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異世界へ行ってきます

読みづらい文章ですが、よろしくお願いします。


 俺は加嶋正時(カジママサトキ)青春真っ只中の(他の奴等)高校2年生で自由を愛する、見た者の眼を釘付けにするイケメンだ。

 しかし、どうやらこの学校の女子には俺の魅力がわからないようだ。他の男に黄色い声をあげているからな。それでも5人の女子からお付き合いの申し出があった。興味ないから断ってしまったが。俺は大人の色気漂う超絶美女がタイプだ。

 俺の趣味はFPS、超本格戦闘RPG ゲームと軍事兵器を調べたり、女性誌を読むことだ。このゲームは自分の体を動かすように動くから、まるで自分が本当に戦っているようなのだ。そして、驚くことに全世界1500万人のプレイヤーの内トップ3に入っているのがこの俺、加嶋正時さんよ。

 このFPSゲーム は武器や装備品のレベルが高くて弾道落下は考えなくていいし、パワードスーツを着ていない相手ならば弾速も考えなくていいのだ。

 さらに光学迷彩もあるため気付いた時には殺られて再出撃画面てこともある。俺は何回か殺られたが、音を聞けば対処できるようになった。

 プレーヤー自信の運動能力は多少差が出るが、スーツを装着すれば、動けない動きは無くアクロバティックにフィールドを駆け巡ることができるゲームなのだ。

 衝撃的なのが9年前の宇宙大戦争をモチーフにしたらしく、こんなハイレベルな戦争で日本人以外が生き延びたのか凄い不思議になったものだ。まぁ、親父は生き延びるだけじゃなく大活躍したし、俺は俺で余裕で生き延びられるけどな。

俺の家族を紹介し忘れていたな。父は9年前の戦争で大活躍してそれが昇進に繋がり軍の幹部になっている。そして、超美人な母は最先端の軍事兵器開発研究所の現場責任者だ。そしてこのハイスペック両親から産まれたのが、成績最優秀、運動神経抜群の俺、正時だ。9年前に心配症な母から最先端兵器のヒートソードと磁力フィールドをお守りとして渡されている。つか、これ使ったら正当防衛にならんよ母ちゃん。さて俺のことはこれくらいにして。


 今日は月曜日。今、朝のホームルームが終わったところだ。

 「あーーまた、一日が始まるのか」

 「よぉーマッキー、また愚痴ってんか?」

今、話掛けてきたのが長谷(ハセ)だ。名前?悪いな人を覚えるのは苦手なんだ。まぁー2,3回聞けば覚えるよコイツはチャラくて軽い奴だな。友達だとは俺は思ってないが話し掛けてくるから、返事を返してやっているだけの仲だ。

 「正時君おはよう!」

 …………………………………

 「やっベー、メッチャタイプだわ」

 「え、ホントッ♥」

 「ん?あ、おはよう」

 今、俺が女性誌のモデルに見惚れて気が付かず盛大に勘違いして喜んでいるのは、神田美空(カンダミク)だ。まぁ俺に誉められて嫌な奴はいないしな。居たら鼻フックしたるわ。

 喜んでは居る美空だが恋愛感情は無さそうだけど、何故って?美空は学年一美人で周りを意識しているからな。

 あ、因みにこの学校一のイケメン君(女子生徒のなかでいわれている)に告られたが断ったって噂もあるな。

 俺?俺は別にモテてるし、言っちゃえば美空はタイプじゃないし何も思わんよ。

 美空に話は戻るが、もし事実ならばただの男たらしだと思うな。このクソビッチめ!

 「やぁ、美空さんおはよう、髪型変えたんだね。」

 出たっ‼噂をすればなんとやら!イケメン君、九条欄児(クジョウランジ)だ。

 父が日本人で母がイタリア人かな?から生まれたハーフだそうだ。さすが、イケメン、女に掛ける言葉が的確だな。

 あ、こいつのこと俺は嫌いだからね。だってテストで俺が一位とって負けてビービー喚くし、美空に構うなとか。別に興味ないからお前がどうにかしろと思うのだが。つか、俺の趣味の邪魔だし、マジでお前ら俺に構うんじゃねぇーよ!

