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美緒様の1日

「それじゃあ行ってくるわね」

「いってらっしゃいませ」

今日は私の話。

この美緒様の話よ!

最近出番がなくて作者を脅したらこうなったわ!

朝は会社からのリムジンで通勤。

「おはようございます、美緒様」

この方は一番信頼できる秘書。

茅本椎菜かやもとしいな

なんでも仕事をこなしてくれるすごい人なんだから!

「おはよう、椎菜さん。今日の日程を教えていただけるかしら」

車に乗り込みながら質問する。

「かしこまりました。今日の日程は、新商品の点検と会議だけです」

「会議いやぁ〜。椎菜さんでてもらえる?」

「はい、承知しました」

会議って眠いのよね〜。

毎回こうやって任せてるのだけれど、キッチリ伝えてくれるからホントに助かるのよね。


会社

『おはようございます!美緒様!』

「おはよう、皆さん。今日も頑張ってね」

その一言だけでいいのだ。

そしてエレベーターで最上階の自分の部屋へ。

「さて、点検でもしましょうか」

積まれている書類は約250枚と言ったところだろうか。

肩がこるのよね、この仕事。

1枚1枚点検して、いいものには印鑑を悪いものは修正箇所を書き足す。

見かけによらずキツいのよ?

こんな仕事を毎日続けるんだから。

そんなことをしているとすぐに夜になるのよ。

ごめんなさいね、これはただ作者が仕事内容を書けないだけなの。

後でキツく叱っておくわ。


23時

これが私の至福の一時。

題して「和也君いじり」。

「ちょっ!ホントに自分で洗いますから!」

お風呂場で誘惑するのは楽しいのよ。

わざと胸を当てたりね♡

いつならそうなのだけれど今日はちょっと違うみたい。

石鹸で滑って転んだ。

前には和也君。

バフッ、ムニョン。

胸に和也君が挟まっちゃったわ!

これもこれで♡

「和也君……そんなところで息を荒げちゃらめぇ♡」

わざとするつもりだったのだけれど、最後だけは本当にとろけちゃうかと思ったわよ。

「みもまま!まみめむままみ!(美緒様!どいてください!)」

随分と苦しそう。

起きましょうか。

「んっ?下に何か……硬いもの……が♡」

咄嗟に危険を察知したのかも。

ものすごい勢いで回転されて、立場が逆になっちゃったわ。

いわゆる、形勢逆転。

攻めに転んだりして……うふふ。

「和也ーー!」

可奈が来ちゃったみたいね。

もう少し遊びたかったのだけれど。

顔を蹴られて湯船まで飛んでいく和也君。

「大丈夫ですかお母様!?」

「えぇ、大丈夫よ」

「いってぇな!俺のせいじゃねぇよ!」

「それでもしてたことに変わりないでしょ!」

反論出来なくなっちゃったのかしら。

黙っちゃったわ。

「あー、もう……俺は出ますからね」

あら、またやりすぎちゃった。

「あ、美緒様。出たら俺の部屋に来てください。出来るだけ脱ぎやすい格好で」

「誘ってくれてるのかしら♡」

「和也………殺すわよ」

可奈が本気になっちゃったわよ。

どうするのかしら和也君。

「ちげーよ!まあ、それだけ頼みますね」

何をするのかしら。

和也君だし、誘うわけないわよね……?


お風呂から出て和也君の部屋に行くと、

「寝てください」

「えっ?ホントに誘ってたの?」

「違いますって、うつ伏せで寝てください」

言われるがままにベッドの上でうつ伏せになる。

「じゃあ始めますね」

そう言うと和也君は服を強引に脱がせ……って言うと怒るのかしら。

服を上半身だけ脱がせて、マッサージを始めた。

「あぁっ!……んん!そこ!」

気持ちいい。

「誤解を招くような声出さないで下さいよ」

「だって……ホントにっ!あぁん!」

まだ声を出していたけれど、可奈も和也君を

信用したのかしら、来ないわね。

「仕事で疲れているんですよね、そういうのは言ってくださいよ。俺だって仕事なんですから」

和也君まさかあの形勢逆転した時一瞬で体の疲れを見抜いたのかしら。

本当に……高校生とは思えないわね。

「アナタにはかなわないわ」

「はい?何か言いました?」

「いいえ、なーんにも言ってません!」

この子の境遇がここまで強くしたのかもしれないわね。

これも1つの運命かしら……ね、啓助さん。

「んっ!はぁっ!気持ちいい〜」

とうとう可奈が入ってきてしまった。

「和也!アンタ何やって……マッサージ?」

「そうだよ、なんだと思ったんだよ」

あらあら、顔を真っ赤にして……。

「なんでもないわよ!」

勢いよく扉を閉めて出ていっちゃったわ。

「俺はこれでよかったんですかね……」

「いいんじゃないの?」

適当に答えてマッサージを続けてもらった。

啓助さんにも会わせてあげたかったわ。

可奈の将来の夫候補を。

残り318日

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