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病院と介護 あやしうこそものぐるほしけれ  作者: 桜沢 輝(おうさわあきら)


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2/5

病院からの連絡、ダイイチヨウツイ!

8月6日の夜勤明け、残業で圧迫骨折後のババ様と入浴予定ではないのに全裸待機!していた認知症のジジ様達の風呂介助。無事終了!

「実家に、米と味噌とめんつゆとトマトジュース買って持って行かないと」と退社準備中に携帯が鳴った。


病院から。


病院好きのオヤジがまた救急車呼んで、病院から「連れて帰れ」だろうと受ける。


オフクロの方だった。


後方にひっくり返り腰をうち、動けなくなり救急搬送されたと。

オヤジは自分の受診があるからと同乗拒否し、一人で病院に来た。帰れない。

というか帰せる状態では無いと。


車は運転しない。

バスと電車はダイヤ的に時間がかかる、タクシーは通らないし配車は時間がかかると言われる。アプリも対応まで時間がかかる。

レンタル自転車で急いで向かう。

妹にも連絡するが、午前中パートだから今日は無理との事。電車で20分だぞ?もういい。

よく見たら救急隊からの履歴も入っていた。


病院に着くと丁度救急処置室から出てきた。土気色のヤバい顔色でゴツいコルセットをしていて、意識はあった。


「第一腰椎ダカラネ!」

「輝、コレ最強のコルセットだって!」

「輝(私)!服とシモ関係はレンタルして!」


繰り返しながらレントゲン室へ入って行った。テンション高い。あいつは誰?いや、オフクロだ。第一腰椎、分かるのか。流石は元看護師。あと声デカい。

ストレッチャー押している看護師は「なんでわかるの!」とケラケラ笑っていた。

後から聞いた話、救急車乗った時点で「この痛みは骨折第一腰椎!」と繰り返していたらしい。

骨折はしたこと無いはずだが。

うん。骨折疑いで救急車から運ばれた患者が、「ダイイチヨウツイ!コレはダイイチヨウツイ!」とテンション高く繰り返す動けない婆さんなら笑う。インコか。


レントゲン中に手続き。保険証、印鑑、お薬手帳、オフクロの持っていたポーチに全て揃っている。

通帳や納税関係の書類、実印も入っている。病院で何をするつもりだ。

ヨークマートのチラシは取り敢えず保留。

入院。

 第一腰椎圧迫骨折

 第四腰椎すべり症

 脱水

 あと顔色とか痩せ具合からこの際内科も検査する事が決定



このあと芋蔓式のように次々ととんでもない状況が振りかかるとは考えてすらいなかった。


苦難の始まりである。



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