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SOUP本部 狂乱2
……………
辺りは先程までと打って変わり、水を打ったように静まり返っている。何1つ物音が聞こえない。
それが余計に恐怖心を煽る。
フィリップ達は机の下で、ただただ息を殺して蹲っているしかない。アリスはリドウィンとフィリップの間で身を縮めて震えている。
いくら戦闘訓練を受けているからといって、こんな実戦はその実初めてである。完全に腰が抜けてしまっている。
ズルッ……ゴシャッ…
「ひっ…‼︎」
フィリップ達の潜り込んでいた机に乗っかっていたのであろう、血塗れの遺体が、目の前に落ちてきた。
アリスは思わず息を詰まらせる。
声が、思った以上に響いてしまった…連中はもういないだろうか。いませんように…
「ふぅーん?誰かいらっしゃるのかな?」
あぁ、ダメだ。
いた。この声は、先程トップバッターでこの部屋に入ってきた青年の声だ。
リドウィンはそーっと腕を伸ばし、落としてしまった自分の端末を拾い、画面を覗くとまだ先程と同じ画面。
"SURVIV"の画面だ。
"西の客人"にゆっくり、おそらくは一歩一歩ゆったりと近づいてきているのは……
"切り裂き魔"




