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タカシの異世界無双計画 ~銃と仲間と異世界と~  作者: 夢奏 舞P
第4章 魔女討伐にいこう
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邪神ヤリィカ 2

 邪神ヤリィカの墨から、黒い蒸気が発生し、辺りを黒く染め始める。

「なんだこれ、ベトベトする……」

「生暖かくて……気持ち悪いです」

「生臭イデース」

 ファリス達は、とても嫌がっていた。もがけばもがくほど、粘液は彼女達の体を蹂躙する。


「使ってみるもんだなぁ……触手の再生が一瞬だぜ」

 邪神ヤリィカは、そう言うと口から砕けた紫色の水晶を吐き出した。奴は、自分の触手の再生の速さを見ながら、にんまりしていた。

 そして、喜びに浸った後、再生した触手をファリス達の所へ伸ばし、ぐるぐる巻きにして捕まえる。

「じゃあ、みなさん。私の栄養となってください」


 邪神ヤリィカの触手攻撃が、容赦なく彼女達を襲う。

「や、やめろー」

「こんな事……許されないわ」

「コノ触手、ヌルヌルスルデース」


 邪神ヤリィカの吐き出した墨から出る蒸気は、今はもう拡散して彼女達の周囲の視界を、黒く遮っていた。

 俺は、彼女達を助けなければならない。だが、今はクールタイム中だ。そして視界は遮られている。さらに彼女達が中で捕まっているのであれば、うかつに攻撃する事もできない。

 俺は、今できる最善の方法を探すしかなかった。


「ご主人様!」

 遠くから声がした。ミツユスキーの声だった。彼は、獣車から降りて弓矢を飛ばし、俺のすぐ傍の氷の地表に矢を突き刺した。

「これは……」

 その弓矢には、小袋が付けられていた。

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