表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
29/47

第二十八話 オーガキング

第二十八話 オーガキング


 リリスとバンガは森の奥へ駆ける。


◇◇◇


 途中。


◇◇◇


 折れた大木。


◇◇◇


 踏み砕かれた岩。


◇◇◇


 巨大な足跡。


◇◇◇


「今までの魔物とは比べものにならない……」


◇◇◇


 バンガが険しい表情で呟く。


◇◇◇


 その時。


◇◇◇


 ズシン。


◇◇◇


 ズシン。


◇◇◇


 重い足音が森中へ響いた。


◇◇◇


 木々を押し倒しながら。


◇◇◇


 一体の巨人が姿を現す。


◇◇◇


━━━━━━━━━━


オーガキング


━━━━━━━━━━


Lv50


━━━━━━━━━━


◇◇◇


 身長は五メートルを超える。


◇◇◇


 全身は岩のような筋肉に覆われ。


◇◇◇


 巨大な棍棒を片手で軽々と担いでいた。


◇◇◇


 鋭い牙。


◇◇◇


 真っ赤な瞳。


◇◇◇


 圧倒的な威圧感が周囲を支配する。


◇◇◇


「これが……オーガキング!」


◇◇◇


 バンガは弓を構える。


◇◇◇


「援護する!」


◇◇◇


「お願いします!」


◇◇◇


 リリスはアースタートルの大戦槌を両手で握る。


◇◇◇


 オーガキングが咆哮した。


◇◇◇


「ゴアアアアアアッ!!」


◇◇◇


 次の瞬間。


◇◇◇


 巨大な棍棒が振り下ろされる。


◇◇◇


 ドゴォォォォン!!


◇◇◇


 地面が大きく砕けた。


◇◇◇


 リリスは横へ跳び、間一髪で回避する。


◇◇◇


「速い……!」


◇◇◇


 見た目以上の俊敏さだった。


◇◇◇


 バンガの矢が放たれる。


◇◇◇


 ヒュン!


◇◇◇


 だが。


◇◇◇


 オーガキングは腕で軽く弾き飛ばした。


◇◇◇


「やっぱり普通の攻撃じゃ駄目か……」


◇◇◇


 リリスは深く息を吸う。


◇◇◇


 この一か月。


◇◇◇


 毎日振り続けた大戦槌。


◇◇◇


 そして。


◇◇◇


 戦槌術Lv5で習得した新たな戦技。


◇◇◇


━━━━━━━━━━


戦技アーツ


震撃


━━━━━━━━━━


◇◇◇


戦技アーツ――」


◇◇◇


「震撃!!」


◇◇◇


 ドォォン!!


◇◇◇


 大戦槌が地面を叩く。


◇◇◇


 激しい衝撃波が地面を走り。


◇◇◇


 オーガキングの足元を揺らした。


◇◇◇


「ゴァッ!?」


◇◇◇


 体勢が崩れる。


◇◇◇


「今だ!」


◇◇◇


 リリスは一気に踏み込んだ。


◇◇◇


 大戦槌を頭上高く振り上げる。


◇◇◇


 全身全霊の一撃。


◇◇◇


 ズドォォォォン!!


◇◇◇


 戦槌がオーガキングの胸へ直撃した。


◇◇◇


 凄まじい衝撃。


◇◇◇


 巨体が大きく吹き飛ぶ。


◇◇◇


 しかし。


◇◇◇


 オーガキングは片膝をついただけだった。


◇◇◇


「まだ立つの!?」


◇◇◇


 これまでの強敵とは格が違う。


◇◇◇


 オーガキングはゆっくりと立ち上がる。


◇◇◇


 怒りに満ちた赤い瞳がリリスを見据えた。


◇◇◇


「ゴアアアアアアアッ!!」


◇◇◇


 森中を震わせる咆哮。


◇◇◇


 リリスは大戦槌を握り直す。


◇◇◇


「本当の勝負はここからだね!」


━━━━━━━━━━


第二十九話へ続く


━━━━━━━━━━

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