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【50.5話】インターフォン
ピンポーンッ。
ナイスタイミングで玄関のインターフォンが鳴った。
『……………』
しかし、雷花は、黙ったままだ。
え?もしかして…雷花のやつ居留守を使う気なのか?
ピンポピンポピンポピンポピンポポポポポポポポポポーン!
この訪問者は、かなりしつこいようだった。
『うるさいなもうっ!私とお兄ちゃんの安心安全な家族計画を邪魔するのは、誰っ‼︎』
トタトタトタッ!
雷花が小走りでインターフォンの画面を確認しに行った。
手にミートハンマーを携えて…
『あれっ⁇誰もいない⁇』
雷花が不思議がっていた。
どうやらインターフォンには、何も写ってなかったらしい。
ピンポーン
またインターフォンが鳴った。
もしかして、インターフォンが故障したのだろうか⁇
『ちょっと、お外を確認して来るね‼︎私と離れるのが寂しくても少しだけ我慢してね!私も我慢するから!』
トタトタトタ。
雷花が不思議な台詞を残して、駆けて行った。
ガチャリ。
雷花が玄関を開ける音が聞こえた。
『キャッ‼︎』
雷花の悲鳴が聞こえた。
何事だろうか。
駆けつけたいが、イスに縛られていて身動き出来ない。
トテトテトテ。
こちらに近づいて来ている足音が聞こえる。
『ぱぱ…』
『雪音⁇』
突然の訪問者は、雪音だったようだ。
『ぱぱ…ゆきと…いっしょに…れんあいのげーむ…しよ?』




