表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

存在してはならないその者"

作者:ZR Beyond
最新エピソード掲載日:2026/06/28
無数の世界の彼方に、誰にも説明できない“何か”が存在している。

それは理解を超えた領域で現実を繋ぐ構造。

その起源も、
創造主も、
そして真の目的さえも――誰一人として知らない。

人々はただ、それを「未知のシステム(Unknown System)」と呼んでいる。

そこへ辿り着いた者たちは、やがて一つの事実を知る。

立ち止まり続けることは許されない。

クエストは存在する。

多くの者は力を得るために。
武器を手に入れるために。
能力を求めるために。
そして、生き延びるために必要な対価を得るために。

だが――

システムの中で長く生き残った者ほど、別の理由を知ることになる。

止まることは、危険なのだ。

そして生き残れば生き残るほど――
その意味は、より恐ろしいものへと変わっていく。

だが、すべてが「選ばれた存在」というわけではない。

無限の世界から集められた無数の存在の中には、
本来そこにいるはずのない者も存在する。

ザイレフは、その一人だった。

選ばれていない。

登録されていない。

認識されていない。

それでも――彼は、そこに存在している。

システムは本来あるべき反応を示さない。

まるで彼の存在そのものが、
システムの論理から外れているかのように。

それでもクエストは現れ続ける。

まるでシステム自身ですら、
彼を「異常」なのか、
それとも「それ以外の何か」なのか判断できないかのように。

未知の法則によって存在が定められるその場所で――

ただ一人、
存在する許可を与えられていない者が歩き続ける。

そしてシステムは――

未だに、その理由を理解していない。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