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あとがき
はじめましての方も、お久しぶりの方も――ご覧いただきありがとうございます。
本作『深愛』は、かつて携帯小説として綴った物語を、今あらためて“ライト文芸”というかたちで再構成したシリーズです。
1巻では、美桜と蓮、それぞれの孤独や葛藤が交錯する「出逢いの物語」を描きました。
どこか壊れそうで、でも必死に立っている美桜に、蓮がどう寄り添っていくのか。
言葉の一つひとつ、視線の温度、沈黙の裏にある想い……そうした“間”を大切に書いたつもりです。
再執筆にあたっては、当時の読者の方々がくださった感想や応援の言葉を何度も読み返しました。
あの頃の思い出に支えられながらも、今だからこそ届けたい表現を丁寧に選びながら、物語をもう一度紡ぎ直しています。
彼らの「深愛」の旅は、まだ始まったばかりです。
続く物語も、どうか見守っていただけたら嬉しいです。
白川桜蓮




