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妖しい視線
「本日は軽い挨拶です。それでは・・・」
ハス・・の姿が風と共に掻き消えた。
「大丈夫か?ハイ!」
アネスが呼び掛ける。
「えぇ、なんとか、皆さんに来て頂いて助かりましたわ」
翔が腕を振りながら
「ここで仕留めときたかったなぁ」
とぼやく。
「いや、逃げてくれて助かったかもしれん、我ら全員でも倒せたかどうか」
アネスが剣を腰に納める。
「私も同感です、翔さま。ハス・・は神クラスの強さを持っています。今までの敵とは格が違いますわ」
「そっか、みんながそう言うなら、そうなんだろうな、よし、見張りは俺がやるから、みんな寝てきな」
アネスがテントに戻っていき、ハイは本当に変わって頂いていいのですかと聞きながら、
「私のテントにはいつでも入ってきてかまいませんよ、翔さま」
と妖しい視線を送りながら去っていく。
「ば、全く何いってんだよ、ハイは・・・」
顔を赤くしながら翔がつぶやく。




