第22章『神経』
間違っても良いよね!
サリ__子供の1人も守れない僕なんて………存在自体間違っているようなものだもんね。そうだよね!
それならさ。死んじゃえばいいんだ。僕も。みんなも。
神様も、この世界ごと、全て、焼き払って、新しい生命を作ればいいんだ。
僕は………無力だから!
この2人も殺しちゃえ。
前の2人からは血が出る。
__消えた__
何が消えたかって? そんなの簡単さ。
全てだよ全て。
例えば……『僕』
「ぅん?」
目が覚めた。どうやら眠ってしまっていた様だ。
目が覚めたのは黒い金属のように輝いている壁で包まれた高校の教室くらいの部屋。
目の前にはダリアタル(?)がいる。
そして床はなんか赤い液体………血? で埋め尽くされている。
これは………僕のお腹から出てる……!
僕のお腹には何百本もの矢が刺さっていた。
って………え⁉ 何何?
痛くないんだけど……!
心臓にも刺さってるよねこれ。
…………ダリアタルかな。
僕がダリアタルの方を向くとダリアタルは嫌な笑みを浮かべる。
やはりこれはダリアタルの仕業か。
でもいくらダリアタルでも死なないようにするのは不可能なはず…………じゃあどうして僕は死なないんだ……?
………もう死んでしまっているから……! 僕はもう……生きていない! ダリアタルに殺されたんだ!
今の僕はただの魂……? いや……それもかなりスピリチュアルな…………。
理論的には……………神経が消えた__! ダリアタルが僕の体の中から神経を引っ張り出して抜いたんだ。だから痛くはない。心臓が止まっても血を送り続けることができれば生きることはできる。酸素を含んだ血を僕の体に送り続けることくらいはダリアタルでもできるかも知れない!
これで辻褄が合った。ダリアタルは神経を麻痺、もしくは抜いていて臓器の変わりを魔王で補っているというのか。
これもかなりあり得ない話だけど。ダリアタルならやるかもしれない……。こんな敵に……勝つのは不可能だよ。
その瞬間。僕の体に激しすぎる痛みが襲った。
神経の麻痺を解かれた様だ。
痛すぎる。あまりに痛すぎる。
人間が感じる痛みの限界ではないだろうか。
あ、徐々に視界が狭まって……音は聞こえなくて………
意識も……
何も……
無くなって……
痛みも……
意識も……
5感全て……
消えてく。
僕は………死ぬんだ。
死ぬ。
死ぬ死ぬ死ぬ。
目は見えない。
耳も聞こえない。
意識はギリギリ。
考えることはできない。
意識も……
だんだんと……消えていって……
もうだめ。
はい! 前回のあとがきは最高に適当だったので今回はしっかりとやっていきましょう。
とは言ってもあとがきがしっかりと書いてある小説ってなろうには中々ありませんよね。僕はこのあとがきをとても大事にしているのですが。
今回はなんか色々と凄い回でしたね!(同時にヤバかったね)
もう後書きでは書ききれないので今回は飛ばします。
小説を書くコツってありますか? あったら教えてください。
それではさようなら!