 「そうね、おはよう九条君」

 (畜生!アイツと反応が全然違うじゃないか!美空どうして俺を見てくれないんだ!こんなに、こんなに君のことを思っているのに)

 オイなんだよアイツすげぇ睨んでくるのだが、そんな視線向けられても何にも伝わらないぞ。お前まさか目で話そうとしているのか?すげぇな目で話すとかマジで神業だと思うよ。あ、でも俺にも、そんな経験あったわ。



 三日前の大雨の日。その日は朝から強風と雨が俺を虐めていた。俺はそんな天気の中、傘をさして学校へ急いでいた。登校途中で箱に入った子猫が居た。俺はその猫に気付き、猫も俺に気付いた。それから、俺の目を光を反射し美しく光る瞳で見つめてきた。

 「どうしたんだお前?」

 「ニャー」

勿論言葉は通じない。だから俺は猫の眼を無意識に見つめた。すると、どうだろう猫の気持ちが頭に思い浮かんできたのだ!

 (ほうっておいてくれにゃ)と、俺は、捨てられて一人に成りたいのだろうとその場を後にした。まぁその時ありがとう、と何度も、何度も、猫が鳴(泣)いていたな。


そんな訳で俺も目で話した経験があるのだ!あれにはさすがに鳥肌がたったな。


回想終わり


そんな他愛も無い会話が終わり何時ものように今日が終わると思っていたが、今日だけは違った。異変は突然起こった。

 「なぁ教室のドアが開かないぞ」

 「壊れたんじゃね」ガタガタ、ガタガタガタガタガタガタ「え?」ガタガタ「マジで壊れた?」「おい、前の扉はどうなんだ?」「そりゃ開くでしょ」ガタガタガタガタ「開かねーぞ、どーなってんだ!」

 皆が異変に気付き始めたときそれは起きた。

      「床が光ってる…」






 目の前には光の玉みたいなものが浮いている

 「ここは何処だっ!?あの光何だよ!!」

 「静まれ!人間!私は第ホニャララ(数が多くてわからんかった)三次元世界の管理者である。

 いきなりだが、三次元世界の異世界へ飛んでもらうことになった「は?ふざけんじゃねーぞ」黙れ!「うっ」次はないぞ?黙って聞け」

(なんだあの力は何故クラスメイトは黙ったんだ?何かされたのか?)

 「さて、本題に入ろうか、貴様らが行く理由は異世界の住人が救いを求めて召喚を行い成功させたからだ 我々はその召喚を阻止する必要性を感じなかった故に邪魔をしなかった さて、ここまでで質問はあるか?」

いや、質問だらけですよ

 「まず第一に帰れるのですか?」

 「帰れるが、時間は此方の世界と異世界はどちらも同じ早さで進む さらに、あちらの住人が帰還を望まなければ帰れないだろう」

 「っ何故ですか!?」

 「我々管理者は力の行使は直接しないと心内で決めているのだ。我々が力を使えば文明を早く発展させることができるがそれではつまらん。そういう訳で出来ない、いや、したくない。話に戻るが、帰るには彼らを救うしかないが遅くなれば成る程時間が進み君達の元の世界の居場所がなくなるだろう。つまり、帰らない選択肢も頭に入れておけ」 

 「(理不尽だ!俺らの事を何だと思っていやがる!)では、住民は何から救って欲しいのですか?」

 「それは今話すことではない 私は忙しい、無駄な質問はよせ」

 「どんな世界ですか?」

 「貴様らの世界でいうと中世位の時代で魔法や魔物が存在するまた、魔法が科学よりも便利な故科学は発達しないだろう 他には人間以外にも知的生命体がいる」

 「お、俺達はただの学生だぞ!何も知識も力もないどうする気だ!?」

 (俺は装備が有れば何処でも生きていけるから一緒にするな)

