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【ブラコン※ブリザード】   作者: 雨雪琴音
【五章】 妹(マイ)デートタイム
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【51話】ゾクゾク訪問

『雪音ちゃ〜ん、恭弥お兄ちゃんと私ね、今日は、とぉ〜っても忙しいの!だから、恋愛のゲームは、また今度にしようね⁇』

雷花が雪音を説得しようとしていた。

『ぱぱとの…みらいが…わかる…よ?』

『っ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎』

雷花が、なんですってぇーっという驚愕の表情を浮かべていた。

『しゅみれーしょん?…』

雪音が難しいことを言った。

『つまりは…これから起こるであろう出来事をシュミレートして、様々な事態に対応出来るように適応能力鍛え、尚且つ、ゲーム内でお兄ちゃんが口にしたこと、お兄ちゃんに約束させたこと、起こったことをすべて利用出来ると……わかったよ!!!雪音ちゃん、恋愛のゲームをしよう!』

プルルルル

『あっ、…ぱぱ…げーむ…するって……おねがい』

雪音が可愛いポシェットから急に携帯を出して誰かに電話を掛けた。

雪音の銀髪と白いワンピースがとてもマッチしていた。

ピンポーン。

またインターフォンが鳴った。

『こんにちわ〜水神家にお使えするメイドでぇ〜す!雪音さまぁ〜持って来ましたよぉ〜』

トテトテトテ。

雪音が玄関に走っていった。

『こちらですね。頑張って下さいね!!!恋は、戦争ですよ!戦争!』

『ありがと…』

微かに玄関での雪音とメイドさんのよやりとりが聞こえてきていた!戦争とか危ない単語が聞こえた様な気がしたが、聞き間違いだろう。

トテトテトテ。

『ただいま…』

戻ってきた雪音は、ゲーム機の箱を持っていた。

『らいかちゃん…つけて…?』

『了解しましたぁ〜』

雪音がその箱を雷花に渡すと雷花は、箱を開けてゲームをテレビに接続した。

すぐにテレビの画面がゲーム画面に切り替わった。

キャラクターが出てきて、ぺこりぺこりと頭を下げている。

あっ、このキャラクター理子さんだ。

本物は美人だけど、ミニキャラの理子さんは、可愛い系だな。

ギロリッ!

雷花と雪音が急に俺の方を見てきた。

『ロード中かぁ〜まだ始まらないのかなぁ〜』

俺は、なんとなく話題を変えた。

『あれ⁇ウェディング・ロード中⁇これまちがってないか⁇ウェイティング・ロード中なら分かるけど…』

画面の中の文字が少しおかしいが、きっと制作途中のミスだろう。


すると、ピコリピコリと音を出しながらタキシードを着たミニキャラの男の子が画面の端から走って来た。

『あれっ⁇このキャラクター…』

その後、後ろから3人の女の子がウェディングドレス姿で追いかけて来た。女の子は皆、手に何かを持っている様に見えるがきっと気のせいだろう。

男の子と女の子がしばらく画面の中を端から端まで追いかけっこした後、遂にゲームは、タイトル画面になった。

最初に男の子が誰かに似てると感じたが、きっと気のせいだ。

いや、そうに違いない。

男の子を追いかけてた3人の女の子にも全くもって見覚えがない!本当だ!本当なんだ!

『あはは、男の子が追い回されてたね。お兄ちゃん!なんであの男の子は、追いかけ回されてたんだろうね』

『さっ、さぁ?…』

『そうだよね!ゲームの中のキャラの気持ちなんてお兄ちゃんには、分からないよね!これから先、お兄ちゃんが複数の女の子に追い掛け回されることなんてあるはずがないもんね!何股もしない限り!!!ね!!!』

『あぁ…もちろん…』

たらぁ〜

笑ってるのに目が笑っていない雷花の威圧感に押されて、変な汗が出てきた。

ピンポーン。

またインターフォンが鳴った。

今日は、ナイスタイミングでインターフォンが鳴る日だ!



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