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476話 ある蟻人

騎士「報告いたします。蟻人と小人の争いは、小人の勝利で終わりました。」

アル「流石だな、小人の拠点に被害は出たのか。」

騎士「被害軽微との事です。」


拠点(ギルバートの町)に報告せれたのは戦いの翌日であった。この蟻人と小人の戦いは他種族たちの注目を集めていた。小人の行商たちが、戦いの為に一時的にではあるが交易をストップしていたからだ。

その為に酒が無くなり各種族の不満が溜まっていた。

各種族は、小人族が負ける事を誰も疑う者がいなかった。蟻人との戦闘後に小人たちを保護して酒造り人として雇う(奴隷)ことで酒の需要を満たそうとしていた。


熊人「蟻人が負けただと。」

熊人2「まさか本当なのか。」

熊人3「事実だ。蟻人はぼろ負けだ。」



狐人「蟻人が負けた。信じられない。」

狐人2「どうするんだ。あっ酒は届くようになるな。」

狐人3「どうやって勝ったんだ。」



色々な種族が、小人と蟻人の戦いを調査していく。そこで初めて小人族の戦いが武器によって勝ったことがハッキリと分かったおであった。各所属は火炎瓶の威力を認識したことで交易に訪れる小人たちに火炎瓶の購入を打診していく。中には小人たちを脅して手に入れようとする者もいたが撃退されていた。



アークの村(兎の村)


アーク「小人は凄いな。あの蟻人に勝ったのだろう。」

小人「いえいえ、偶々運が良く勝てただけですよ。」

アーク「そうか運が良くか、そういう事にしとこう。うちは小人族とは争う事はしないから自由に商売をしてくれ。税は取るけどな。アハハハハ。」

小人「ありがとうございます。」ニコニコ



小人族が戦いが終わり正常に戻っている頃、蟻人たちは戦っていた。

それは蟻人が弱ったと思われ、周りの種族が蟻人に対して侵略を仕掛けていた。



蟻人「何たることだ、鼠人如きに押し負けただと。」

蟻人2「仕方ありません、今は戦力が枯渇しています。」

蟻人3「守るだけで精一杯です。」

蟻人4「将軍は如何した。あの負け将軍でいいから出せー。」



蟻人の将軍は戦っていた。蟻人の縄張りに侵入してきた鼠人たちを真正面から攻撃を受けていた。


将軍「相手は鼠人だ。力負けはしない落ち着いて一人一人殺していけー。」


蟻人に作戦は無かった。只鼠人を殺していくだけであった。蟻人と鼠人が1対1で戦えば蟻人が勝利する。だが今回は鼠人の兵の数が圧倒的に多く。蟻人が劣勢となっていたs。


隊長「将軍、このままでは押し切られてしまいます。」

将軍「火炎瓶は又到着しないのか。」

隊長「小人と交渉しておりますが、売ってもらえません。」

将軍「・・・・・まだ手はある。我らは誇り高き蟻人だ。」


蟻人と鼠人との戦いは鼠人有利に進んでいた。だがまだ蟻人たちは諦めてはいない。




ある蟻人


蟻兵(こなくそー、殺しても殺しても湧いて出てきやがる。俺は蟻兵だ。蟻人の中では、何のとりえもない者を蟻兵にされる。戦って戦って使い捨ての駒だな、だがなその駒でも生きているんだ。酒も飲みたいし美味い物も食いたいんだよー。負けてたまるか生き残ってやる。

あーーーもう武器もボロボロでどこかに無いか、あっ、あいつの武器を貰おうか、素手で勝てるかな、まぁ考えても仕方がないこのままでは死ぬだけだしな。「おりゃーーーーー」俺は鼠人が使っていた槍を手に入れた。その代償として俺の腕が一本無くなってしまった。まぁ4本あった1本だからまだ何とかなりよな、普通の奴らは腕2本しかないから大変なんだよ。俺は二本足に4本腕だからな、あっ今は3本腕だった。俺みたいな個体は蟻人たち中でも少数だ。俺を含めて300人程度しかいな。日頃は差別をされているが戦いのなると結構頼りにされる。それが嬉しくて戦っていたんだがなんか違う事にやっと気づいたよ。トホホ俺は利用されていただけだったんだな。悲しい現実がやっとわかった。

俺の仲間たちはまだ生きているだろうか、鼠人を殺しながら俺は4本腕の仲間を探していく。おっいたな、流石だぜー、4本の腕に4つの武器を持って振り回していやがる。近づいたらこっちも危ないな。


「おーい、まだ生きているようだな。」

「お前かー、まだ死なんぞ。」

「他はまだ生きているかな。」

「多分生きていると思うぞ。俺たちは頑丈だからな。」

「だよなー。」


(俺は仲間と二人で他に生き残っている仲間を探していく。そしてその仲間たちは見事に生き残っていた。俺たちは、一つの塊となり鼠人の本隊に迫っていく。敵を殺し武器を奪いながら進んでいく。2本腕の蟻人たちは、防衛だけで精一杯で反撃なんてできていない。俺達だけが鼠人を押し返して敵本隊に迫っている。かぁーーーー気持ちいいーーー、今の俺は蟻人のヒーローになった感覚だ。これで鼠の大将でも殺せれば4本腕を馬鹿にするやつもいなくなるかもな。やってやるぜー。俺はヒーローになってやるぞー。ほかのみんなも同じ思い何だろう。顔がいつもと違うぞー。これならやれる。「俺に続けーー。」

俺は、敵本隊に駆けだしていた。鼠人なんか体当たりで蹴散らし踏み潰していく。俺は興奮していたアドレナリンが沸騰しているようだ、そして俺は気づいた無くなった腕が生えていた。「えっ」何で何でなんでだぁー、腕が生えているぞー。あっ今そんな時じゃない殺さなければ殺されるんだった。「おりゃー」


何故か今日の俺たちはかなり強く感じられる。いつもならば鼠人3,4人を相手にしてやっと勝てるぐらいなんだが、今日は勢いもあるけど体当たりでふっ飛ばしているあれ?体が大きくなっていないか、俺は周りをキョロキョロと見回すと仲間が二回りは大きくなっていた。間違いない俺も大きくなっているぞ。

でも今はそんな事を気にしている暇もない。「おりゃーーーー、かかってこいやー。」

俺の美声は敵に届いたのか、鼠人10人が一斉に襲い掛かって来た。俺は4本の腕で武器を振り抜く、そして返しで又殺していく。必殺8人斬りの完成だー。クーなんていい響きだ。必殺技だ。あっ10人いたんだった。残り二人は他の仲間が倒してくれていた。ホッ助かった。


「戦いはこれからだ。おりゃおりゃ、行くぞーーーー。」




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