第四話 自己紹介
キーンコーンカーンコーン♪ おなじみのチャイムが鳴ると同時に、部屋の中に一人の女性が入ってきた。
女性「おっはよーみんなー!入隊おめでとうー!どうみんな?今、ワクワクしてる?それともドキドキしてる?友達はできたかな?目標とかあるのかな?」
ハイテンションなこの女性、言葉のマシンガンを新人隊員に浴びせ、明らかな混乱を招いているが、そんなことにも気づかず自己紹介を始めた。
アリス「あら私ったら肝心なところを忘れてた!私の名前はアリス・ワードです。アリスって呼んでね!年齢はヒ・ミ・ツ♡ 今日からこのクラスの担任を任されました。みんなよろしくね!」
しーん。みんなアリスに圧倒されて言葉を失っているのだ。
アリス「あれれ?もしかしてみんな緊張しているのかな?まあそれも無理はないよーだって、今日は初めてなんだし、周りの人たちともうまく打ち解けてないんでしょ?それにこんな美人な担任を前にしてちゃ緊張するのは当たり前だよねー。うん、その気持ちすごくわかるわ!でも大丈夫!日を重ねていくうちに慣れるから!」
いやいや、あなたが話しっぱなしだから喋れないんだよと言うツッコミは誰しもがしたかったであろう。しかし、それを許さないのがアリスのマシンガントークの最大の特徴なのだ。
アリス「あっ、また大事なこと忘れてたわ。みんなのことをよく知るためにも、自己紹介してほしいな。じゃあ、名前順でいこうかな?えっとー…アラン君からどうぞ!」
間髪入れずに自己紹介が始まった。
アラン「あっ、えっと、僕の名前は…アラン・ドリンクウォーターです。えっと…よろしくお願いします。」
くるくるとしたくせ毛が特徴的なアラン。声が小さく、モジモジしながら人の目を見れずに話す。とても人見知りな性格である。そして、ガラスのメンタルの持ち主でもある。
アリス「よろしくね。アラン君!じゃあ、次はウェンディちゃん!」
ウェンディ「私はウェンディ・オースティン。以上!」
彼女は黒髪ロングヘアーで、前髪で左目が隠れている。サバサバした性格であるが、知的で冷静でもある。口数はあまり多くない模様。
アリス「よろしくね。ウェンディちゃん!次は…エドワード君どうぞ!」
エドワード「僕はエドワード・ブラウンと言います。えっと、エドってよく呼ばれます。よろしくお願いします。」
背が小さく肌が浅黒い少年。声も高く15歳とは思えないくらい幼さが色濃く残る。
アリス「よろしくね。エブラ君!」
エド「えーいきなり違うあだ名つけられた!!」
アリス「じゃあ次は、オリバー君!」
アリスがエドのことを無視したことに、皆笑いをこらえるのに必死だった。無視されたエドはと言うと、明らかに落ち込んでいた。
オリバー「オリバー・ロビンソンと申します。以後、よろしくお願いします。」
オリバーはたくましい体つきをしていた。姿勢も正しく、とても真面目な感じである。
アリス「オリバーね、よろしくね。次は…あらやだ!私ったら、時間がもうないじゃない。巻きで行くよ!次はカイル君とケイトちゃんとコリン君どうぞ!」
カイル「カイル・フィリップスです。」
ケイト「ケイト・トレースです。」
コリン「コリン・ロジャースです。」
カイルは坊主でなかなかのイケメン。ケイトは運動神経のいい優等生。コリンは数学が得意な理系男子。
アリス「よろしく。次は、サラちゃんとスティーブ君とチャーリー君とデイビッド君!」
サラ「サラ・コックスです。」
ヒート「スティーブ・プライス!ヒートって呼んでくれ!!」
チャーリー「チャーリー・グレイです。」
デイビッド「デイビッド・ベネットです。」
サラはショートカットで活発な少女。チャーリーは灰色の髪が特徴的な青年。デイビッドは丸眼鏡を掛けた長身の青年。
アリス「はい、よろしく。次は、ニーナちゃんとハリー君とブラッドリー君とポール君!」
ニーナ「ニーナ・トンプソンです。」
ハリー「ハリー・クラークです。」
ブラッドリー「ブラッドリー・カーターです。」
ポール「ポール・パーカーです。」
ニーナは透き通るような肌を持つ美少女。ハリーはぽっちゃり体系でいつもポテチを食べている。ブラッドリーは誠実な男で二枚目。ポールはスポーツ万能な青年。
アリス「よろしくね。さあ、どんどん行くよ!次は、マリーちゃんとミランダちゃんとユーゴ君とユーリ君!」
マリー「マリー・ムーアです。」
ミランダ「ミランダ・ロドリゲスです。」
ユーゴ「ユーゴ・マルティノンです。」
ユーリ「ユーリ・アブラモヴィッチです。」
マリーは三つ編みのお嬢様系な女子。ミランダはおっとりとした雰囲気漂う少女。ユーゴはとても紳士的な人物で優しい。ユーリは女の子のような可愛らしい顔立ちをしている青年だ。
アリス「よろしくね。じゃあ、ラストスパートね。リオネル君とルーカス君とレオン君そして、ロビンちゃん!」
リオ「リオネル・マーティン。ちっ、くだらん!」
ルーカス「ルーカス・テイラーです。」
レオン「レオン・アダムスです。」
ロビン「ロビン・リチャードソンです。」
ルーカスは≪HEROES≫の隊員である兄を持っている。ロビンは奇抜なヘアースタイルの不思議な少女である。
アリス「以上で全員の自己紹介が終わりね。じゃあ、早速だけど訓練を始めるわね。」
みんなの顔が急に引き締まった。これから始まる訓練に向け、意識を集中させたからだ。
アリス「みんないい顔してるね。じゃあ、訓練の内容を発表します。記念すべき最初の訓練は…戦闘訓練です!」
レオン「いきなり実践的な訓練か!」
クラス中がどよめいた。
アリス「みんなの実力を測らせてもらうわ。」
ヒート「燃えてきたぜー!!」
リオ「ふん、くだらん。」
アラン「えーーーー!?」
リンクする2人。
エド「えーーーー!?]
レオン「さすが≪HEROES≫だ。」
遂に始まる初訓練。いきなりの戦闘訓練を乗り切れるのか?
続く…




