第一章の人物とか設定とか
人物設定→世界観設定
人物は基本登場順
考えるだけ考えて本編で書かなかった設定なんかもあったりなかったり
*ユヌ・ヴェルトゥ
主人公、現在12歳
緑色の髪と目を持つ、小さな少女
最期の家族であった兄を失い、兄の望みだったいろんな景色を見るために村を飛び出した
年齢や外見の割に大人びた思考をするが、感情面はまだまだ子供らしさが残る
魔力発散障害(後述)のため、魔力を体外に出すことができない
保有魔力量自体はルカに匹敵し、それを体内で循環させることで驚異的な力を得ることができる
その力を最大限発揮すると時止めレベルにまで意識と体を加速できる、ただし酔うのでしない
*ユゴ・ヴェルトゥ
主人公の兄、死亡時14歳
ユヌやルカを越える魔力持ちだったが、魔力安定障害(後述)であり病弱だった
しかし魔力安定障害持ちとしてはとても長生きをした
死後に発見されたユゴの日記により、ユヌは旅に出る決意をする
なお、ユゴが描いたマイオソティス(勿忘草)の絵は、自身亡き後のユヌの資金作りのため売るように、と日記にあったために数枚を残して村に来た行商人たちに売られている
*ルカ・ズィルバーン
銀髪に黄緑の目をもつ少年、12歳
今の自分とは別人の記憶を断片的に持っている
それらの記憶に引っ張られるようにしてできた早熟な精神と、様々な知識はホウズィーアを始めとした大人に認められている
豊富な魔力をその身に宿し、基本四元素魔法全てを使いこなす
*ホウズィーア・ポール・ブルーノ
ホセアと呼ばれている行商のおじさん
実はまだ22歳なのだがそうとは思えぬ厳つい人で、こげ茶の髪色、日焼けしたのか浅黒い肌をもつ
4年前に商業ギルドに入ったので冒険者ではなくなってしまっているものの、最終冒険者ランクはCランクと若いなりになかなかだった
行商として扱っているのは主に雑貨や布、塩など
*マリー・オロンジュ、アラン・グローク
ユヌたちが訪れた村で出会った少女と少年
二人とも歳は8歳
マリーちゃんはオレンジの髪をショートにした快活そうな女の子
アランくんは青い髪をだらりと垂らした無口な男の子
*シャル
本名不明
旅の途中で出会った、なんだか不思議な雰囲気漂う金髪碧眼のきれいなお姉さん
魔力を糧としており、保有魔力量はルカを凌駕している模様
食べ物分けてくれた事と話を聞いてくれた事へのお礼として、ユヌにサクリというアクセサリーをプレゼントした
サクリのイメージはミサンガ、貰ったユヌは左手首につけている
*アンナ・デボラ・ブルーノ
ホセアさんのお母様
47歳になるが、成人(15歳)前後にも見えるレベルで若々しい、ってか幼い
ユヌのように、魔力を体内で循環させて身体強化するのが得意で、さらに魔法も普通に使えるために敵なしだった
外見から生まれ故郷では子ども扱いされ続け、結婚相手が見つかりそうにもなかったので一人旅に出た経緯を持つ
その後立ち寄ったポルトで現在の夫であるアーロンに一目惚れ、熱烈な求婚のうえで結婚した
*アーロン・シュバリ・マイク・ブルーノ
ホセアさんのお父様
「シュバリ(=騎士)」の名を持つポルト騎士団団長
かつて未来の夫探しの旅をしていたアンナに勝負という名の求婚を受け、敗北して結婚したという経緯があったりする
*エイブラハム・サウロ・ブルーノ
ホセアさんの弟、ポルト騎士団所属
実は結構なマザコンで、アンナの注目を受けたいがために目立とうと行動しているが、その努力はたいてい空回りしている
*ハード、バーン、カノン
本名不明
Cランクパーティ「ブラスト」の3人、咬ませ犬
中堅どころのCランクでありながら、ポルト有数の実力者に数えられ、町民の信頼も厚い
しかし本当は冒険者はただの副業に過ぎず、各々仕事がある
ハードは武器屋の雇われ店員、バーンは生粋の農家、カノンは冒険者ギルド食堂で働いている
なおそんな設定はほとんど活かされなかった
*ヴェロニカ・ビーシア・オール
ポルトのはずれにある食事処で働く元孤児の女性
教会には必ずと言っていいほど孤児院が併設されており、ポルト孤児院では優秀な人材となるために成人までに教養を詰め込まれる
彼女は料理に適性を見せ、現在の里親に引き取られた
ポルトの孤児院出身は優秀な人材であると町の皆からは理解されており、孤児たち共通のミドルネームは一種のブランドになっている
