第17章『推理』
僕らはその後連盟の建物に戻った。
「では、ダリアタルを倒した報酬は渡す」
「どうも!」
「ありがとうございます!」
「おなじく」
「ただその前になぜ形跡が残っていないのか、それを解明したい」
「たしかにな……」
「でも形跡を消したところで何かダリアタルにメリットはあったのかしら……?」
「……時間稼ぎか?」
「それもあり得るわね」
「ウ~ン? 俺は違うと思うな」
「それはどうしてだ」
「そんなの時間稼ぎして何か意味あんのかよ?」
「今はその意味が何なのかって事を話し合ってんるんだよ」
「まあそうなんだけどさ……」
「僕は時間稼ぎだと思う。ただダリアタルが死んだなら形跡を消すのは不可能だから誰か別の人が消したんじゃないかな……?」
「なるほど……」
「ん……ちょっと待って。それならどうして時間稼ぎをする必要があるの?」
「それは僕らを王城の都から出さない為……」
「って事は……」
ん……? この話、おかしい……! で本当に辻褄が合うのは………そんな……まさか………!
「違う! ダリアタルは……生きている!」
「は?」
「私達がついこないだ倒したばかりじゃない」
「でもその時死体はなかった!」
「でも大量の血があったわよ。あんだけ体から血が出れは流石に死ぬわよ」
「あれが血かどうかもわからない!」
「ぁ………」
「ダリアタルは……逃げた」
「そしてそれで形跡が残っていなかった………」
「さすがのダリアタルでも形跡のコントロールはできんのだな」
これで完璧に辻褄が合う。あとは魔王城で待ってればいつか僕らが来て魔剣を奪える………ってダリアタルは僕らが魔王城に行くことを教えていない……! ってことは知らないんだ! それなら1番手っ取り早いのは………僕らをダリアタルの方からあえて潰しに来る事………………………
「また来たのぅ! リベンジだのぅ!」
僕が、この都に来る! と言おうとしたその瞬間だった。ダリアタルが、何千ものモンスターを連れてやって来たのは。
「間に合わなかった!」
「ダリアタルの目的は何なんだよ!」
「僕らどころか………この都すべてを壊すこと!」
「そんな………」
「戦うしか残されてないんだ! 今の僕らには!」
「っく………」
「……行くわよ」
「だな!」
「もう慣れてきたよ」
「ではわしも参加させてもらう!」
「おやおや。仲間を増やしたのぅ。ただ何人だって一緒だのぅ!」
今度は街中に剣士や騎士や魔法使いがいる。ただ1番この中で強いのは弓師だろうか。
プロの弓師は200mくらい離れた飛ぶハエにさえ矢を当てることができる。
魔法よりも強い。
これにて2度目の僕らとダリアタルの対決が始まった……!
はい! 昨日は投稿できずにごめんなさい!
実はですね、小説は書いたんですよきっちりと。で、
「よ〜し。あとは投稿するだけ〜」
ってタイミングで予約連載で普段は今日の23時にするんですけど、間違えて1週間後の23時になってしまっていたんです。
ですがもう投稿されているはずなので是非読んでください。
これからもガトの伝記、応援してください!




