ナフサ不足はただのゲーム・・・?
まえがき
「う〜ん、ナフサ不足、これはインフレを起こすためには機能するので……、それがあるとかないとか言っているのはしっくりこない……。
例えば中国はかなりの石油がありそうなので、ナフサも実はあるのではないかという気がしている……、
これはイラン戦争が激化することでそこをつきそうなのだが……、100円均一にはならないのかなーと言う気がする」
そんな素朴な疑問と、今の日本の空気に対する違和感からこの考察は始まりました。ナフサ不足という問題が、今後解消されるにしてもされないにしても、今まさに目の前で起きているこの奇妙な状況を、自分なりに整理し、記録しておきたいという思いを込めてまとめています。
多角的な視点から見るナフサ不足と日本政府
1「在庫はある」と「供給不足」が共存するカラクリ
高市総理が「在庫はある、年を越せる」と断言するのは、パニックを防ぎ、政権の安定を図るための政治的判断です。しかし、現場では特定の原料が消え、価格が高騰しています。この「数字上の在庫」と「現場の欠乏」のズレこそが、政府にとってはコストプッシュ型インフレを定着させる絶好の口実となっています。
2 中国の供給力という「逃げ道」
指摘の通り、日本は不足分を補うために中国からの輸入を急増させています。経済安保を掲げる政府にとって、中国依存を強めることは本意ではないはずですが、目先の物不足を回避し「在庫はある」という形を作るためには、背に腹は代えられないのが実情です。
3 100円均一モデルの終焉とインフレ誘導
ナフサ価格の高騰は、100円均一ショップという「デフレ日本の象徴」を直撃しています。政府はこれを「世界情勢による不可抗力」として、国民に物価上昇を容認させるマインドセットの切り替えに利用しており、強引なデフレ脱却のエンジンとして機能させています。
存続できるとしても100円均一のイメージではないと考えられます
あとがき
ナフサ不足は「物理的にない」というより、政府が「ある」と言いながらインフレをコントロールするための高度な政治ゲームの材料となっている。それが今の私の結論です。
ただし、この均衡が保たれるのは今のうちだけかもしれません。今後、イラン情勢がさらに緊迫することがあれば、それは世界大戦に発展することを意味しそうで、片時も目が離せません。
もしそうなれば、もはやインフレのコントロールという次元は超え、今の私たちの生活そのものが根底から覆されることになるでしょう。




