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冬王と鞠姫  作者: チゲン
第一話 冬王と鞠姫
24/24

23頁

 男と女の首は、共に前浜に晒された。

 海風のせいなのか、何度直しても女の首は知らぬ間に男の方を向いていたという。石を投げる者もいたが、やがて気味悪がって誰も近寄らなくなった。

 異形を倒した少年がいたことは一部でうわさになったが、あまりにも現実味がないせいか、眉唾話まつつばばなしとしてすぐに忘れ去られた。

 ともかく鎌倉の脅威きょういがひとつ減ったことに、人々は安堵した。

 例えそれが一時のものであったとしても。

 誰も口にこそしなかったが、不安の陰は、日を増すごとに確実に鎌倉を侵蝕しんしょくしていた。


 (第一話 完)

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