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たよりにも あらぬおもひの あやしきは

題知らず

在原元方


たよりにも あらぬおもひの あやしきは 心を人に つくるなりけり

                        (恋歌上 480)

たよりを届ける役目でもない、恋心の不思議さは、恋心をあの人に離れようがない程に付きまとわせ、恋心を知られてしまうことなのです。


かなり難解な歌。


実際に手紙を出してはいないけれど、自分自身の恋心が、いつのまにか、相手に知られてしまう不思議さを詠む。

人の噂や、自分自身の態度で、恋する相手に「知られてしまう」そんな状態を詠んだと考えたい。

例えば、じ高校の同じクラスで、その人の前に出ると、顔が赤らみ、言葉も噛んでしまうとか、とてもメル友にもなれず、声もかけられないけれど、クラスメイトの噂や、自分の態度で、自分の恋心が相手に覚られてしまう。(少々甘酸っぱいけれど)

そんな状態を、思い浮かべてみた。

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