 「案ずるな。言語の読み書きを完璧にするスキルと、ものを見れば詳細がわかるスキルをやる。その他に必要な力はこの私から直々にくれてやる。そうだな、この世界の知識とアイテム、それか知識とオリジナルスキルをやろう」

 「ここまでしてやるのだ不満は言わせんぞ。さて、そろそろ貴様らが望むものを聞かせろ」

俺 「その前に黙らせた力は何だ?」

 「いい質問だから教えてやる。私達は管理者であるのは言ったよな?世界を管理する者が出来ないことはない。有れば困るからな。だが、例外は有る。そして、その質問の答えはスキル[威圧」だ。」

俺 「さっきからスキルと聞くがゲームの様なシステムがあるのか?」

 「有るぞ、己の身体能力を数値で表し、技術、能力をスキルで表す物だ」

 「もう、十分聞いただろう」

 「さぁ今度こそ、お前らの、必要な物を言え」

九条「(異世界に行くならば力が無ければ生き残れないだから俺は)戦闘の知識を、ステータス100倍を下さい。」

うわ、こいつ馬鹿だな。知識と、身体能力倍加だけじゃ戦えねーだろ。

 「あい、わかった」

 「す、すごいぞ!これが有ればアイツを」そう言って不気味に笑う九条。

 アホだな俺に勝つには200000年はえーよ。おっと間違えた、勝つのはどうあがいても不可能だ。

 「す、すげぇチートじゃん」と、皆が歓声を挙げる。

長谷「じゃあ俺にも戦闘の知識とステータス100倍をくれ!技術はどうなんだ?」

 流石長谷だ。俺の予想道りになったな。

 「あいわかった、技術は知識とともにつけよう(人間どもめ耳障りだな)特典を与えた者から送る。」

 そう話すと管理者は何やらタブレットを操作しだし九条から順にクラスの皆が消えていった。

 え、技術も入ってんの?ズルくね?でも、どれだけ強くなってもお前らには勝てる自信しかないがな。

そうして残ったのが俺一人となった。

 「後一人か、汝は何を望む?」

 (戦闘の知識も医療の知識も、武器の知識…あらゆる知識が全て必要なのだ だから俺はっ!)

 「俺は世界の知識が全部欲しい」 

 はい、満点回答です。少し考えればわかることですね。皆様アホですね。こんなの思い付かない味噌っカスの頭ならうちの犬の方が頭良いぞ。自分の小便踏むけどなw

 「だろうな、私は貴様がそう望むとわかっていた」

 「さすがだな、これも管理者の力か?」

「ああそうだ、よし与えよう、たが、その知識の量をただの人間の脳では処理は不可能故、貴様はハイヒューマンになる必要がある」

 「ハイヒューマン?」

 「ああ、そうだ ハイヒューマンに成るに当たって幾つかの強力なスキルを得ることができるぞ」

 「それは願ってもない事だな、ハイヒューマンに是非してくれ」

 「あいわかった」

(全ての知識はあるが、資源や物が無ければ全てが活かせない。もうこれしかないでしょ)

 「スキルは創造で頼む」

 「そのスキルは強力過ぎてつまらん故に制限を掛けるだが、安心せよレベルを上げれば制限は解除されるだろう」

 よし!

 貰えるかどうか心配だったが貰えて良かったぜ。スキル創造かぁー、夢が膨らむな!

 「マジで!いいのかよ!世界が滅ぶかもしれないんだぞ?」

 「案ずるな、世界なんぞ幾らでもあるそれにこの世界は我らにとってはゲームのような物だ」

 マジでそんな軽い物だったのかよ。それじゃトコトン遊び尽くしてやるかな。

 「そんな物なのか」

 「そんな物よ、では、行くがよい!」

  


 そうして、俺を含んで、35人の高校生が異世界へと旅立っていったのであった。


 

 後には一つの光の玉が残り

 「あやつは他の者より見所があるな」と声が響き渡った。その後、光が閃光の様に光り、消え散っていった。

 後には何も残らずそこには白一色の世界が存在するだけとなった。

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