87 誕生彩葉
にゅい視点
僕の前に現れた卵は第一回イベントで見つけたよりも大きくなっていてヒビが入っている。もうすぐ生まれる間近だった。僕はその瞬間を逃さないようにじっと見ていた。シロちゃんも気になるのか僕の近くに来て一緒に卵を見守っている。別に静かにしとかなきゃいけない。と、いうわけでは無いけど僕もシロちゃんも静かに観察してた。
その後卵が光りだしたかと思うと、卵のヒビが一層大きくなり、中から一匹の動物が現れた。大きい耳にクリっとした目が特徴とっても可愛い動物。そう、子ギツネだった。
「可愛い〜」
私が子ギツネの方に手を差し出した。すると子ギツネはスリスリとホッペタを擦り付けてきた。僕が子ギツネを可愛がっていると、横から観察していたシロちゃんが、
「とっても可愛いですね!しかも名前もつけれるみたいですね。速くシロンの卵も羽化してほしいです。」
と、シロちゃんがそう言っていた。その言葉を聞いてキツネを調べて見るとノーネームと書かれている。僕は少し悩んだ後、
「よしきめた。彩葉とかどうかな?」
僕がそう子ギツネに聞くと、子ギツネは嬉しそうに
「コンっ」
と、鳴いた。
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紅葉の腕輪
《召喚》《落葉》《破壊不可》《所有者固定》
いつでも子ギツネを召喚可能となった赤い腕輪。にゅい専用。
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《召喚》
子ギツネをいつでも呼び出せる事ができる。召喚できる時間などはないが、子ギツネがHP0になると、自動的に腕輪に戻る。その後、しばらく再召喚はできない。HPが0になる前に、戻れと念じると腕輪に戻すこともできる。腕輪の中に居る時は10分で0.5割体力が回復する。体力は満タンで無くても召喚はできるが、HPが0になったときは、子ギツネの体力がMAXになるまで呼び出せない。
《落葉》
どこからともなく落ち葉が降る。降っている間は加速できる。7秒間。子ギツネも自由に使うことができる。
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彩葉
Lv1
HP 60
MP 90
STR 40
VIT 20
AGI 60
INT 30
DEX 20
《落葉》《落ち葉の身代わり》《成長途中》《狐火》
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《落ち葉の身代わり》
落葉を使用した後、敵の攻撃を一度だけ完全によけることができる。
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《成長途中》
レベルによりさまざまなスキルを覚えることができる。
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《狐火》
口から火を吐き相手を攻撃する。落葉使用後は威力が上がる。
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彩葉のステータスはプレイヤーのレベル1の頃に比べるととてもつよい。そのかわり成長は遅いのかも。そしてプレイヤーと違って、LUCとSPがない。レベル上がったあと自動的に振り分けられるのかな?いろいろわからない事も多いけど、そこはおいおい調べたらいいよね。
「これからよろしくね彩葉。」
私が彩葉にそういうと、彩葉も
「コンッ。」
と、返事を返した。やっぱり人の言葉理解しているみたい。とりあえずまずは彩葉のレベリングからだよね。うんとても楽しみだよ。




