表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/74

2-?? 《!自称俯瞰者のメモ帳-用語!》

「二口目」の時点で判明した情報についての記録。今まで読んでいてわかりづらい所のあった読者の為、作者本人の確認の為にまとめられたもの。

 必要無ければ、読み飛ばし可。補足の説明がある場合もある。

 この項では特に、「二口目」で判明した事実を中心として記録する。

#用語



《蜜》


 「思い通りにする」力。本作で描かれる“ゲーム”ではマアリ側の“戦士”と地球人の“代表者”が普通の地球人では決して行えないであろう戦闘を繰り広げるが、それはこの“蜜”の力があってこそである。

 “蜜”は“針”という器官を持つ者からそれを与えられることによって手に入れられる。

 “針”を持つのはこの力の大本であるマアリと、彼女に作られた生命体の一部。

 春野花子は“蜜”を栄田利里が持つ“針”から与えられている。


・「資格」としての“蜜”

 “蜜”とは元々「思い通りにする」力を持っていたマアリの力を改良した物であり、その改良点とはマアリの力を他の生命体にも使えるようにする事であった。

 彼女の母星、キブカ惑星ではこれを使用し、個々の処理能力の上昇を実現している。

 “蜜”を得た者はそれを通じ、大本であるマアリとリンクを繋ぐ。

 “蜜”所有者が「思い通りにする」力を行使する時、“蜜”はリンクを使ってマアリからその力を借り、その“蜜”所有者に与えている。これが“蜜”の「思い通りにする」力のメカニズムである。

 “蜜”を使った戦闘では、マアリから「どれだけ力を借りられるのか」が重要であり、それは精神、心、気合、感情……等と表現される、生命の中の不定形な「何か」によって左右される。


・“蜜”を得た地球人に起こる肉体変化、武装具現について

 「アメコミヒーローみたいなコスチュームを着せられたり、毛むくじゃらの怪物になることすらあるわよ。戦っている時以外は元に戻るけどね。」とリリィが語っているように、“蜜”の力を得た地球人は肉体の変化や武装を具現することが多々ある。

 「もうこのあたりは人によって全然違うんだよねー。ロクに検証出来てないんだ。つまりよくわからん!」とマアリが語るように個人によって様々。

 “蜜”の力によって得た肉体の変化した箇所や武器にはその個人個人で異なる「特性」が見受けられる。

 例えば、地球人代表者の一人、ローザ=カレンカは光輝く水晶玉を“蜜”の力に適応した時に具現させた。

 この水晶玉は大きさ、形状、色を自由自在に変化させる事ができた。

 「思い通りにする」“蜜”の力であれば大概の事は出来てしまうので、例えば例に挙げたローザ=カレンカの水晶玉を他人が真似をすることもできる、がその場合ローザ=カレンカよりも多量のエネルギーを使う事になってしまうため、結局自分が得た「特性」を生かした戦い方の方が適しているようだ。

 ちなみに、春野花子の大鎌のようにそれが持つ「特性」以外の使い方に極端に制限が掛かっている、という場合もあり、これについてもその地球人各自によって様々である。

 


《キブカ星》


 マアリの母星。二口目時点ではほとんど情報が判明していないが、独自のコミュニケーション手段があることは「2-6 夢の中ではない」で栄田利里から明かされた。

 「伝えたい事を、感情、心、気持ちをそのまま、何の加工もされていない天然の状態で相手に送る」と栄田利里は語っている。伝えたい事をそのまま伝える、という点で地球人の言葉や仕草を使ったコミュニケーションより高度と言える技術であり、このコミュニケーション手段なら誤解が産まれることは無いと言われている。


 この技術の応用で、“蜜”を持つ地球人は、同じ“蜜”を持つ生命体とテレパシーのようなものが行える。栄田利里が語るに、頭の中で伝えたい文章を想像して、それを相手に伝えることを望めば行える。「イメージは、パソコンでメール打つ感じ。文章をタイプして、『送信』をクリック」と栄田利里は表現している。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