表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/16

00話 プロローグ

ステータスの語句を変更しました


帯戸六郎おびと ろくろう、26歳、独身、趣味 読書、ゲーム


大卒から一般企業の社会人やって、ようやく仕事を余裕持ってこなせるようになってきた途中だった。

何度も行ってる外回りから会社に戻る途中、ちょっとコンビニでも寄ろうか、とか息の抜き方を覚えてきた頃の会社へ戻る道中、

ちょうど無数にある雑居ビルの一つを通りすがった時、 ―ガタンッッ!!!― と、かなり大きい音がした。

音の出どころは上だとわかったので、見上げると、「雀荘 トイトイ」の文字が間近に迫っていた。


「あ…」


これが俺の最後に発した言葉だった。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


気がつけば水の中にいるような浮遊感を感じ、自分の周りを見てみれば真っ暗闇のようなのだが、明るさはしっかりとある不可思議な空間の中で浮いていた。


(ん...? 俺..死んだよな...?)


最後の記憶は看板が目の前に迫ってきてるで終わってるのだが....頭に喪失感みたいなものが残っているので間違いはない......はず。


(まさか...異世界転生?)


もしかして自分はあの何度もラノベで見てきた異世界転生へと足を突っ込んでいるのだろうか?

何もわからず、期待と不安を織り交ぜながら

ふわふわと浮いていると、


『転移候補者:《オビト ロクロウ》ですね?』


声がした方向に意識を向けるとそこには、金髪碧眼色白、あの泉の女神よろしくな姿をした THE・女神 がいた。


『転移候補者:《オビト ロクロウ》 ですね?』


ありえんくらいの美人ではあるんだが、機械質な声で質問を投げかけてくるのがなんとも不気味だ。


(転移候補者?なのかは知らないが、帯戸六郎は俺だな?)


そもそも転移候補者?あれ?俺って死んだんじゃないの?転生でもなく転移って?


『転移候補者:《オビト ロクロウ》を確認。あなたは無差別に選出した【ニルヴァリス】へと転移させる中の一人として選ばれました。』


え、なんか応募してない抽選に当たったような感じですごい微妙な気持ちなんだが...てか俺死んでないの?


『あなたをこれより【ニルヴァリス】へと転移させます。あなたは来たるべき厄災を退ける一人としてこの地に降り立ってもらいます。』


なんか否応無しに話が進んでいくんだが...ニルヴァリス?厄災を退ける一人? 何人か異世界行きがいるってこと?

何もわからんので、とりあえず質問してみる。


(その...ニルヴァリス?てところで厄災?を退ける一人ってことは俺以外にも誰かいるんですか?)


『転移は人里の近くになります。厄災は【ニルヴァリス】各地で起こり、世界は破滅へと導かれることになります。あなたは厄災を退ける一人として厄災を発見、対処し、大いなる厄災の出現を止めていただきます。』


なんか質問はスルーされたし、大いなる厄災とか

いう新しいワード出てきてるんだが。


(あの!! 厄災ってなんですか?見てすぐ分かる

感じですかっ?)


『それでは、転移候補者:《オビト ロクロウ》の

転移、処置を開始します。』


おい!!! 機械的すぎるだろ!!! めちゃくちゃ

大事な事をスルーで済ますんじゃねぇ!!!!


『厄災への対処にあたり、候補者達には特別な

スキルが与えられます』


は??スキル??まさかよく見るようなゲーム  みたいな世界なのか...??

そうするとすぐに目の前が光に包まれていく...。

なんかもう送られるくね?!!


『《オビト ロクロウ》の転移に際し、ニルヴァリスでの活動処置......完了』


『《オビト ロクロウ》へのスキル譲渡...完了』


『《オビト ロクロウ》のニルヴァリスへの適合...

完了』


すごい勢いでろくな情報もないまま異世界に放り出されそうなんだが!!!


(最低限ッ!! 質問の応答ぐらい受付けろやぁぁぁぁぁぁ!!!!!!)


『転移候補者:《オビト ロクロウ》の転移、処置を完了します』


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


目の前を埋め尽くしてた眩しい光が弱まっていくと、次第に体に重力がかかっていき、あの不可思議な空間からあの女神?が言っていた、ニルヴァリスへと転移が終わるのだろうと勝手に解釈する。

周りを確認してみると、大自然があふれる森の中だと気づく。


あの機械野郎..マジで異世界に放り出しやがった....詳しい説明も何もなしに!!!!


(え、どうすんの...??厄災ってのがどんなのかもわからんし、人里の近くに降ろすとか言われたけどどっちに歩いてけばあるのかわからんし....)


あれ...?お先真っ暗過ぎない...?


(いや、そもそも俺どうなってんの?)


そう、俺は死んだと思っていたのだが〝転生〟ではなく、〝転移〟と言われたのだ。

ここの違いかなり大事じゃないか?


(とりあえず自分の状態が知りたい...ハッ!!もしかして、〝アレ〟ができるんじゃ..?!)


あの機械質女神はスキルが何だと言っていた。

つまり、この世界は俺が読みまくった異世界系の

ラノベのような〝アレ〟があるかもしれない!!

それでは、様々な諸先輩方に習いまして..


(ステータスオープン!!)


すると、目の前にウィンドウが現れる。


(マジ??本当にでてきたぞ!!)


とりあえず自分の状態だけは把握しておきたい。


オビト ロクロウ Lv1

種族:デュラハン

HP:50 MP:25 SP:60 DF:46 AT:10  AGI:30


スキル

鑑定Lv1 瘴気変換 瘴気吸収Lv1


EXスキル

焚べる者〈30〉


おぉ、マジでゲームみたいなんだな......ん...?種族がデュラハン???

人間じゃない??なんで??

恐る恐る自分の頭に手を伸ばしてみると、

手が―スカッ―と空を切った。

不定期投稿です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
異世界転生まで非常にスムーズなのが良いです。 そして転生したと思ったら、 デュラハン、う~ん、これは色々と厳しい!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