【47話】ホワイトエンジェル
目を開けると見慣れない天上があった。
『ここ、どこだ?』
俺は、確か…
雷花と美水と雪音の三人で海に行って…
夜に皆で王様ゲームをしたことまで覚えているが、それ以降の事を何も思い出せない…
周囲を観察してみるとどうやらここは病院のようで、何故か俺は病院のベッドの上に寝ていた。
『何で病院のベッドなんかに寝てるんだろ…はぁ…』
ため息をつきながら、何気なく手をベッドの横に置いた。
ムニッ。
『アンッ』
『え???』
今、何か女の子の声がしなかったか⁇
俺は、恐る恐る布団をめくってみた。
『恭弥様のエッチッ♪』
布団をめくると美水がいた。
しかも何故かナース服姿で。
『恭弥様ったら昼間っから大胆ですわっ!どうしたんですか⁇病院というシチュエーションが燃えるのですか⁇それとも私がナース服のコスプレをしているからナースプレイを出来ることに燃えているのですか⁇あっ、恭弥様は、お医者様ごっこをしたいのですか⁇もちろん私は、恭弥様のどんなご要望にもお答えする所存ですので、どんなプレイでもコスプレでも気軽にお申し付けて下さいませ!』
『いやいやいや、大胆じゃないから!全くもって今日も明日も明後日も大胆じゃないから!』
『だって…今さっき、布団越しに私の胸を…』
ガバッ!!!
これ以上は、聞いたらマズイと思って美水の上に布団を被せた。
確かに美水のナース服は、凄い魅力的で、白い制服とパンストに美水の銀髪が相まって大人の色気の様な物が出ていた。
『あれっ⁇』
美水とは反対側のベッドのスペースも小さな山になっていた。
『まさかな…』
俺は、恐る恐る布団をめくった。
『ぱぱ…おはよ…』
そこには、雪音がいた。
そして、何故か雪音もナース服だった。
『おはよう雪音、それにしても、どうしてナース服なんだ⁇』
『ゆき…かわいい…?』
『あぁ、可愛いよ!』
雪音を褒めると雪音の頬が少し紅くなった。
嬉しかったのかな?
『恭弥様!雪音ちゃんだけズルいですわ!私のことは、まだ褒めていませんのに!それに、布団を被せて、また布団越しのプレイをされるのかと胸を躍らせながらお待ちしていましたのに、一向に何もして来ませんし…もしかして放置プレイというプレイだったのですか⁇私、放置されるのは、苦手ですわ』
『えっと…聞きたいことがあるんだけどさ…いいかな?』
『ナース服のバリュエーションのことですか⁇大丈夫です‼︎今私と雪音ちゃんが着ているナース服は、この病院で正式に採用されている物ですが、このナース服の他にも各種取り揃えております。あっ、もしかして違うプレイの事ですか?』
『俺は何で病院にいるんだ?』
『あっ、その様な質問ですか。恭弥様がこの病院に入院されているのは、食当たりが原因ですわ』
『食当たり?』
『はい。海に行って、何か良くない物を口にした様で、私の父が経営に関わるこの病院に緊急搬送していただきました!』
『あれっ⁇そう言えば…雷花は?』
『雷花ちゃんも食当たりで病院に搬送されましたわ。兄妹揃って何を食べたのでしょうね』
『雷花は、何号室にいるんだ?』
『213号室ですわ』
『じゃあ、後で行ってみようかな』
『お時間、1時間程かかりますわよ⁇』
『え?』
『だって、雷花ちゃんが入院したのは隣町の病院ですから。ニコッ』




