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354、魔術レベルアップの効率 (9/5)

おはようございます、今日もダンジョンの中はいい天気です!

今日はダンジョンに来ている。


箱庭の中は雨降った事ないけど、ダンジョンの中も雨とか降ることないのかな?


そんな事を考えながら、今日は一昨日、緋の閃光と進んでいたダンジョンの続きの階層を進んでいるところだ。


今日はダンジョンを探索中……というのも、まだ欲しいものがあるからレベルをもっと上げてきてと送り出され違うことをしようかと思っていたのだがそれは延期してダンジョンに来ている。

キノコの家を作った時に、ジオが設計図を描いてくれていたお城が建てれるだけの資材が集まったか見てみたのだが、もう建てられそうなのだ。

今日はそちらをしようかと思っていたのだが……まぁ、予定は未定って言うしね?


この8階層は海沿いに陸地が続いており、船が無くても大丈夫そうだ。

その陸地である砂浜を次から次から襲いかかってくる魔物(イプピアーラ)を倒しながら進んでいる。


今日は残念ながら1人行動だ。本当はゼンにブルーモンキー()を貸して貰えないか尋ねるつもりだったのだが、今日は箱庭の家には帰ってこなかったのだ。



昨日はおやつを食べ終わっても、晩御飯を食べ終わってもコンラッド様は落ち込んだままで、励ますのが大変だった。

そこを救ってくれたのはゼンだった。

さすが年の功……とか言ってたら怒られそうだけど、アハハ

私達が何を言っても立ち直る事が出来なかったコンラッド様に、ゼンが軽く話しかけただけで、コンラッド様は元気になっていた。

なんと言ったのかは、耳元で話していたので聞き取れなかったが、あんなに一瞬で元気にさせるなんて本当に凄いと思う。

その後、元気になったコンラッド様とお酒を飲み始めて、晩御飯を食べ終わると、コンラッド様の屋敷で飲み直すのだと出かけて行ったまま、今日は会っていないのだ。


ゼンは魔法の事にしか興味が無いのかと思っていたが、そうでも無いらしい。

コンラッド様とは領地経営や領土の防衛、兵の訓練方法等についても話しているそうだ。

それから最近は箱庭で採れる野菜や果物を箱庭の外、つまりペルカの領地内でも育てられないかの実験にも参加しているのだとか……

てか、箱庭で採れる野菜をペルカの街でも育てようとしていたなんて、そんな事をしてたんだ!と聞いた時にはかなり驚いた。

というのも、サンちゃんに聞いた話なので、あんまり詳しい話は分からないのだが……まぁ、とにかくゼンは色々と興味のある事が増えており毎日楽しそうに出かけているようだ。


ちなみに、ゼンのずっとつづてけいると言っていたあの実験、行き詰まって、いい案も出てこないので中断しているようだ。

ホムンクルスの体に移ることは出来ないが、変身ポーションがあるので、何かいいアイデアを思いつくまでは休止するそうだ。

そもそも本当に今の体から魂を抜き出してホムンクルスの体に移すなんて、出来るのかが謎な事をしようとしていたのだから行き詰まっても仕方ないよね……



そういえば、サンちゃんとランちゃんは今日からダンジョンに行くのだと張り切っていた。

やっと魔物狩りやダンジョンに行く気になったようだ。毎日魔術の練習をしていたから、やっと納得のいくレベルまで扱えるようになったのだろう。

行くと言っていたダンジョンは、海底ダンジョンではなく、私がクレイと以前行っていたペルカの近くのDランクダンジョンだ。

あそこが今はCランクダンジョンと名前を変え、また冒険者が入れるようになっているそうだ。

私達が行った時に、16階層が新しく出来たようだが、あの後冒険者達が調べたところ他の階層に出てくる魔物の種類やレベルにはほとんど変動はなかったようだ。

14階層、15階層に出る魔物だけ少し以前より強くなっていたようだ。

急に各階層の魔物が強くなったり、レベルが変わったりして無いと確認されてからは、14階層から先の階層は以前よりレベルの高い魔物が出ることを周知したり、ダンジョンに入る冒険者に気をつけるよう伝えて開放しているようだ。


あそこは美味しい食材をドロップする魔物がいっぱいいたから、お土産が楽しみだ!


ちなみにサンちゃんとランちゃんの従魔達は一緒では無いようだ。

従魔達は疾風の牙と海底ダンジョンの深い階層の攻略の続きに向かった。

サンちゃん達は魔物と戦うのも久しぶりだし、以前外へ一緒に出た時にもかなり不安そうにしていたので少し心配になり、別行動で大丈夫か聞いたのだが、従魔達とはだいぶレベル差も出来てしまっているので、地道にレベル上げをしていくから、別の方がいいかもとのことだった。魔物と戦うのも久々だから多少緊張しているが、Bランクの魔物とも戦えていたくらいなので、最初はEランクの魔物しか出てこないダンジョンなら大丈夫だろうと言っていた。そこで慣らしてから進むのだろう。

従魔達が一緒だと、強い魔物と戦いたい等と言われたら困るということだろうか……?

