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タカシの異世界無双計画 ~銃と仲間と異世界と~  作者: 夢奏 舞P
第4章 魔女討伐にいこう
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記憶 2

 俺は、いじけて隠れていたタイヤの中に潜り込んだ。

 何か、心に穴が開いた気分だった。


 言いたい事があるなら、言えばいい……こんなやり方をする必要はない筈だ! カズは、こんな嫌な奴だったのか……。


 この時、俺は仲間を信じられなくなっていた。


 暫くして、タイヤに誰かが座る音がした。

 誰か俺を探しに来てくれたのか! と、期待を胸に俺はタイヤから出た。

 だが、そこにいたのは銀縁のグラサンをして右目に傷のある、縞々のスーツを着た強面のおっさんだった。


「坊主、そこで何してんだ」

 おっさんは、低い声で俺に話しかけてきた。


「……何でもない」俺は、言葉を返す。

「じゃあ、何故泣いてんだ」

 俺は、悔し涙で顔を濡らしていたらしい。


「あいつ等……仲間なんかじゃない。かくれんぼとかいって、どっか消えた」俺は、そのおっさんに八つ当たりするように心の内を打ち明けていた。

「ん……あいつ等、というと……仲間と遊んでて仲間にハブられたのか?」


「……もう仲間じゃ無いよ」

「落ち着け坊主……最近仲間と何かトラブルとかあったか」


「……別に無いし」

「んじゃあ、変わった事は」


「特に無い」

「……じゃあ、何かいい事は」


「絵で金賞が取れた」

「絵で金賞? お前、絵が上手いのか……。じゃあ、仲間で絵に興味ある奴はいたか?」


 そのおっさんの一言は、俺に大事な事を思い出させた。

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