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青空がアオすぎて泣いてしまう。すれ違う心と、日常の中の想い(恋)

これから 始まる十一の物語の、それぞれの君へ贈る抒情詩。


 青空がアオすぎて泣いてしまう。


 心と反比例する、鮮やかで余念を抱かせない真っ直ぐな空気感。

 美しく気高いそのアオは、どこまでも、どこまでも手の届かないところにあって、その尊さが感動に変わってゆく瞬間、涙がアオの雫となって、また青空へ戻っていく。


 今日も君によい事が沢山ありますように。楽しい事が沢山ありますように。

 そして、素直な、青く清い心を忘れないように。

 

 どうしようもない喪失感。 

 そんな時も青空はアオすぎるまま、君の前に立ちはだかるでしょう。

それでも、君に前を向くこと、一歩一歩、歩みを止めないことを僕は願うのです。

悲しみや寂しさは、いつか涙がアオの雫となって、青空に溶けていきます。


 僕は、毎日、毎日、それが君を日常へ帰してくれることを願うのです。

 その願いが叶うことを祈るのが、僕の永遠の日常なのです。



 夕日のオレンジが美し過ぎて泣いてしまう。


 水平線の(はざま)にある夕日は、今にも溶けてしまいそうに金色に輝いて、君の足元まで道をつくっています。


 明日も君によい事が沢山ありますように。楽しい事が沢山ありますように。

 素直な、オレンジ色の清い心を忘れないように。

 そして、オレンジ色の情熱を持ち続けられますように。


 僕は、毎日、毎日、それを願うことができる喜びの中に生きている。

 それが日常であることを永遠に願うのです。


 雨は雲のカーテンを(つむ)ぎ、低い空から悲しみの欠片(かけら)を落としています。


 悲しい時の灰色の空はどこまでも悲しく、傘に落ちる雨音のメロディーはいつまでも寂しい音色で鳴いています。   

 

 悲しいことがあったら、立ち止まっても良いのです。

 雨にうたれたのなら、その傷が癒されるまでじっと待っても良いのです。


 そしてまた、君が水たまりをポンと乗り越えて、また前に歩きだせますように。

 空がどこまでも青いことを思い出せますように。

 その先に君にとって、いっぱい良い事が沢山ありますように。楽しい事が沢山ありますように。

 

 僕は、毎日、毎日、それを願うことができる喜びの中に生きている。

それが日常であることを永遠に願うのです。



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