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フランス人形

洞窟を探索している間、不思議とコウモリの襲撃はなくなっていた。

いなくなった訳ではなく、天井でじっと様子をうかがう感じだ。


洞窟の行き止まりに初めて遭遇した。



「ここはダメだな・・・」


引き返そうとした時に、岩陰から、何かが移動するのが視界に入った。


「!!!誰かいるの?!」


ゆっくり近づいてみると、そこにはこちらを見ている120センチ位のドレスを着たフランス人形がいた。


「!!!!!!!!!!!!」


思わずゾッとし、恐る恐る話しかける。


「お前、生きてるの、か?」


人形はこちらをじっと見つめていたが、


「お前の名は?」


作り物の声だった。


一瞬気を失いかけた翔は


「我が名はク・!・・へ?し、翔だよ!」


頭を振って、言い直した。


無表情に翔を観察していた人形がまた機械の様な声を出した。


「転生は成功した様だな・・・」


「へ?どういう意味?」


「・・・・・」


「君の名前は?」


「ニャ・・・」


「ニヤ?」


「それでいい、お互い敵の多い身だ。ここで組むのも一つの手か」


例え人形であろうと気が狂いそうな孤独から解放されたのが翔にはたまらなく嬉しかった。


「うん、うん、よくわかんないけど、一緒に行こう!!」


翔はフランス人形と行動を共にする事になった。

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