第一話「神とは何か」
神様が、ギャルゲーをやっていた。
働かない契約の神と、苦労性の新人天使の物語です。
本日は3話投稿(7時・12時・19時)です。
神とは何か。
人間の上位に立つ、尊い存在。生命の源であり、幸福の与え手。その御名を呼べば救いが訪れ、その加護のもとに人は生きる。
天界の神々は、幾千の世界を見守っている。
だが、天界には敵がいる。かつて天界を裏切り、己の御神体を持ち去った神々——邪神だ。天界の庇護を捨てた彼らは、世界を蝕み、命を喰らい、天界そのものを脅かそうと今も牙を研いでいる。
天界と邪神勢力の戦いは、もう幾千年も続いている。
神々は今この瞬間も邪神と戦い、それを退け続けている。天界の空に立ち上る光の柱は、その戦いの証だ。神々がいる限り、世界は終わらない。
——少なくとも、天使学校ではそう教わる。
その神々の中でも、最高位に名を連ねる一柱がいる。
ヴァルディオス。
数多の世界を救い、いくつもの滅びを覆してきた神。あの天使長ミカエルでさえ、若き日にその神に救われ、今なお深い恩を感じているという。天界でその名を知らぬ者はいない。
まさしく、神の中の神——
「ねえ、ヴァル……私、ずっとあなたのことが」
画面の中の少女が、潤んだ瞳でこちらを見つめていた。
「好きだったんです♡」
——神とは何か。
少なくとも、目の前の光景を見る限り、その答えは相当に怪しかった。
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話は、少し前に遡る。
天界第七区画、天使詰所。
朝の掲示板の前に、人だかりができていた。新しい辞令が貼り出される日だ。新人天使にとっては、自分の行く先が決まる一大事である。
セリアは人垣の隙間から、自分の名前を探した。
『セリア ヴァルディオス様付き人に任ず』
一度読んで、もう一度読んだ。
ヴァルディオス様。
最高位の神。その付き人。新人天使にとっては、望んでも得られない大役だった。
胸が高鳴った——のは、ほんの一瞬だった。
背後から、ひそひそと声が聞こえてきたのだ。
「ねえ、ヴァルディオス様って……あの?」
「居眠り神でしょ。神々の会議でずっと寝てたって」
「最近は部屋から一歩も出てこないらしいよ」
「サボり魔で有名だもんね。最高位なのに、邪神討伐にも一度も出てないって」
「前の付き人、三日で辞めたって聞いた」
「かわいそう……」
かわいそう、という言葉が、背中にぺたりと貼りついた。
セリアは振り返らなかった。振り返ったら、たぶん全員と目が合う。
(……噂は、噂です)
自分に言い聞かせて、掲示板の前を離れた。
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「セリア」
廊下に出たところで、名前を呼ばれた。
その声だけで、ざわついていた廊下が一瞬静まった。
歩いてきたのは、一人の天使だった。陽に透ける亜麻色の長い髪を、後ろで一つに束ねている。切れ長の目に、通った鼻筋。誰もが振り返るほどの美貌なのに、軽々しく声をかけられる雰囲気ではなかった。背筋がまっすぐで、歩き方ひとつに隙がない。腰に佩いた剣が、飾りではないことは見ればわかる。
そして、胸元が豊かだった。セリアは一瞬だけそこに目をやり、すぐに逸らした。昔から、並んで歩くたびに少しだけ複雑な気持ちになる。
オルレア。
天使学校で同じ班になって以来の友人だ。座学は常に首席、剣の実技では教官すら打ち負かした。演習で班が崩れかけたとき、誰より早く判断を下し、全員を引っ張って立て直したのも彼女だった。同期の誰もが、オルレアの指示なら黙って従った。
それでいて、落ちこぼれかけたセリアに、毎晩黙って付き合ってくれたのも彼女だった。
「辞令を見た」
オルレアはセリアの前で足を止めた。
「噂も聞こえていた。ヴァルディオス様の件だな」
「……はい」
オルレアには、昔から隠し事ができない。
「噂は噂ですから。大丈夫です」
「お前の『大丈夫』は信用しない」
オルレアはきっぱりと言った。
「真面目すぎるんだ、セリアは。理不尽を全部一人で抱え込んで、限界まで黙っている。学校の頃からそうだった」
「そんなこと——」
「ある」
一言で切り捨てられた。セリアは口を閉じた。反論の余地がないのも、昔からだった。
オルレアは少しだけ表情を緩めた。
「無理だと思ったら、すぐに言え。天使長に掛け合う。それで駄目なら、私が直接その神に話をつける」
「最高位の神様ですよ……?」
「関係ない。友を潰す者は、神だろうと許さない」
