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44女生徒達の復讐

クラスメイトを救出して8カ月と1週、優斗が転生して1年7カ月と1週がたった。

優斗は満ち足りていた。

優斗を悩ました不穏な空気が一掃され、晴れ渡った。

こんな爽快な日々は久しぶりであった。

玲、あかり、ローラ、タマ、ルーシー、マリーとは先週、初めて夜を共に過ごした。

一人ひとり違った反応が新鮮で、毎日が充実した。


優斗はタマの慕情を初めて知った。

タマの気持ちに答える方法を見つけよう。

タマ、お前を必ず幸せにする。


玲、あかりを除く女生徒達に復讐の気持ちを個別に聞いた。

俺だと話しづらいと思い、ハナに聞いてもらった。

やはり、日本人の感性なのか復讐の意欲は低かった。

ただ、奴隷商の調教士は評判が悪い。

女生徒全員が復讐対象に挙げた。

復讐の対象者は調教士を含め全部で25名だった。

復讐方法は俺も考えるのが面倒なので、選択肢を示し、選択してもらうことにした。

人気の選択肢は男根焼切、両目焼潰、両耳焼潰の合わせ技。

まあ、それくらい酷いことしたのだろう。

ただ殺すより断然人気だった。


玲と子作りが終わった後、寝る前の会話で。

俺「復讐だけど誰にしたい」

玲「復讐か、もう面倒になっちゃた。

優斗適当にお願い」

俺「女生徒に人気は奴隷商の調教士、男根焼切、両目焼潰、両耳焼潰の合わせ技だよ」

玲「わかる。

皆、同じことされたんだ。

それでいいよ」

俺「ジノルバス公爵は」

玲「あいつにされたことは優斗にも話せない。

死ぬよりつらい目に合わせたい」

俺「了解、とっておきの罰を作ってみせる」

玲「任せるわ」

俺「見世物一座はごめん、玲を助ける時に全部殺しちゃった」

玲「その前に2回目の奴隷商、そこの店員、

私が話せないことを良いことに、酷いことされた」

俺「男根焼切、両目焼潰、両耳焼潰の合わせ技でどう」

玲「いいわ」


あかりについては復讐をどう切り出すか迷った。

あかりに復讐について尋ねること自体があかりを傷つける心配をした。

俺「あかりは幸せ?」

あかり「不満はないわ、幸せかと言えば幸せよ」

俺「あかりは子供は好き?」

あかり「匂いが好き、それに柔らかいでしょ」

俺「子供ができたらいいね」

あかり「来週は特に頑張ってね。

ちょうどいいのよ」

俺「分かるんだ」

あかり「うん、知識はある。

今は優斗の子のことばっかり考えてる」

俺「ありがとう、じゃ、もう一回行こうか」

あかり「お願い」

やはり、聞けなかった。

俺の考える最高の復讐をあかりにプレゼントする。

そう決めて、あかりに抱きついた。


    *    *


今は丑三つ時、午前3時半、優斗は王都の拠点で忍者6人と女生徒達の復讐を行おうとしている。

王都には復讐の対象者が20名いる。

20名おのおのに、スパイゴーレム1体を配置した。

ララの戦術統合機能でスパイゴーレムに復讐実行の指令をだす。

男根焼切、両目焼潰、両耳焼潰の合わせ技適用者の18名、暗殺対象者の2名が指令と同時に処理された。

今回はスパイゴーレムに実行中の映像を記憶させた。

イステナ様と違い女生徒たちは復讐の経過を見る力がない。

希望者には録画した映像を見せることにしている。


俺「ララ、レオ、お疲れ様、手際いい。素晴らしい」

レオ「ララの戦術情報統合のおかげです」

ララ「いいえ、レオのゴーレム配置のおかげです」

俺「明日も同じ時間にジノルバの奴隷商の店員1名とカンボス炭鉱の店主1名、

隣国ロンカルド王国ハボ港町の調教士1名だ。

3箇所だが、準備を頼む」

レオ、ララ「了」


玲とあかりの復讐は準備中、

もう少し、後になる。


男子生徒から相談があるといって呼びだされた。

男子生徒の中から、魔道具工房を出て、世界を旅したいという生徒たちが現れた。

スキルなども整いつつあり、可能かどうか判定して欲しいという。

雄太「相談の前に聞きたいことがある。いいかな」

俺「いいよ」

雄太「あかりと玲のことだけど」

俺「ああ、ちょうどいい。

皆にも言っておく。

玲とあかりは俺の女になった。

あと、ローラ、タマ、ルーシー、マリー、ナンシーも俺の女だから。

手出ししたら許さないからね」


この一言は男子生徒に衝撃を与えた。

判定の相談など吹っ飛ぶほどに。

相談は後日、日を改めて行うことを約束した。

ポムを補佐する5人はこの日を境に、別人のように使える人間になったようだ。

他の生徒も各自飛躍のきっかけとして欲しい。


イステナ様にお祈りをする

俺「玲、あかり、ローラ、タマ、ルーシー、マリー、ナンシーと子作りしました。

とっても楽しかったです」

イステナ「ところでタマも?」

俺「はい。

タマはゴーレムだから普通の女の子みたいに行かないけど。

楽しみました」


人間の男とゴーレムの女?

ゴーレムの男と人間の女ならなんとなく理解できるが。

どうやって?

イステナは興味がわいた。


イステナ「タマとやったの。

詳しく話しなさい」

俺「タマが人間の女は何処が気持ちいいのっていうから、

気持ちい場所を教えて、

舌とか指とか使って舐めたり、撫でると嬉しそうです。

タマにはお尻の穴があるんです。

ゴーレムは食べる必要はないけど、食べたときに出す穴だそうです。

ナンシーからお尻の穴の使い方も教わったんで、それ使ってます」

イステナ「もういいわ」


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