*エマヌエーラ・ビーシア・ヴォルテ
帽子を被ったキツネの獣人、孤児、灰色の髪、16歳
ポルトの食事処にいたヴェロニカは孤児仲間だった
愛称はエミィ
戦闘以外に適当な適性が見られなかったこと、獣人であるため引き取り手が躊躇しそうであったことなどから、孤児院から冒険者として生計を立てていくようにと言われた
その際に院長から貰った、耳が窮屈しない帽子は大事な品で大のお気に入り
「獣人の故郷」を探しており、その手掛かりを持つユヌたちの旅に同行するようになる
肉弾戦も魔法戦闘もこなせるが、ユヌとルカという非常識を見てしまった哀れな常識枠さん
*盗賊たち
本名不明
旅の道中でルカに捕らえられた6人の盗賊たち
捕らえた後にホウズィーアとルカとエマヌエーラで仲間がいるかどうかなどを詰問したが、リーダー格の男以外は全く喋らず、そのリーダー格からも黙秘を通された
その後警備隊に突き出すために馬車と並走することを強要され、それをかわいそうに思ったユヌから施しを受けた
*魔力
どんな生物無機物であろうと保有するあらゆる力のモト
多くの生物が生命活動の助けとするために魔力を使っている
特に魔石という魔力保有器官を持つ生物は魔物と区別され、またその魔物たちは優れた魔力操作能力を持つ
ちなみに人も魔石を持つため定義上魔物に分類される
*魔法
体内にある魔力を練り上げ、空気中の魔力と掛け合わせて顕現したもの
思念によって制御されるので無詠唱でも問題ないが、基本は詠唱することで思念を強固にする
基本四元素の火・風・水・土と、特殊二元素の日・天の全6種に大別される
余談だがこの元素たちはそのまま曜日にもなっている
*魔術
体内にある魔力を過剰に循環させ、自身の潜在能力以上を発揮するもの
この名前自体は最近になって学会で正式に決められ、普及し始めたものである
それまでは魔術の使い手自体が極稀にしか存在しなかったために、そもそもその存在を知るものがとても少なかった
ちなみに魔術が学会に認知され、広く知られるきっかけになったのは、未来の夫探しの旅で各地を巡っていたアンナだったりする
*三大魔力機能障害
魔力には大きく安定、循環、発散の3つのプロセスのもと制御されるとされ、それらの機能が不全である人は魔力障害と言われる
最も重要なのは安定機能であり、この機能障害であった場合、6歳ごろから症状が深刻化し多くが10歳になる前に死ぬ
高魔力持ちはほぼ全員が循環障害であり、体が貧弱になる傾向にある
発散障害は魔力を体の外へ送り出すことができないために魔法を使えない
三大障害とはいうものの、安定障害以外は別段命にかかわることはなく、また循環障害はごく普通のものである
*ハリスト皇国
ユヌたちの居る国
初代皇帝クリストフ・ノワールが小国統一を果たし、建国した国
300年ほどの歴史を持つ、比較的新しい国
西側と南側が海に面しており、国家元首たる皇帝が居を構える皇都は西岸の港町である
*ユヌたちがいた村
ハリスト皇国では村単位には名前がついていないことが多く、そのため名無し村である
あえて区別するなら「山間の奥にある村」とかになる
この村出身の神父が教会を立てたので、村のくせして教会を持つ特異な村
*シエラ聖教国
この世界最大の宗教国家、ハリスト皇国の北東と国境を接している
自信の国教であるシエラ教は、多くの国の国教でもあり、各地にある教会はまずシエラ教のものと思って間違いない
かつてこの世に顕現し実在したという聖シエラを中心に、様々な神をたたえる一神教的多神教
教えは「貴方の行為は全てシエラが見ておられる」
善行は正しく評価され、訳あっての悪行は多少ならば見逃してくださる、清く正しく在れ、というものである
*天
この世界がある惑星の環
この世界には月がなく、代わりにこの天が夜空を彩っている
地上から見ると白く輝く1筋の線となっており、夕方と朝方は特に光を帯び、美しい景色を作り出している
なお、深夜は星の影になっている部分で大半を閉めてしまう
*日時について
1日は24時間、1時間は60分、1分は60秒だが、平民にはこの時間の考え方は普及しきっていない
曜日は、日・天・火・風・水・土の6日、それが5週間あって1節
1年は12節と1日で361日ある