サンちゃんもランちゃんもレベルはまだ50ちょっとくらいのようなので、ランクがAやSに分類されるような魔物と対峙させられるのは正直しんどいのだろう。

でも、元々ステータスの高い体なので、魔物と戦うのにもすぐに慣れそうだよね。

ついて行こうか?とも尋ねたが、大丈夫たと言っていた。



それにしても……


「はぁ……ドロップ品拾うのめんどくさーい……」


倒すのは、まだそんなに強い魔物が出ない階層なので、魔法を放って倒しているリオからすると簡単なのだが、あちこちに散らばったドロップ品を拾って回るのは手間なようだ。


「早く虹彩属性のレベル上がらないかな……?」


虹彩属性のレベルが100まで上がれば、リオも召喚魔術が使えるようになる。

そうすれば、召喚した魔物にドロップ品の回収を頼めると考えているようだ。


「そういえば……」


光属性魔術であるレーザービームを襲いかかってくる魔物(イプピアーラ)に次々と放ちながらふと思い立つ。


~レーザービーム~

直線状に光を放射し、その光が当たった敵を殲滅する。


虹彩属性は光属性の上位魔術なのだが、虹彩属性魔術のレベルは光属性魔術を使っていても上がっていく。

なのでついつい使い慣れており、使いやすい光属性魔術ばかり使用していた。

だが、虹彩属性のレベルもだいぶ上がり、レベルによって使えるようになる魔術が増えて来ている今なら、使いやすくて、もっと属性レベルの上がりやすい魔術もあるのではないか?と思い立った。


「魔術の練習あんまりできてなかったからなぁ……」


いつも箱庭の人達は魔力が切れても大丈夫なように、夕食の後に練習をしているのだが、リオはその時間、ポーションを作ったり、魔法鞄(マジックバッグ)を作ったり、エアロのネックレスを作ったり、付与用のアクセサリーを作ったりと他の事をしている事が多い。

昼間出かけていたり、違う仕事を頼まれていたりで出来ない分を夜にしている為、レベルは上がって新しく使えるようになっている魔術は多いのだが、使いこなせるように試してみる時間がなかなか取れなかったのだ。

ということで、


「試してみるかな!!」


まずは今使っている光属性魔術を回数を数えながら魔物(イプピアーラ)に放つ。


属性のレベルアップ音がなるまでの回数を比較するためだ。


「ふぅ……1000ちょっとか……」


光属性魔術の中でも、使いやすく愛用しているライトクロスを連発していたのだが、かなりの回数使わなければ属性レベルが上がらなかったようだ。


~ライトクロス~

十字の形をした光の光弾を打ち出す。

魔力量やイメージにより数が増える。


「んじゃ次は、虹彩属性の……」


何の魔術を使おうかと、考えるが光属性は攻撃魔術が多いのに比べ、虹彩属性は攻撃魔術ばかりではなく、相手の戦意を喪失させる術や、光で目を眩ませる術、恐怖心を消す術や、相手の魔法を中性化し効力を打ち消す術等、支援系の魔術が多い。


「んー……あ、いいのがあるじゃん!……よし、行くよー!プリズムショット!」


~プリズムショット~

虹色の弾丸を作り出し、対象を攻撃する


ゼンから貰った知識から丁度いい術を見つけたようだ。

次々と現れる魔物(イプピアーラ)に、今度は虹色に輝く魔術の(たま)をどんどん放っていく。


「これ、初めて使ったけどめっちゃ綺麗ー!」


魔術で作られた弾が虹色に輝いており、飛ばすと虹色の尾を引いて飛んでいく。その様子に、凄くいい感じだとご機嫌だ。


光属性魔術のライトボールよりも威力も強く弾丸の大きさも大きいようだ。

ライトボールの上位互換という感じだろうか。


ライトボールやライトクロスが効かない時にはこっちを使って見るのもいいかもと、まだ試していなかった魔術を使ってみていい感じだったことに気を良くして順調に倒していく。


8階層、9階層と進んでいると


「お!上がった上がった!あー……虹彩属性魔術使った方が属性レベル上がるの早そうだな……しかも倒すのも早いから早く進めるし」


慣れているからと使いやすい光属性魔術を使っていたが、さすがは上位属性だ。レベルが上がるのもこちらの方が早いようで、使いやすい虹彩属性魔術もあったのに確認しとけばよかったと、効率を考えると無駄なことをしていた事にショックを受けるのだった。


ラン:あー、緊張するー

サン:久々だからな

ラン:そうそう、前は従魔もいたしな

サン:Dランク……いや、今はCランクダンジョンか、最初はEランクの魔物ばかりだと言ってたし大丈夫だろう

ラン:うん、だよな!

サン:それにしても、ゲートの設置場所…

ラン:あー、ダンジョン都市みたいになってるけど、買える家は無くて、宿だけなんだって

サン:あぁ、そういう事か

ラン:そうじゃなければ買ってるだろ、リオのことだから

サン:そうだな、かなり稼いでるもんな

ラン:日本にいたら大富豪って言っていいレベルでな

サン:間違いないな

ラン:あ、なんか出てきた!

サン:うわ、気持ち悪っ

ラン:でも倒すのはめっちゃ簡単だな!見て瞬殺!

サン:そうだな…ダークワームか…

ラン:サンちゃん苦手?

サン:見た目がちょっとな

ラン:確かにちょいキモイな

サン:魔法使えるようになってて良かったよ

ラン:うん!マジで魔法使ったらサクサク進めるな!オラオラオラオラァ

サン:リオが魔物と戦うの平気そうにしてたわけだな

ラン:うん、これ経験したらな、ちょースカッとするわ

サン:魔法ばかりに慣れすぎるのも強い魔物に対応出来なさそうだから、接近戦も練習する?

ラン:うん、でもこれ楽しいから、もうちょい魔法ぶっぱなしてていい?

サン:うん、俺もやる!





いつも読んでくださりありがとうございます!


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