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いつもの日常

「嫌になる………。」


「はいはい。わかったわかった。」


私は今日何度目になるか解らないため息をついた


今日のテスト、生まれてはじめて赤点を取ったのだ


内容は、体育の実技


「悪夢だよ……。あれ……。」


「まぁまぁ、私も何個か赤点だし、一緒に頑張ろう♪」


「あんたはいつも赤点でしょ!!」


隣にいる友達は、小学校の頃からの友達で、元気一杯の体育系女子


スポーツ万能、私の通う学校にスポーツ推薦で入った女の子だ


しかし、頭はお馬鹿に分類される


今回、この友達が取った赤点は、国語、数学、理科、世界史、英語、理科とフルボッコ


しかし、体育は過去最高とまで言われるほど良く、一流大学の先生が目を止めるレベル


その点私は、跳び箱すら出来ない


可愛いと思えるかもしれないが、これは凄いストレスなのだ


目の前でポンポン跳ばれてたら、まぁ、お察しだとは思うが…


そのポンポン跳ぶ奴は、笑みを浮かべながら歩く


「将来の夢は?って聞かれたんだけど…。なんて答えれば良かったかな?」


「知らないよ…。取り合えず、私は跳び箱を跳ぶのを目標にする…。」


「夢ねぇ……。あれだな、探偵になりたい!!真実は!!をやりたい!!」


「先生泣くぞ?あんなに真剣に練習を手伝ってくれるじゃん。」


「格好いいじゃん。探偵。」


ダメだこいつ…


私は決めポーズをしながら、明後日の方角を指差す友達を放っておいて、歩き出す


「酷くない!?そう言えばさぁ~、彼処のケーキ知ってる?」


「日本語がなってない!!主語と…述語とその他!!だから国語がマイナス3なんだよ。」


「マイナスちゃうわい!!」


この友達、前回の成績で、頑張って3を取得したのだが、印刷ミスでマイナスが付いていた伝説がある


先生に誤り倒されたが、この事件は学校中処か、有名な~、公明な~、の大学の先生に伝わり、笑われたとのこと


「まぁ、どーでも良いですよー。」


「そうしなさい。そうしなさい。んで?ケーキって?」


「うん。駅前に出来たケーキ屋の、ねこにゃーってお店があってね。そこが安くて美味しいんだって!!」


「ふーん。ねこにゃーって、可愛いね。」


「そうそう、猫と言えば!!猫は強い魔力があってね!!こーやって、後ろから…………、にゃーー!!」


「バカやってないで、帰るよ。」


「あーーん。ひどい!!」


まったく、このバカにはついていけないよ。


私達は歩き続ける


「ねっ!!来週にでも一緒に行こうよ!!ケーキ屋!!」


「はいはい。付き合いますよ!!」


「やった!!約束ね!!破ったら地獄行き!!ハリセンボン!!」


太りそうだな…。まっ、良いか。


私達は歩き続ける


歩いて、大きな交差点にでる。


「はいはい。また明日ね!!」


「うん。またね。」


私は右に、マイナス3の彼女は左に去っていった


「ねこにゃーね。おもしろい名前だな……。んっ?」



交差点に、何か白いものが、ある。



「危ないな……。ビニール袋?」


私は道を歩き続け、…………!?


「猫!?えっ、どうして!!」


アスファルトの地面に倒れ伏す猫を見つけた


「助けなきゃ……。」


ガードレールを飛び越え、道路に出る


運よく車は来ていない


「だ、大丈夫………。あっ、……。」


血だらけだ。跳ねられてしまったのかな?


「ひどい、早く、でも、でも、さわって、大丈夫?」


私は、血だらけの猫を抱き抱え、猫の目を見つめた


不思議と綺麗な青い目に、写ったのは…、空






「あれ、そ、ら、なえっ?」


何かに突き動かされる


地面に寝転がる、そのそばを白いものが通り抜けた


手から猫が降りて、私のかおをみつめた


『ごめんなさい。せめて、私に出来ることをします。』


ね、こがしゃべった、あは、は、は、


な、が、


わた、ごめ、ね、けー、き、、、、



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