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本当は黒ヒョウ。くそでか猫さん

ゆーなはゆるく生きてるから、よくに失敗することがあるんだ。例えば「お洋服編」だと買いに行って定員さんにも確認したのに間違えて、デカいサイズを買ったり何となく色違いを聞いて全然、好きな色じゃなかったのにすすめられて買って後悔したりする。


それらは「わたしは服を買うセンスがないんだなぁ」で終ってしまう話。


だけど、ゆーなはある時に大失敗をしたんだ。しかも、さ……きらきらドリンクで大失敗した。きらきらドリンクで失敗する話はよくある話。飲める年齢になればよくある話だけど、ゆーなは自分でも強いと自信があったんだ。だけど、失敗した。


記憶が飛んで気が付けば知らない天井が見えたんだ。それ()()なら良かったけど、隣にはつやつやの毛並みのくそデカい猫さんが居た。ゆーなは仔猫だ。だけど、知っている。ゆーなはきらきらドリンクに負けて知らない猫と交尾……うん!()()()()()()をしたんだ!


なかよしさんは夫婦だとか恋人だけがするモノだと考えてる。そんなゆーなは大慌て。みーみー泣きながら隣のねこさん?を起こして聞いたんだけど「おはよー」と微笑まれてでかい舌で顔をべろんと舐められただけだった。


ちなみにくそでか猫さんは猫らしい。()()()()()()()()()ですか?と聞いても「いや、俺は大きいだけの猫だよ」と言ってるので猫さんだ。流行りに疎い、ゆーなでも知っていた。とても良く似た黒ヒョウさんで有名なブランドの社長さんがいる。


若い子の間で流行っているブランドでデザインも社長さんがやっていて、ゆーなの「のびのび猫さん」Tシャツの三倍の値段のするブランド社長。これがくそでか猫さんなら、とんでもない事だ。


だって、そんな猫と関わったら、ゆるく生きていけない。だから、ゆーなは知らないフリをする。


「そんなダサい服着ないで!吐き気がする!」


と怒鳴られて何着も見覚えがある有名ブランドの服をプレゼントされても、お高いご飯を奢られても知らないフリ。


あの日から、くそでか猫さんはゆーなの家によく来るようになったし、恋人ヅラしてるけど……ゆーなはゆるく生きたいから知らないフリをしてるんだ。

くそでか猫さん。有名ブランドの社長で本当は黒ヒョウ。ゆるく生きてるゆーなが何だか可愛くて恋人づらしてる。愛情表現が怖い。大きな舌で全身舐めたり、一口で頭を咥えて舌で頭を愛でる。唾液でけばけばになったゆーなを見て満足して大きな体をソファ代わりにしてあげる。貢ぎぐせがある。ゆーなのピンクのお腹を妖しい目で見るのでゆーなはきちんと服を着るようになったんだよ。

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