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477話 ある蟻人2

「いくぞーーーー、おりゃー。」

(俺は、駆け抜けた。鼠人共を蹴散らして本隊に迫っている。

俺は殺人マシーンになっている。今は殺す事だけを考えるんだ。蟻人の縄張りを犯す者は許さない。

そんな俺たちは、やっと敵本隊にたどり着いた。これでこの戦いに勝利できるはずだ。)


「敵を皆殺しだーーー。」

「「「「おおおおおおーーーー」」」」」」


(俺の掛け声とともに、仲間たちは敵本隊に襲い掛かっていく。本隊は偉いやつらばかりじゃない、偉いやつらを守る兵隊もかなりの人数だ、フンそんな事は俺達には全く関係ない。何しろ4本の腕に4つの武器を持っているんだ。2本腕に何かに負ける事は絶対にありえない。ありえないんだー。大事なので2回言う。


俺は、本隊に飛び込むと偉そうな(高そうな)鎧を着た奴を殺していく。かーーー気持ちいいぞーー。

あの恐怖に満ちた顔を見るとゾクゾクする。普段は偉そうにしているが死ぬ時はみんな同じ顔をして死ぬ。おもしれーなー、「グググッ、ガハハハハ、死ねやーー。」




俺たちは勝った。当り前だ俺が本気を出したんだ勝って当たり前なんだ仲間も生き残っているしこれで十分だな。あっご褒美に酒と美味いもんが食いたいなー。どのくらい貰えるかな楽しみだなー。


そんな俺たちは、ご褒美を楽しみに偉いやつらに呼ばれる。「へへへ、楽しみだなー。」


蟻人「フン、来たな。怠けもの達がぁー。なぜもっと早く活躍しなかった。なぜもっと早く蟻人を助けなかったのだー。」

俺「えっ?????」

蟻人「我の言葉も理解できないクズ共がー、蟻人の恥共がー。」

俺「えっ???(もしかしてご褒美じゃないのか、怒っているのか何故だ何故だ、蟻人に勝利をもたらしたのは俺達じゃないか、なぜ怒るんだ。何故俺たちが怒られなければならないんだ。)

蟻人「クズ共、これから鼠人の縄張りに進軍する。お前たちは先陣を切って我らをそ補佐しろ。出て行けー酒が不味くなる。」

俺「ブチッ。あ”あ”---、人が大人しくしていれば、何言ってんだぁぁ、あ”あ”ーーーっ、俺たちが戦ったからやっと勝てたんだろうが、それを褒める訳でもなく酒を飲ませる訳でもなく、又戦いだとー。ふざけんなー。」


蟻人「き、貴様ぁぁぁぁぁ、死にたいようだな。こ奴を殺せー。」


俺に蟻人(二本腕)の兵士が斬りかかって来た。俺はそいつらを軽くかわして俺を罵った奴に近づく、そして一撃入れてやった。あーーースッキリしたー。へへへざまーみろだー。どうしたは反撃も出来ないのか、そんなところで伸びている様じゃ弱者だぞーーー、おーーーい、起きて来いよー、戦いを楽しもうぜー。あれ?あれ?あれーーー、なんかおかしいぞ。もしかして死んじゃったのか。


仲間「どうする、このままじゃ不味いぞ。」

俺「どうにもならないなら暴れてから死ぬ。おりゃーーーー。」


俺が二本腕に襲い掛かると仲間たちに一緒になって戦ってくれた。かぁーーーなんていいやつら何だ俺は感激しているぞーーー。

ここで暴れたしまった事で俺達に待っているのは死だけだろう、ならば全力で戦ってやる。みんな死のうぜーーー。


そんな事を思っていたんだけど、なんか違うぞこいつら弱弱だー。かすっただけで死んでるよー、どうすんだこいつらー。


俺と仲間たちは暴れに暴れた、蟻人の偉いやつらを片っ端から殺しまくっていく。そうすると偉いやつらが居なくなってしまった。

あれ勝っちゃったよ、どうすんだ。


俺は、偉いやつらを引きずりながら外へ出ていく。すると勝利に湧き上がっていた蟻人(二本腕)共がシーーーーンと静まりかえる。


「いいかー、よく聞けー、俺たちは戦い勝利にしたにもかかわらず、褒美もなしに次の戦いにくり出そうとした。酒も食事も無しだったー。俺は許さんからなー。お前たちも同じ考えか。同じ考えならばこいつらと同じ運命となるぞ。」


シーーーーーーン


蟻人の偉いやつらは皆死んだ。誰か選べ。」


将軍「お主が長となれ、蟻人の長たちを殺したのだ。一番強い者が蟻人の長となる事は当り前だ。」

俺「俺は4本腕だぞ。」

将軍「ふっ、戦場であれ程の活躍した者がなにを言っている。二本腕の蟻人たちはお主たちを恐れていたのだ。強い者を恐れていたから今までの扱いをしていたのだ。少しでも自分達が上だと思わせたかったのだろう。ここの二本腕も皆同じだろう。」


シーーーーーーン。


俺「そうだったのか、知らなかった。ならばこれからは俺に従ってもらう。先ずは酒と飯だぁぁぁ。」


俺達は、町中の広場の中心で酒と飯をカッ喰らったぁぁ、あーーー美味いこんな酒と飯今まで食った事が無かったぜーー、今迄は薄いエールと冷めた飯だったからなー、あいつら何時もこんな旨い酒と飯を食っていたんだな、何か腹が立って来たぞー、あっあいつはいつも俺を馬鹿にしていた奴だ。

「おいそこの奴、確かモブーだ。」俺は、おいモブーと叫びながら酒の瓶を投げる。すると見事にモブーにヒットしたんだが、モブーが吹っ飛んでいく。そんなに力を入れて投げていなかったんだけど、何故か10Mも吹っ飛んでいた。

皆俺に注目している、何か言わなければただのいじめっ子になってしまう。

「其処のモブーは、この戦いで敵前逃亡している。よって罰しただけだ。気にするなさぁ飲め、歌えー、腹いっぱい食えーーー。」


「「「「「おおおおおお」」」」」」


俺はすり抜けた、あのモブーは敵前逃亡なんて前の前の戦いで2回していただけだ。今回の戦いは知らない見ていなかったからな。まぁ多分逃げていたんだろう。




そして俺はいつの間にか蟻人のトップになってしまった。

戦うだけだった俺は、今事務仕事に追われている。ハッキリ断るんだった。何だこの忙しさわー。


蟻人1「族長様、この書類にサインをお願いします。」

俺「おう。」


蟻人2「族長様、鼠人が和睦を願っております。」

俺「縄張りの半分だ。それ以外は滅ぼす。」

蟻人2「はっ。」


俺は、テキパキと仕事を片付けていく。慣れれば意外に簡単だ。へへへ楽しくなってきた。事務仕事は体がなまってしまうけど、後でうんどうすればいいだけだしなー、それに美味い酒と美味い飯が食べれるようになった事の方が嬉しい。




「へへへ今日も酒飲むぞー。」


「「「「おー」」」」


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