冗談を言っている顔ではなかった。オルレアは、言ったことは必ずやる。セリアはそれを、誰よりもよく知っていた。
だから、少しだけ胸が温かくなった。
「……オルレアこそ。辞令、どうだったんですか」
「邪神捜索隊だ」
オルレアはあっさり言った。
セリアは言葉を失った。
邪神捜索隊。仕える神が決まらなかった天使たちが回される部隊だ。天界から逃れた邪神を探し出し、討つ。名誉ある任務だと、天使学校では教わる。
けれど、誰もが知っていた。捜索隊に入った天使の多くが、数年で帰ってこなくなる。
「どうして……オルレアが」
学年で一番だった。剣でも座学でも、誰にも負けなかった。そのオルレアに、仕える神が一柱も名乗り出なかった。
「私が希望した」
オルレアは迷いなく答えた。本当なのか、セリアを安心させるための言葉なのか、わからなかった。
「邪神を討つ。それが天使の務めだと教わった。ならば、最も危険な場所に立つのが筋だろう」
それから、まるで祝福でも受けたように微笑んだ。
「神々のために剣を振るえる。これ以上の誉れはない」
その目には、一点の曇りもなかった。
「神々は、私たちが命を懸けて仕えるに値する方々だ。……セリアの神も、きっとそうだ。噂に惑わされるな。自分の目で確かめてこい」
オルレアはセリアの肩に、一度だけ手を置いた。それから踵を返し、歩いていった。
束ねた髪が揺れて、遠ざかる。廊下の天使たちが、自然と道を空けた。
セリアはその背中を見送ってから、天使長の執務室へ向かった。
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天使長ミカエルは、天界を見渡せる高窓の前に立っていた。白銀の羽を持つ、長身の男。剣のようにまっすぐな背筋と、端正な顔立ち。何百年もの歴史を刻んだ静かな目が、セリアを見た。
「来ましたね、セリア。辞令は見ましたか」
「はい。……光栄です」
「その割には、浮かない顔ですね」
見抜かれていた。セリアは観念して口を開いた。
「その……ヴァルディオス様について、いろいろと噂を耳にしまして」
「居眠り神。サボり魔。部屋から出てこない」
天使長は淡々と並べた。
「概ね、事実です」
「事実なんですか!?」
「ええ」
天使長は否定しなかった。それどころか、少しだけ目を細めた。
「あの方は……少々、変わっておられる。苦労するかもしれないけれど」
天使長ミカエルは、どんなことがあっても動じない方だ。その方が「苦労するかもしれない」と言うのだから、相当のことが待ち受けているに違いない。
「ですが、セリア。一つだけ覚えておきなさい」
天使長は窓の外に目を向けた。
「私がまだ見習いの天使だった頃、担当していた世界が滅びかけたことがあります。神々の誰もが見捨てた世界でした。それを救ってくださったのが、あの方です」
静かな声だった。けれど、そこには確かな熱があった。
「今の私があるのは、あの方のおかげです。その恩を、私は一日たりとも忘れたことはありません」
セリアは息を呑んだ。
天使長にそこまで言わせる神。噂の中の「居眠り神」と、どうしても重ならなかった。
「さあ、ご挨拶に行きなさい。」
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神域居住棟の一室。
白い光が満ちる廊下を歩きながら、セリアは手元の書類に目を落としていた。担当神格への伝達事項。オルレアの言葉と、天使長の言葉が、交互に頭の中を巡っている。
自分の目で確かめておいで。
今の私があるのは、あの方のおかげです。
(大丈夫。噂は、噂です)
相手は神様だ。それも最高位の。きっと威厳があって、穏やかで、慈悲深くて——
ドアの前に立つ。
部屋の中から、音が聞こえた。
「もう、このツンデレめ……っ! 素直になれよ!」
セリアは三秒間、その場で固まった。
聞き間違いかと思った。神域の廊下に、そんな言葉が響くはずがない。もう一度聞き耳を立てると、今度は女性の甘い声が漏れ聞こえてきた。
「ヴァル、私のこと……嫌い?」
「嫌いなわけあるか! お前だけだ、俺には——」
セリアはノックした。三回、しっかりと。
室内が一瞬静まり返る。
「……開いてるぞ」
低く、気だるげな声。セリアはドアを開けた。
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部屋の中は、ひと言で言えば「散らかっていた」。
天界の神域とは思えない雑然とした空間に、書物が積み重なり、食べかけの何かが皿の上で乾いており、床には脱ぎ捨てた外套が丸まっていた。
