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WHITE ZONE 白の聖地  作者: 星原 若史
序章 混沌と絶望 
1/2

#1 黒と白の兄妹

西暦2060年、ここ日本の土地は枯渇していた。

変わり果てた故郷は、昔の面影一つ残してはいない。

昔、今から15年前までは自然も人々も溢れかえっていたというのに。

全ては、あの科学者の提案から始まった。



2050年8月10日

私は見つけてしまった――――。

ゆくゆくは、この世界と天国を繋ぐ楔になるだろう。

だが、これは賭けだ。奴らがこの土地を喰い尽すが先か、あるいは我々人類が呑み尽すか、だ。

どのみち背に腹は変えられんが…。この地球を滅ぼす鍵の一つになるやもしれん。

足掻いてみせる。今は亡き仲間との約束を果たす為にも―――。


首都東京の某研究所 とある科学者の手記


「はぁ、ねえイササギもうあたし疲れたよぉ~。少し休もう?ねっ?」

「・・・。」

旅人のような格好をしたイササギという男。そして、その後ろには齢17程度であろう少女が気だるい雰囲気で付いていく。

「ねぇねぇ休もうってばぁ~。」

「・・・しつこいぞ、これで何度めだと思ってやがる。お前のせいで日が暮れちまいそうなんだぞ。」

「いいじゃん、別に。」

「よくないから言ってんだろう!?」

怒鳴るイササギ。少女は「うわぁ」と間抜けな声を上げて地面に尻もちをつく。

「ここは汚染地!!お前もラボのデータで了承済みならこの現状を少しは察しろ!」

「だってこんなに長い時間歩くとは思わなかったんだもん。」

上目使いでイササギを見つめる少女。

「・・・やはり一人で来るべきだった。」

高貴な服装をした少女とボロボロな服の男。遠巻きから見たら、盗賊に絡まれているようにしかみえない。

「ほら、行くぞ。ここでぐずぐずしてる暇はないんだからな。」

「そんなぁ~。」

「駄々こねても無駄だからな。」

ぐい、と男が少女の袖をひっぱり無理やり立たせようとする。

「ちょっとアンタ。」

「あ?何か用か…ッぐお!?」

話しかけられ振り返ったその瞬間、イササギの頬に思い切り振りかぶった拳がクリーンヒットする。

殴られた勢いで少女の袖を離し、地面に体を打ち付け、痛みにより渋い顔をして振り返る。

「づっ…テメェ、何しやがる……!!」

自分を殴った人間を鋭く睨む。その目には殺気すらをも帯びていた。

「フン。そんなか弱い女の子一人襲ってなにをしようというのよ。この変態がッ!!」

「はぁ!?何言ってん…ごぼぁぁ!!」

言い終わる前にイササギの鳩尾に手刀を入れる勇ましい風の女。

「ガ…ぐっツゥ…。」

地面に倒れこみ、思わず声を上げる。いつの間にか集まった野次が「いいぞもっとやれ」「ざまぁみろ変態め!!」「このロリコン!」などと女を称賛したり、あるいはイササギを罵倒するかの様な言葉が浴びせられる。

「いい様ね。…そこの貴女、大丈夫?怪我は無い?何も盗られてない?」

「…あ、はい。別に命より重いものも盗られてないですケド…。」

いきなり起きた事に、茫然としていた少女に手が差し伸べられる。

「さ、行きましょう。貴女、名前は?」

「あ、え、えぇと…コーフォネーム、コオロギです。」

よほど緊張しているのか、噛むはずの無い単語を噛んでしまうコオロギ。

「へぇ、私は碇谷尚乎(イカリヤショウコ)。…って、え?コードネーム?貴女、何者…」

なの?と聴き終わる前に背後から感じた圧倒的な悪寒に硬直してしまう。

「オイ、人が下目にでてりゃいい気になりやがって…この糞アマが……!!」

先刻、もがき苦しんでいた筈の男が立ち上がっていた。

その足元からは黒煙のようなモノが立ち昇り、イササギの腕や足などを包み込んでいた。

「っ……!!?アンタ、ただの変態じゃないのね…!」

「さっきから聴いてりゃ、初対面で他人のことを変態呼ばわりするわ、殴打するわ…いい加減にしろよ…?」

黒煙が、闇がイササギの影から勢いよく吹き出し周囲を黒に染め上げる。

ボロボロの服のフードを着ているためその表情は窺えないが、恐らく顔は怒気で覆われているだろう。

(なに…この男…!?本当に人間なの…?)

威圧感と男の発するオーラに気圧され、その場から動けなくなる。背中からどっと冷や汗が流れだす。

騒いでいた野次馬達も、恐怖を感じその口を閉じて息を呑む。

「あー…ええと碇谷さん、凄く言いづらいんだけどね。」

その言葉に、コオロギの方を向く碇谷。

「あの、イササギは…私のお兄ちゃんなんだ…。」

「…っへ?」

碇谷は呆気にとられ、男の方を向く。

そこには、白髪長髪の美形の男が仏頂面をして目の前に立っていた。

こんにちわ。星原若史です。

今回初めて投稿しました。即刻書き上げにもほどがある位早く書けました。

手抜きです。同じ表現ありまくりな気が…。

今度からは気をフル稼働して描きたいなぁ…。挿絵なども描きたいし…。


因みに分かりづらいですが、主人公は変たi…じゃなくて、イササギさんです。

顔見ないとおっさんにしか見えません。カッコいい設定だけどフード被ってちゃ意味無いよね。顔だしてりゃこんな事にならなかったかもしれないけどね。ね。

今回やられっぱなしのいわれっぱなしでグダグダだったイササギさんも、次くらいから活躍するのかな…させようかな…。


次もグダグダになると思いますが、どうぞ宜しくお願いします。

では、ここまで読んでくれてありがとうございました!!

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