第2話 ドタバタびっくり転校生はエルフの娘
俺は緑川学園高校に通う普通の学生獅子堂レオ!とある日の帰りに
天から降りてきたナイスバディのエルフのエルフィンを助けたらさぁ大変
ザンダーとかいう化けものが襲来してきたと思ったらエルフィンとキスしちゃって・・・
そんでもってキスしたら俺はエルフィンと融合して巨人になってしまっていたんだ!!!
「エグゼリオン!いやこの次元の地球人!お前を殺してエルフィンを返してもらう!」
ザンダーが槍をこちらへ突き付ける
「エルフィンは俺と運命的な出会いを果たしたんだ!そんなことはさせない!」
「運命的な・・・出会いですか??」エルフィンが訝しむ
「こういうのはノリってのが大事なんだよ」
「さぁエグゼリオンの実力を見せてもらおうか・・・」
ザンダーが槍を構えてこちらを睨む
「よ、よし・・・俺も頑張って戦ってやるぞ・・・!」
「レオくん、がんばってね・・・!」
その時戦車や戦闘機、この街の住民たちががザンダーと俺の周りに集まってきた
「やはり野次馬共が集まってきたか」
「あたりまえだろ」
「ならば・・・エル次元で戦おうじゃないか」
「エル次元・・・?」
「あぁ、俺様やそっちのエルフィンの住む次元だ」
「ほう、望むところだ」
その時エルフィンが俺に聞いた
「レオくん、私の次元に行く準備は良い?」
「あぁ、大丈夫だ。」
ザンダーが手を空に掲げ、不気味な光を放つ赤黒い次元の裂け目を開いた
「さぁ、エグゼリオンよ・・・いくぞ!」
「あぁ、いくぞ!」
-エル次元の戦闘空間-
エグゼリオンとザンダーはエル次元へとやってきた
「ここがエル次元・・・赤黒い空に・・・透明な地面・・・?」
俺は次元の奇怪さに理解が追い付かなかった
「ここがエル次元でも、エル次元の戦闘空間ですね」
「エル次元の戦闘空間?」
「はい、魔法の訓練のために造られた四次元空間です」
その時ザンダーが声をあげる
「ここはエル次元の戦闘空間だ。ここには誰にも邪魔が入らない!」
「ザンダー、貴様からエルフィンを守る!かかってこい!」
「ほざけ!倒してやるわ!!」
ザンダーが槍を構えてこちらへ突撃してくる
「ジャンプだ!!」
俺はジャンプをしてザンダーの槍を避ける
「俺のできる技は・・・えーっと・・・」
手を十字に構えてみると・・・
「おっ、おおお?」
七色の光線を放った!!
「レオさんってエグゼリオンのこと詳しいんですか?」
「いや、ウルトラ、ゲフンゲフン・・・」
銀色の巨人の真似をしたなんて言えない
「なんじゃあああああああああそらあああああ!?」
ザンダーは狼狽の声を上げる
「あたるかぁっ!」
しかしそれでも奴はジャンプをして避けた
「なっ!?」
「ザンダー様をなめるでない!」
「悪が強いほどこっちも熱くなる!!かかってこい!」
「・・・なんですかそれ」
その時エグゼリオンの目が青色から赤色に染まる
「なんだっ、突然身体が鈍く、それに視界も・・」
「レオさん、!?まさかエグゼリオンの魔力が失われてきているのかしら・・!?」
「どうした異次元人?まさかエグゼリオンの力を使い果たしたのか?」
ザンダーが不敵な笑みを浮かべる
「ぐっ、、」
「レオさん、一度元の次元に戻りましょう!」
こうしてエグゼリオンは光を放ち消滅していった
「逃げたか・・・まぁいい・・・これから楽しくなりそうだしな」
ザンダーも戦闘空間から姿を消した。
-レオの部屋-
「う、んん・・」俺は目を覚ました
「レオさん!大丈夫ですか・・・?」
「う、うん・・なんとか」
気づいたら俺はエグゼリオンから普通の人間へ元へ戻っていた
「どうやらエグゼリオンのあの光線は一度使うとすさまじいエネルギーを消費するようです」
「すさまじいエネルギー・・・確かにあれを撃った途端身体が重くなったような気がしたな・・」
「あとエグゼリオンに変わったのはレオさんと私がキスをしたかららしいです」
「ひえぇ~・・・まさに愛の巨人だな・・・」
流石の俺も顔を赤く染める
「まぁ、もしまたザンダー達が攻めてきたらよろしくお願いしますね・・・?」
エルフィンが頬を赤らめる
「・・・レオさん、キス以上のことをしたらどうなるんでしょうね・・・?」
「!?なななななななにをいってるんだ!?」
その時お母さんが部屋へ突撃してくる
「レオ!!!夕飯はもうできてるわよ!!」
お母さんは制服を着た緑髪のエルフィンに気づく
「あら、その子お友達かしら?」
「う、うん!」
「明日緑川学園高校に転校する眞城エルです!」
(ましろえる・・・?)
「あらぁ、あなたも今夜のご飯食べていく?」
「えっ!いただきます!」
エルフィンはすごく純粋な笑みを浮かべた
-獅子堂家のリビング-
机には味噌汁や鮭の塩焼きが置かれている
「いただきます!」
「いただきます」
「そういえばエルちゃんってどこの家に住んでいるんだ?」
お父さんが疑問をぶつける
「えっと・・・」
俺がすかさずフォローをいれる
「あのタイガースマンションに住んでるよ」
「え?え、えぇそうです!」
「なるほどなぁ」
エルがその時悲しそうな声で喋る
「あの、両親が転勤で海外にいて・・・しばらくここに居候させてもらえませんか・・・?」
「両親が家にいないのか?」
「あら・・・大変ね・・・」
両親がびっくりした表情を見せる
「よしわかった!!!俺んちに住みな!!!」
「お父さん!?」「親父!?」
俺とお母さんは仰天する
「わ~い!ありがとうございます!!」
こうしてエルフィンは獅子堂家に居候させてもらっている地球人「眞城エル」として
共に俺と生活することにきめたのだった・・・!
次の日・・・2-Dの教室
「今日はきちんと間に合ったみたいだね」
「何が何でも舐めすぎだぞ・・・アサヒにできることは俺でもできる」
「ほんとかしらねぇ・・・」
先生が教室へ入ってきた
「今日はこのクラスに転校性がきます」
クラス中がガヤガヤする
「ねね!転校生だってさ!」
「転校生か~」(絶対エルフィンだ・・・)
「さぁさぁ転校生の眞城エルさん。入ってきなさい」
俺の予想通り・・・入ってきたのはエルフィンこと眞城エルだった
「どうもこんにちは!朝日出雲高校から来ました眞城エルです!」
「眞城エル・・・」
アサヒが話しかけてくる
「あんたまさか一目惚れしちゃった~?」
「い、いやそんなことはないからな!?」
「エルさんはレオの前の席に座ってくれ」
「はい!わかりました!」
エルがこちらにきて俺の前に座る
「あんたの好きな人がきたよ~?」
アサヒが俺に囁く
「だから好きな人じゃないってば・・・」
「違うの~?」
「ちげえよ」
エルフィンは眞城エルとしてこの緑川学園高校に入学してきた。そして
これからこの高校がダークレオンとの戦いに巻き込まれることになるとは
この時は思いもしなかった・・・
「そうなの?」
「わかんないけど多分こうなるさ・・・」
つづく