壁際には、やけに大きな箱が天井近くまで積み上がっていた。どの箱にも、目の大きな少女たちが描かれている。箱の角には「初回限定版」「特典ドラマCD同梱」という金色の文字。棚には同じ少女の絵が描かれた札のようなものが、丁寧に一枚ずつ立てて飾ってあった。
そして部屋の奥、淡い光を放つ水晶の板の前に、一人の男が座っていた。
ヴァルディオス。
契約の神、と自称する神格。見た目は二十代半ばほど。黒に近い暗い髪、鋭いが、どこか面白そうに細められた目。整った顔立ちなのに、その表情には神様らしい威厳のかけらもなかった。
水晶の板には、色鮮やかな人物が映し出されていた。桃色の髪をした少女が、夕焼けの教室を背に、頬を染めてこちらを見つめている。
画面の下には半透明の枠があり、左上に「さくら」と名前が出ていた。少女が喋るたびに、枠の中に一文字ずつ文字が流れていく。枠の右下には「AUTO」「SKIP」「SAVE」「LOAD」「LOG」と、小さな文字が並んでいた。
ギャルゲーだ。
紛れもなく、ギャルゲーだった。
(……噂より、ひどい)
「……失礼します。天使長より、ご挨拶に参りました。本日よりヴァルディオス様の付き人を拝命いたしました、セリアと申します」
セリアは努めて平静に言った。頭の中では「最高位の神様がギャルゲーをやっている」という事実が、ぐるぐると回り続けていたが。
ヴァルは水晶の板から目を離さず、気のない返事をした。
「ああ。適当に座ってろ」
「は、はい」
セリアが椅子を探して辺りを見回していると、ヴァルが画面に向かってぶつぶつ呟いた。
「さくらルートは他の三人を全員クリアしないと解放されないんだよ……三周目でやっと好感度フラグ立てたのに……」
「……申し訳ございません」
「別にお前に言ったわけじゃない。……あ、待て。選択肢の前でセーブしてない」
ヴァルの指が素早く動き、画面の隅に「クイックセーブしました」と小さな文字が浮かんで消えた。
画面の中央に、三つの文が並んだ。
『――抱きしめる』
『――頭を撫でる』
『――何も言わずに立ち去る』
ヴァルは顎に手を当て、真剣な顔で三つを見比べた。天界の存亡を左右する軍議でも、ここまで真剣な顔はしないだろう、とセリアは思った。
ようやく椅子を見つけて腰かけ、セリアは書類を膝の上に広げた。天使長から預かった伝達事項を読み上げなければならない。でも、その前にひとつだけ確認しておきたいことがあった。
「あの……ヴァルディオス様」
「ヴァルでいい。長い」
「では、ヴァル様。今、天界では邪神勢力との戦争が激化していると聞いていますが」
「知ってる」
「最前線では多くの天使が——」
「知ってる」
「ヴァル様も神格として、なんらかの——」
「知ってるし、関係ない」
カチ、と乾いた音。ヴァルは『――抱きしめる』を選んでいた。
セリアの脳裏に、捜索隊へ向かうオルレアの背中がよぎった。
水晶の板の中で、桃色の少女がはにかんだ笑顔を見せた。画面がふわりと白く光り、一枚の大きな絵に切り替わる。右上に「CG 47/52」という数字が一瞬だけ表示された。
ヴァルが「ふっ」と小さく口元を緩める。
「……回収完了」
セリアは書類を膝の上に置いたまま、しばらく黙っていた。
神とは何か。
その問いに対する答えが、少しずつ見え始めていた。少なくともそれは、セリアが今まで学んできたものとは、かなり違うようだった。
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その日の午後、セリアは再び天使長のもとを訪れた。
「どうでしたか」
「……ギャルゲーをやっておられました」
「そうですか」
天使長は特に驚いた様子もなく、窓の外に目を戻した。遠くの空で、光の柱が幾本も立ち上っている。捜索隊が邪神とぶつかっている光だ。
「天使長、なぜヴァル様は邪神討伐に出ないのですか。最高位の神格であれば、相当な力になるはずです」
「邪神の掃討は、天使の務めとされています」
天使長は窓の外を見たまま答えた。
「神々には、神々のお考えがあるのでしょう」
それ以上は言わなかった。セリアは、その「とされています」という言い方が、少しだけ気になった。
「……アレス様のように、多くの天使を召し抱えてくださる神もいらっしゃいますが」
天使長はそう付け加えて、また口を閉じた。なぜ今その名前を出したのか、セリアにはわからなかった。
「では、ヴァル様は」
天使長はすぐに答えなかった。しばらく沈黙が続いた後、静かに口を開いた。
「今のあの方は、対価のないことはしない。それが、今のあの方の信条です。天界の戦争に出るのも、下界を救うのも、その行為に見合う対価がなければ動かない」
