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場所『 』

長い間Twitterも浮上しなくて申し訳ありません!色々あったんです!

 真っ暗な空間から視界を埋め尽くす程の光が差し込む。光は眩しいような光ではなく。包まれるような暖かい光だった。

 光は全身に感覚を取り戻させる。手、足、心臓の鼓動。全てを感じ取れる。魂だけの状態から肉体がある状態へと戻ったのだ。


 だが、ここは外ではない。まだ、精神世界なのだと体や心ではなく魂で感じる。

 ここは未だ自分の精神世界。そして、目を開く。辺りは先程とは対極に真っ白の精神世界だった。どこか分からない。初めて来た場所だ。


「どこだ....?ここは....?」


 肉体はある。成すべきこともわかっている。が、対処法がわからない。


 ここはどこなんだ?初めて来たぞ?見覚えもねぇ....


 何もわからない状態のまま真っ白い空間をただひたすら歩き続ける。ゆっくりと。ゆっくりと手足を前に出し。歩き続けて数分。

 視界に映る時計はゲームない時刻と現実時刻とは別に精神世界の時刻が表示されている。


 とりあえず五分くらい歩き続けたか。本当に何も無いな。それにしても静かな場所だな。とりあえずもう5分程歩き続けるか。


 精神世界世界の時刻は秒単位で刻刻と時を刻む。二分ほど歩き続けた地点で数メートル先の地面になにかが落っこちているのを見つける。


 ん?なんだあれ?


 少し早歩きをして膝を曲げ拾う。


 それはボコボコで汚らしく苔や土。そして、血のついた杯だった。


 杯....?なんだこれ?精神世界だよな?時刻表示にも精神世界だって書いてあるし。それにしても時間加速が凄まじいな。ダーウィンがいる時のを入れたら精神世界ではもう三十分も経っているのに。ゲーム内時刻では十五分しか経っていないなんて。

 まぁ、いいや。もう少し先に行ってみるしかないな。俺の体ってまだ暴れてるんかなぁ?まぁ、上手くアイツらが止めてくれてるだろ。


 杯をそっと元の場所へと置く。そして、また歩き出す。前に歩き続けること五分。もう一度杯の場所へと戻ってくる。


 は?いや、なぜ?確かに真っ直ぐ歩いたよな?!


 杯に近付き杯を手にする。先程と同じような杯。だが、先程と違った点がある。付着した血の量が増え。杯の中には透明の水が一滴。溜まっていた。


 ??? 謎が謎を呼ぶ。サスペンスSFなんちゃからんちゃらストーリー!月曜9時から放送!

 とか、ボケをかましてみたが特に何も無いな。俺そろそろ暇だぞ。しかも、この杯なんなんだよ!


 思わず地面になげつける。急いで杯へと近付き確認するが傷一つ付いていない。こんなにもデコボコで傷だらけで苔もついたような杯がフルスイングで投げても傷も凹みもない。


 頑丈過ぎない....?って、あれ?投げたのに中身の水も無事....?え、めちゃくちゃ怖いじゃん。


 杯をソッと地面に置いて観察する。観察していると後ろから足音が聞こえ後ろを急いで振り向くと俺と全く同じ姿の奴が立っていた。


 どっちだ....?


『どっちだって俺は本物だよ!』


「証拠は?」


 感覚的に自分だと感じるがまた、ダーウィンの可能性も捨てきれない。


『ま、疑うのは自由だけどよ。ここに来るにはお前はまだ早すぎだぜ?』


 そう言って気付くと俺の目の前もう一人の俺が立っていた。


 もう一人の俺。いや、もう一つのゲーム内での人格....かな?


『とりあえずここから出ようぜ』


 手首を捕まれどこかへ一瞬で移動する。


 手首を掴んでいたもう一人の俺からは珍しく焦りや驚きなど大きく動いた感情を感じ取った。

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