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俺が告白されました!?

今は水曜の放課後。

今日の天気は晴天。今日の気温は温かい。

今日の授業内容は簡単でした。

そして今の心情は、正直泣きたい。

つい先日見かけた風景。

NANPA

しかも多少強引なやつ。

「おい、園木違う道から……」

っていない?

一体どこに……。

「アンタたち!やめなさいよ、その人嫌がってるでしょ!」

あちゃー。

目を離した俺が悪いんだろうな。

「うわ、カッコイイなぁ正義のヒーロー?あ、女の子だからヒロインか。君でもいいよ、俺らとさ〜ホテル行かない?」

あ?少しイラついた。

軽やかな口調で言う。

「ごめーん、そいつ無垢でさ何も知らないんだ。だからさ……」

「なんだ?お前」

邪魔者扱いかよ。

邪魔なのはお前だ。

「変なこと吹き込んでんじゃねぇ!このゴミムシ共がぁ!」

顔面一発。

「ッ!?」

ほぼ瞬殺。

「うちの制服だよな、大丈夫か?」

絡まれていた人は頷いて、すぐにその場を去った。

「あらー、心に傷でも負ったかな?」

しかし、どっかで見たことある顔だよな…………どこだ?

わからんな。

それを考えていたにも関わらず、園木が一言。

「アンタってホント強いわね」

今更ながらな。

「おう、これでも小4までは剣道と柔道が」

「さて帰ろ」

言わせておいてそれかよ!

あ、いや俺が勝手に言ったのか。

じゃあしょうがないな。

その日もいつもどおりのバイトをして、1日を終えた。


翌日の朝

「あっ、和也君おはよー」

「ん、あぁ竜次か。おはよ」

今日は学校に来れる日なんだな。

「さっきね、生徒会長が和也君のこと探してたよ?」

「生徒会長が?俺なんかやらかしたかな……。」

なんだろう、バイトは禁止じゃないしな。

「いや、なんかすごく嬉しそうだったけど?」

「嬉しそう?」

俺なんかやら(ry

「まあ、いいや教えてくれてサンキューな」

「いえいえ〜」

その日はずっとそのことを考えていた。

生徒会長?探してた?

「……ー……」

というか、嬉しそうって何だ。

「スドー!」

「ん?あぁ、悪い」

全く聞いてなかった。

「放送」

「えっ?」

『繰り返します。1年D組須藤和也君、至急理事長室まで来てください』

「理事長室!?」

いやいやまてまて、俺本当になんかしたか?

しかも理事長室って大学側じゃねぇかよ。

今更ですが、この高校は。

神鳴大学付属神鳴高校だ。

よって、理事長室まで行くのがすげぇめんどくさい。

でも、至急だからな。

走るか。

「あっちょっと!私も行くわよ!」

理事長室前。

園木が死にそうなほど息を荒らげていた。

「アンタ……はや…すぎなの…よ」

「そうか?そうでもないはずだが」

まあいい、少し時間がかかったんだ。

早めに入らなければ。

ガチャ

「失礼しまー」

「お父様彼!彼を私のフィアンセにしてほしいの!」

「失礼しましたー」

扉を閉める。

彼?フィアンセ?

ナニナニ?ドウイウコト?

頭をかかえていると、扉が開いた。

「どうして、逃げるの?早く入って」

体の震えが止まりません。

おそるおそる中へ入る。

「やあ、君が須藤和也君かね」

「えっ、はい。初めまして理事長」

よく分からないが挨拶をしておく。

「ね?いいでしょ?お父様」

お父様って………。

「て、いうか!よく見たら会長じゃないですか!俺会長に憧れてたんですよ!握手とかお願いしてもいいですか?」

俺がそれを言った瞬間、会長はカアァと赤くなった。

「そ、そうなの?アナタに尊敬されるなんて……う、嬉しいわ」

握手をした。

「うむ、親の前でのそのイチャラブ感、合格だ。うちの娘をもらってくれ」

「……………………はい?理事長?なんとおっしゃいました?」

今なんか変な言葉が聞こえたんだが気の所為だよな?

「なにを理事長などと他人行儀な、蘇流(そる)お義父さんと呼んでいいんだぞ」

「いきなりなんの話!?しかも蘇流って名前だったの!?すげえなんかかっこいいんだけど!」

「須藤和也君」

今度は会長に話しかけられ、少し動揺した。

「はいっ?」

「私はアナタが好きです、結婚してください」

「いや!おかしいでしょ!好きの次に結婚してくださいなんておかしいでしょ!付き合っている大人ならまだしも、もはや自己紹介さえ終わってない学生の話じゃないでしょ!」

俺の名前は竜次に聞いたから知ってるんだろうけどさ、俺は知らないからな?

「あっ、そうだったわ。私は花岡朱音、あそこにいる理事長の娘で生徒会長よ」

「あそこにいる理事長でーす」

なんかピースしとる。

「は、はあ……」

「それじゃ結婚してくれるのね?籍はいつ」

「いや、自己紹介だけで結婚するわけないでしょう!?」

何を言ってるんだ本当に。

「そんなに私の娘が嫌かね」

「そうじゃないですよ!会長は入試トップで頭もいいし、美人でスタイルいいし、さっき赤く染まってた時も可愛かったし、全く不満じゃないですよ!」

なんか色々と口走った気がするぞ?

「ただ、結婚って話はまだ早いって言ってるんですよ俺は!」

「ご、ごめんなさい。そうよねまだ早いわよね」

やっとわかってくれたか。

「アナタ的には先に性交をして、出来ちゃった婚の方がいいってことよね」

そう言うといきなり脱ぎ出した。

「いや、ちょっ!何してるんですか!そういうことでもないんです!」

「じゃあどういう?」

なんかすごく疲れたぞ。

なんだこの親子、強いな(確信)

「学生のうちから結婚はまだ早いってことです」

「そんなことないわよ?愛し合っていれば学生からでも早くないわ」

よくそんな恥ずかしいことを堂々と……。

ていうか、俺は愛してる設定なのか?

そうなのか?作者よ!教えてくれ!

「う〜んでも考える時間が必要よね、また明日呼ぶわ。その時までに考えておいてね♡」

「へ?」

「それじゃまたね〜」

その言葉と一緒に追い出された。

外には園木。

「なにがあったの?」

「……………疲れた」

「?…そうなんだ」

なんだかんだで今日もバイトは普通に終わった。

途中で美緒にそのことを話したぐらいだ。

興味津々だったのだが、園木じゃないとわかった瞬間の態度の変化がすごかった。

明日、なんて言おう。

もう今日か。

少し寝て頭を冷やそう。

ぐっすりと眠りについた。

残り349日

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