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458話 サキュパス

その頃アルは、カインの達からの報告書を読んでいた。


アル「この石人と鉄人の事は興味深いな。」

騎士「信じられない事が書いてありますが・・・・」

アル「この目で見てみるしかあるまい。だがその前にこの拠点の問題を解決してからだな。」


今、アルの拠点内で一つの問題が出ている。それは、拠点内妊娠問題であった。

拠点内の多くの女性が妊娠してしまっていた。

それは拠点としては喜ばしい事であるが、別の見方をすれば労働力が半減してしまうという事になる。


拠点内が平和であり、他種族問わず仕事があり酒場があり安定した生活が出来る事で各種族の男女たちは酒に酔った勢いなども多少は在るが、拠点の女性に約半数(適齢期女性)が妊娠してしまっていた。



アル「ところで小人たちは、大丈夫なのか。」

小人「・・・・実は小人族も妊娠者が増加しています。」

アル「皆何所も一緒か。ハァーーー。」

小人「本当にハァーーってため息出るんですね。私も先日知らないうちにため息を吐いていました。」

アル「出るぞ。俺など、カイン兄が問題起こす度に大きなため息が出てるな。」


その時騎士は思った。俺はアル様が行動するたびにシャックリが出るぞ。(それは彼の胃が引きつっている為であった)


アル「それより、拠点の労働不足の対策だ。」

小人「多種族の物を派遣します。ですがそのまま移住すると思われます。」

アル「それは自由意思に任せる。全て受け入れる。」

小人「ならばすぐにでも人は確保できるでしょう。何しろこの拠点への移住希望者は多いですから。」


アル「後は子供が生まれてからの問題だな。」

小人「生まれてからですか。」

アル「そうだ、子供が生まれて当分は子育てで働く事が出来ない。何しろ未婚者の多くが妊娠しているんだ。」


そうこの妊娠問題は、未婚者の妊娠が多くを占めている。その為に母親一人で育てる事になる者が多く。アル達はその対策を考えていた。

アルは、生まれて一年は暮らせるように、拠点内で面倒を見るつもりである。(まだ未発表)


1年後も、子供を預かり働けるように対策も行う.保育園の建設を予定している。


アルは、女性陣の中から高齢者を育児教師として雇い各家を回らせていく。これはアンネローゼとルビーを中心に行われていく。物凄く張り切っているアンネローゼであった。


アル「で何で皆、結婚しないのだ。」

騎士「・・・・・まことに言いにくいのですが、男女ともに相手がだれか分からにそうです。」

アル「はぁ???」

騎士「皆酒に酔って大らかになり、下もゆるゆるとなっているようでして・・・・」

アル「禁酒にするか。」

騎士「そ、其れだけはおやめください。ぼ暴動が起きます。」



この地域では、各種族が集まり暮らしている種族が多い。他種族と暮らす事等今迄はほとんどなかった。いやあったが上下関係がハッキリしていた為に接点が無かった。

だがこの拠点では区画で暮らせばば同種族であるが中央(区)の市場などでは他種族が隣にいる事は珍しくない。その中央区で多くの妊娠者が出ているのであった。

種族区内でも多く妊娠者も出ているがこちらは既婚者の妊娠と合ってあまり問題になっていない。


騎士「アル様、妊娠で最大の問題が出ております。」

アル「働けない女性は皆面倒見るんだ、問題ないだろう。」

騎士「いいえ、其れではなく・・・・」

アル「他に何かあるのか。」

小人「あーーーー、あれですか。」


騎士は小人を見ると、目で言ってくださいと必死にお願いしている。小人もそれが解ったのかアルに対して説明をしていく。


小人「えーーーッとですね。褐色のオークのほぼすべてが妊娠しました。」

アル「だろうなこんな状況だ褐色のオークが妊娠しない訳ないな。あーーーそういう事か商館(遊女館)が閉鎖しているのか。」

小人「夜の店の多くが休業となっています。その為に多くの男たちは毎日モンモンとしているようです。」

アル「下らん。却下。」

騎士「アル様、そこを何とか、皆目が血走り婦女暴行しかねません。お願いします。」

アル「小人の行商で解決できるか。」

小人「褐色のオークは連れてくることはできますが、他種族でも構いませんか。」

アル「別に構わん、納得して仕事をしてもらえるのならば問題ない。」

小人「ならすぐにでも連れてくるように手配します。移住許可はお願いします。」


そして小人が連れてきた者達とは、褐色のオークとサキュパス人であった。

褐色のーオークとは違った魅力に溢れた美女美女美女たちであった。


男「あ、あ、あ、あ、ああれがサキュパス様か、うっ俺の下半身が・・・」


美女たちが、拠点内を歩くだけで誘惑しているようになってしまっている。

多くの男性たちは、股間を抑え、ぎこちない歩き方となっていた。その夜の歓楽街は大渋滞となってしまった。

多くの男たちはサキュパスの館に殺到したが、一人3分持つ者がいなかったという。美女がスッと股間を撫でただけで噴射してしまう者、また行為に至っても三こすりで果ててしまっていた。

その為に行列は滞る事無くスムーズに進んでいった。並んでいる男たちは行列が早く進む事を喜んだが、自分の番で皆理由が解り恥ずかしそうに去っていった。


酒場でも多くの男性たちが夢ごごちで飲んでいる。酒場のサキュパスが魅惑のフェロモンを出しまくっているようで、男たちはもうメロメロ状態となっている。



数日後


アル「これ大問題じゃないか。」

騎士「ですが皆張り切って仕事をしています。」

アル「給料の前借は認めないぞ。」

騎士「それは規則ですので問題ありません。ですが拠点内の生産力強化案として、副業を促進しています。」

アル「ハァー、お前たちも良く色々と考えつくな。ある意味凄いな。」

騎士「あれ程の美女たちです。多少狂ってしまう者が出てしまう事は仕方ありません。」

アル「・・・・・・」


騎士や戦士の一部がサキュパスの魅力にハマってしまった。それは仕方のない事であったが、各種族のものよりハマる者が多く出ていた。




騎士「サキュパス様ーーーー、今日も会いに行きます。ハァハァハァ。」


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