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戦闘
「はい?敵ってなんだ?コウモリか?」
怪訝な顔をして、翔がニヤに尋ねる。
「そんな甘っちょろいもんじゃない。」
ニヤが感情のない声で答える。
その甘っちょろいのに、一回殺されてるんですけど・・・
と、ぶつぶつ文句を言う翔。
そして、こちらに駆けてくる数人の足音が!
「くっそ!きたか!」
慌てて包丁を構える翔、人形は5メートル後ろで待機している。
走ってきたのは赤黒い鱗に覆われた一つ眼の怪物三体だった。人間と同じ大きさで槍を装備している。
「おい!お前も手伝えよ!こんなの俺だけじゃ無理じゃん!!!!」
人形は後ろで完全に機能停止している。
「ふざけんなよ!おい!お前!!助けろって!!!!」
三体は槍を構え同時に突っ込んできた!
振り回した包丁はかすりもせず、三本の槍が翔の胸と腹部を貫いた。
「がはあっ!!!」
人形がゆっくり口を開き、凄まじい火力の火焔を吐き出した!!!
瞬く間に翔もろとも三体の怪物は焼き尽くされた。




