応用
片白倭乃はシロノの本名です。
「でぇぇぇぇりゃぁぁぁぁ!!!」
ーードゴシュゥゥゥゥゥゥン!!!
シロノのパンチがこの地のあらゆるものを揺るがした。
「(何だこの力は!?全力でやってしまったら地球を破壊してしまいそうだ!抑えなければ……)」
「おせぇぇぞ!片白ぉぉ!!!」
ジョウカがシロノの背後に回り込み刀を振り上げた。
「やべっ!"だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!"」
ーーボォゥゥゥゥゥゥゥ!!!
シロノは体の中にあるオーラを解き放ち爆風で難を逃れた。
「威力は申し分ないがスピードは遅くなったな。まぁ、あのノロマのテヴンの力じゃ仕方がないなぁ」
ジョウカはテヴンの事を下に見ているようだ。
「(守隨は凄い奴なのだな……ラスのパワーはテヴン以上、スピードもジョウカ以上……そんな恐ろしい力を自分のものにしていたのか……それに比べて俺はテヴンの力をも扱い切れてない……)」
「(だが、泣き言を言ったって何も変わらない。今の俺が出来る全てをやるしかない……これだ!)」
シロノは緑の鬼目を解き、青の鬼目になった。
「やっと分かったか片白!貴様は俺の力だけを使っとけばいいのだ!さあ来い!」
その言葉に対しシロノは口元に笑みを浮かべた。
ーーシュン!!!
緑の鬼目の時とは比べ物にならない速さでシロノは動き出した。
一瞬より早くジョウカの前に到着した。その瞬間!青の鬼目を解き、緑の鬼目となった。
「俺が今できる全ては!音速で動き出し、ありったけをお前にぶつけることだァァァァ!!!」
ーーバシュゥゥゥゥゥゥン!!!
シロノは惑星破壊一歩手前の力をぶっ放した。
それはジョウカにクリーンヒットし建造物を巻き込みながら吹っ飛んでいった。
「ハァハァ……何とかなったな。でも、足が壊れるほどの速さで動き出したからしばらくは動けないな……」
シロノは匍匐前進で大翔と刹那に近づいた。
「大翔は鬼目だから休んでたら傷は回復するし刹那は幸いな事に太刀を一斬しか浴びてないから俺が力を与えて治してやるか」
シロノは刹那に力を与えた。
(無事なガキどもと倒れているガキがいる!?)
フパルに近づいた。
「このガキは大丈夫だ。血まみれだが傷はない。きっと二人のどっちかの血を浴びショックで倒れているだけだろう」
シロノはガキ大将達に言った。
それに対しガキ大将達は
「ち、違うんすよ兄さん!フパルは俺らのために戦ってくれたんすよ。それで斬られた。だから無事なわけないんすよ」
「フパル!?フパルってレリルの息子ではないか!斬られても回復したということは"鬼目"?!」
「鬼目を息子が受け継ぐなんてことあるのか?!おいガキ!戦ってる時のフパルの髪色は何だった?」
シロノがガキ大将に問う。
「赤髪になった兄さんと目の前の兄さんみたいに髪色は変わらなかったっす。黒のままだったす。でも白色のオーラみたいなのが出てたっす。てか!この世界に超力があったなんて驚k……」
「黒髪。白いオーラ。鬼目じゃなくて何かの使い手かもしれんな」
その時!
ーーシュゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!
何かが爆音を轟かせてこちらに向かってきた。




