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仕事猫ニャゴロー  作者: どてかぼちゃ
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205/218

吾輩は今回もチョイ役である。


 ―― ニャー吉の日記 ――


 病院へ囚われの身となって早一週間。

 公園が恋しい。

 

 職住は満たされるも、衣はハッキリ言って迷惑。

 それにこの首輪はなんだ?

 おっもいし後ろが全く見えない。


 オイラは今、道化師のような恰好をしているのだろうな。

 現にニャン吉やニャン太郎はぶっりぶりでひっらひらの服を着せられている。

 今の自分もあんな感じだと思う。


 それに服を着ていなければ頭部意外全身裸なのがまた滑稽だ。

 まるでここのメス主人(病院マダム)が買ってくる調理前のチキンではないか。

 まぁ、非常にウマいのだが……

 ※この病院における毎日の食事はあり得ない程豪華


 そもそもだ!

 どうしてこうなったのだ?


 ゴン太くんを揶揄っている途中でニャゴローが目に止まり逃げ遅れたのは確実。

 そのせいでパニくって進む方向を間違えた。

 そこで暴君の新井君が……


 それにだ!

 メス主人に捕まって次の日ぐらいには病院からの脱出に成功したハズ。

 直後公園で偶然出会ったニャゴローに包帯がほどけているとの指摘をされた。

 巻き直してあげるっていうからノコノコついて行けばそこは病院だったし。

 中から直ぐにメス主人が出てきて速攻捕まったな。

 

 きっとニャゴローのヤツはオイラを売ったんだ。

 その証拠に奥の部屋へ連れていかれ、歓喜の鳴き声を上げてたし。

 しかも相当な時間……


 たぶん相当なご褒美をもらったんだろうな。

 まったく羨ましい。

 注:かさぶたが張り付いたガーぜをジワジワ剥がされていた


 そもそもアイツはいつも言っていた。

 需要があれば供給するのが商社の務めと。

 お前ネコじゃん……


 今はまだ全快していないから大人しくしているが覚えておれよ。

 きっと仕返しをしてやるからな!

 

  

 こうしてまたしても言われのない濡れ衣を被せられるニャゴロー。

 なんとな~く嫌な予感がした彼は、後方が見えないバカ三匹に様々な罠を張る。

 

 ニャン吉は頭上から花瓶を落とされ頭がい骨粉砕骨折に。

 ニャン太郎は勢いよく走っているときに足を引っかけられ柱に激突、脳挫傷に。

 ニャー吉は比較的軽めの、掃除機で顔を吸われて窒息、意識不明の重体へ。


 幸いにも病院内での事故により的確な処置をされて息を吹き返した三匹。

 彼等が気付いた時、キレイさっぱりここ数日の記憶を失くしていたのだった。

 ついでにニャゴロー自体の存在も……


 ヤリ過ぎてしまいましたねぇ。


 

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