今の、という言葉が、セリアの耳に引っかかった。
「……それは、怠慢ではないのですか」
「そう見える者には、そう見えるでしょうね」
天使長の言葉には、不思議な重みがあった。批判でも擁護でもない、ただそのままを受け止めるような静けさ。
「ただ」と天使長は続けた。「あの方が本気を出したとき、誰よりも確実に結果を出す。それだけは、私は知っています」
セリアは窓の外を見た。光の柱が、遠く空を染めている。もうすぐ、オルレアもあの光の下へ行く。
「……天使長は、ヴァル様を信頼しておられるのですね」
「信頼、とは少し違います」
天使長が、珍しくわずかに微笑んだ。
「あの方に任せたい仕事がある、というだけです。そのための準備を、今しているところです」
セリアにはその意味が、まだよくわからなかった。
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翌朝、セリアは書類を抱えて再びヴァルの部屋を訪れた。
昨日と同じドア。昨日と同じ廊下。でも今日は、聞こえてくる音が少し違った。
なんというか。
昨日より、だいぶ……賑やかだった。
甘ったるい少女の声が、ドア越しに途切れ途切れに漏れてくる。昨日のような告白の台詞ではない。台詞ですらない。息遣いと、名前を呼ぶ声と、それから——
セリアは考えるのをやめた。
セリアはノックした。返事を待たずにドアを開けた。昨日で学習していた。どうせ「開いてるぞ」と言うだけだし、待っていても状況は変わらない。
ヴァルはいた。昨日と同じ椅子に座って、同じ水晶の板を眺めていた。
ただし、画面の内容が昨日とは明らかに違った。
肌色が多い。圧倒的に多い。そして画面の一部が、細かい四角の粒で不自然にぼかされている。
セリアは一秒で理解し、即座に目を逸らした。
「……失礼しました」
「別に失礼じゃない。用があるなら言え」
ヴァルは画面から目を離さず、至って平然としていた。神格の風上にも置けない態度だったが、本人にその自覚は欠片もなさそうだった。
「書類をお持ちしました。天使長からの確認事項です」
「置いといてくれ」
「……はい」
セリアは書類をテーブルの端に置いた。できるだけ画面を視界に入れないよう、慎重に。
「あの、せめて音を——」
「消さない。このシーンはフルボイスだ。声優の仕事を飛ばすのは冒涜だろ」
「冒涜の基準がおかしいです」
「既読スキップで飛ばすやつは素人だ」
知らない。そんな作法は知らない。
視界の端に、さっき起動したときのものらしい文字が残っていた。
『※本作品に登場する人物は、全員18歳以上です』
何のための注意書きなのか、セリアにはわからなかった。わかりたくもなかった。
しばらく沈黙が流れた。
「やっぱり、いいな」
ヴァルが独り言のように言った。
「何がでしょうか」セリアは壁を見ながら答えた。
「巨乳は正義だ。これは真理だと思う」
セリアの中で、何かがぷつりと切れた。
(……最低だ)
声には出さなかった。出さなかったが、顔には出ていたかもしれない。
「なんか言いたそうだな」
「何も言っておりません」
「顔に出てる」
「出ておりません」
ヴァルがちらりとセリアを見た。面白そうに目を細める、あの表情だった。
「女は巨乳に嫉妬するからな」
「して——っ、しておりません!」
思わず声が出た。セリアは咳払いをして、姿勢を正した。
「……その、ヴァル様。今日の午後、天使長がお呼びです」
「断る」
「断れません。今度こそ本当に重要なお話だそうです」
「昨日も重要だと言っていただろう」
「昨日よりさらに重要です」
ヴァルは少し考えるような間を置いてから、水晶の板をぱちりと消した。
「……しょうがない。行ってやる」
立ち上がったヴァルは、思いのほか長身だった。外套を肩に引っかけ、乱れた髪をさっと掻き上げる。それだけで、さっきまでの締まりのない雰囲気がどこかへ消えた。
歩き出しながら、ヴァルはさらりと言った。
「お前も来い。付き人だろ」
「……はい」
セリアは書類を抱えてその後を追いながら、心の中でもう一度だけ呟いた。
(最低だ、この人)
ただ、歩くその背中は、不思議と頼りなくは見えなかった。
---
*次話「世界を救え(やだ)」に続く*
お読みいただきありがとうございます!
次話「世界を救え(やだ)」は本日12時に投稿します。
初日は3話、その後は毎日19時10分に更新していきます。
ヴァルのクズっぷりと、たまに見せる本気を楽しんでいただけたら嬉しいです。
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