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脱出不可能

「そんな、嘘だろ?!」

半泣きになりながら、閉じてしまった入り口の鉄板をガンガン叩く。

押しても引いてもびくともしない。

「なんてこった・・・」

絶望感が全身を支配する。自分はもうここで死んでしまうんだと悲観的な考えだけが浮かんでしまう。


そして一時間ほど泣きわめいた後、翔は洞窟状になっている道を進む決意をした。


洞窟は自然にできた空洞の様でいくつにも道が枝分かれしており、翔はやけくそで左右の道を選びながら、進んで行った。


もう、三時間は歩いただろうか、もはや引き返せない状況に入口から動いた事はとんでもない過ちであったのではないかと後悔し始めた時、ふとももに鋭い痛みが走った。

「いってえ!!!!!!!」



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