」

安西の全身から、力が抜け落ちた。


「相手は最初から、鳴神物産を救う気など微塵もない」

坂井は冷徹に言い放った。

「三ヶ月後、売上が未達になった瞬間に担保権を行使し、ナルカミ・ロジスティクスの株式を海外のプライベート・エクイティに転売して数十億の手数料を抜く。そして銀座の本社ビルを証券化して叩き売り、鳴神物産を債務超過の抜け殻にして市場から退場させる……それが奴らの描いたシナリオだ。社内の手続きだけでこの破滅を止める道は……もう完全に塞がれているぞ、安西」


法的な逃げ道は、皆無。

会社は、外からも内からも、完全に詰んでいた。


◇


午後七時。

虎ノ門から這うようにして本社ビルへと戻った安西は、電気の消えた専務室の中に一人、佇んでいた。

窓の外には、無数に煌めく東京の夜景。

かつて、この街のエネルギーを、食料を、物資を支えているのだという誇りに満ちて見下ろしていた光の海が、今は自分たちを嘲笑う冷たい星屑のように見えた。


安西は机の前の壁に飾られた、一枚のセピア色の写真を見つめた。

三十年前。中東の砂漠のプラント現場で、作業着を泥だらけにし、ヘルメットを被って肩を組み、豪快に笑い合っている二人の男。

若き日の自分と――先代会長、鳴神剛造だった。


『安西。商社の看板なんてものはな、ただのペンキの塗られた鉄板だ』

耳の奥で、剛造の低く野太い声が蘇る。

『商社の本当の正体は、そこで働く人間の「信用」そのものだ。どんなに泥水を啜ろうが、どんなに損をしようが、相手との約束だけは命懸けで守り抜く。現場の人間一人ひとりの汗と涙を大切にする。それを三十年積み重ねて初めて、世界中から「鳴神なら安心だ」と言ってもらえるんだ。……信用を築くには三十年かかるが、失うのは一瞬だぞ』


「剛造さん……」

安西の目から、熱いものが溢れ出た。

ボロボロと、大粒の涙が頬を伝い、スーツの襟元を濡らしていく。


「申し訳ありません……。申し訳ありません、剛造さん……! 私の力では……あの愚息の暴走を、止めることができませんでした……! あなたが命を懸けて築き上げた鳴神物産が……私の目の前で、音を立てて崩れていく……!」


安西はデスクに両手をつき、声を押し殺して慟哭した。

三十年間、青春のすべてを捧げてきた会社だった。

家族よりも長い時間を過ごし、苦楽を共にしてきた仲間たちがいる城だった。

それが、たった一人の愚かな後継者と、その愛人の浅薄な虚栄心によって、わずか数週間で処刑台へと送られようとしている。


自分に何ができる?

社内政治では止められない。法律の力でも止められない。

このまま黙って、会社が外資のハゲタカに解体され、何千人もの社員が路頭に迷うのを、指をくわえて見ていろというのか?


(……いや)

安西の胸の奥底で、何かが激しく胎動した。

(まだだ。まだ、終わらせるわけにはいかない)


安西は涙を乱暴に手で拭い、デスクの鍵を開けた。

最下段の引き出しの、さらに奥深く。

重要書類のバインダーの隙間に、大切に保管されていた一つの小さな封筒。

その封筒から取り出したのは――

上質な純白のコットンペーパーに、極めて端正で、凛とした美しい文字が印刷された、一枚のパーソナルカードだった。


二週間前。

雨の夜、理不尽に解雇され、ダンボール一つで追い出された槇野佳乃が、オフィスを出る直前、安西のデスクの上にそっと残していった私用の名刺。

その裏面には、万年筆の青いインクで、こう手書きされていた。


『安西専務。長年にわたり、現場の盾となっていただき、心より感謝申し上げます。

もし会社に何かお困りのことがあれば、いつでもご連絡ください。

私は、専務が守ろうとしてこられた「鳴神の現場」の価値を、今も信じております。 槇野佳乃』


「槇野君……」

安西の指先が、名刺の文字をなぞった。

震えが止まらなかった。


あの日、自分は保身に走り、貴之の強引な解雇を止めることができなかった。

先代の遺志を裏切り、彼女が雨の中に放り出されるのを、ただ下を向いて見過ごしてしまった卑怯者だ。

その自分が、今更どの面を下げて彼女に連絡を取るというのか。

しかも彼女は今や、鳴神物産の最大の宿敵であるタカツカサ・キャピタルの最高幹部なのだ。

敵対ファンドの役員に内部の窮状を明かすなど、社内規定上は明確な「背任行為」に問われかねない。


だが――。


(私の首など、いくらでも差し出してやる)

安西の瞳に、迷いが消え去った。

背任だろうが、裏切り者と呼ばれようが、構わない。

自分の誇りなど、最初からドブに捨ててある。

守るべきものはただ一つ――先代が遺し、佳乃が愛し、何千人もの誠実な社員たちが汗を流す、この会社の「現場」そのものだ。

あの悪質な金融ブローカーの手から、そして無能な新社長の手から会社を奪還し、正しく再生させることができる知性を持つ人間は――この世界に、ただ一人しかいない。


安西は内ポケットから私用のスマートフォンを取り出した。

名刺に記された、佳乃の直通の携帯電話番号。

震える親指が、画面のテンキーを一つずつ、魂を込めるようにタップしていく。


ツ……ツ……ツ……。

深夜の静寂の中、スピーカーから呼び出し音が鳴り響く。

一秒が、一年のように長く感じられた。


そして――四回目のコールの後。


カチャリ。


『――お電話ありがとうございます。タカツカサ・キャピタル、槇野でございます』


静寂を切り裂いて耳に届いたのは、あの日の雨の夜と変わらない、鈴の鳴るような澄んだ、凛とした美しい声だった。


「槇野、君……っ」

安西はスマートフォンの受話口を両手で握りしめ、掠れた声を絞り出した。

「安西だ……。鳴神物産の、安西源三郎だ……!」


電話の向こうで、わずかに息を呑む気配がした。

だが、佳乃の声には、冷たさも、拒絶も微塵もなかった。

ただ、すべてを予見していたかのような、深く、温かな静寂がそこにあった。


『……はい、安西専務。お待ち申し上げておりました』


その一言を聞いた瞬間、安西の瞳から、再び熱い涙が溢れ出た。

敵と味方の境界線を越え、崩壊する巨艦を救うための、最後の通信回線が――今、劇的につながれたのだった。

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