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にゃん鬼行  作者: てふ
三夜の夢
19/34

志乃武家 双葉 4話

▶元服 次期当主

元服してすぐに、しのを呼び戻した。


冬には、戦が落ち着いて志乃武の村に戻ってくる。が、

それまで待つ必要はない。父にも了承を得ている。

篠は、しぶしぶ戻って来たが。

私が主になる。

(もう遠慮する事もない。ここは、私たちの村だ。)


“他家へ入るのは、謀反の意ありとみなす。”

同席の者が、ピリついた。


篠は、呆れた顔をしたが、

私と父は、つい、にやにやと笑いがこぼれてしまう。

その夜は、ささ殿が篠兄弟に山菜やらなんやらを持たせて、

本家へやって来た。

母も、床から出てきて、嬉しそうにしている。


ようやく篠が居る。

生きて帰って来た。


篠が誇らしく、頼もしく、

何より、ほっとして、隠れて泣いた。

こんな情けない私を知っているのは、篠だけだ。

いつも肩の荷を分けて持ってくれる。


篠は、生涯この家と、私に、仕えると、

皆の前で、公言した。父にも。

父は、ただ「よし。」と言った。


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