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Heresyー時代の異端者たちー  作者: 不知火 響
6/6

メンバー集結

「いろはくんお待たせ、じゃあ走ろっか」

この時見た笑顔は会社でも見たことがないくらい、輝いていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「FDに乗ってるんだな」

鈴奈は振り向いて言った

「良いでしょ?父さんからもらった」

俺は父さんのマシンを見たことないから、羨ましいなと思う



「あそこの人たちは?」

あっ、と鈴奈が言って紹介してくれた

「ランエボの竹下杏寿、チームリーダーだよ」

少し赤みのあるストレートの髪をポニーテールでまとめていた

顔立ちは少し幼さの残る女性で

「好きに呼んでくれていいよ、よろしく」

と握手した

「幼く見えるけど2つ年上だから」

と付け足す鈴奈

「シルビアS14の緒方絢斗」

気怠そうな感じではあるが、明るい好青年といった感じであった

「GTR32の川畑瑞生」

ボーイッシュな見た目のままに、服装はつなぎの上を腰で結びタンクトップという恰好で

ドライバーというよりメカニックと言ったほうが、しっくりくる

「”の”弟の蒼真」

といって32から下りてきたのは、鈴奈にそっくりな少年で

「どうもっす」

といって軽く会釈してきた



「弟居たのか?」

きょとんとして答えてきた

「私のじゃないよ?」

へ?うそでしょこんなにそっくりなのに

「あたしのだよ、ていうかあたしのRから下りてきたんだからさぁ」

完全に勘違いした。あまりにも似ているものだから

「ずいぶん似てるな、鈴奈と」

呆れた顔で瑞生が言った

「あたしら似てないとは言われるけど、まさかスズと似てるって言われるとはね」

「いろはの兄さん、さすがにそれは無いです」

二人から見事に一刀両断されたが、杏寿は違った。

「安心して君だけじゃないよいろはくん、私もそう思ってるから」

まさかのリーダーからの一言に川畑姉弟は

「あんちゃんそれは無いよお」

「杏姉ちゃんまで」

このやり取りを見ていた、鈴奈は終始笑っていた。

「いろはくん、一応自己紹介してくれるかな?」

蒼真の似てる似てないで花が咲き自己紹介をしていなかった。

「Z34の秋名いろはです。」


さてとといった感じで姐さんが

「いろはくんの力試しに1往復しようか」

よっしゃーとかいくぞ~という言葉が出てはたから見れば和やかだが

その場にいる俺にはわかった。立ったこの一言で全員の雰囲気が変わったことに





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