五芒星
俺は、アランに向けて突きを放った。
一段目の突き……アランの右腕にヒット。龍人化した腕を破壊する。
二段目の突き……左腕を破壊する。
三段目の突き……右足を破壊する。
四段目の突き……左足を破壊する。
そして、五段目の突き……アランの喉元を破壊する。
攻撃は、一瞬で終わった。
攻撃をした部位は光を放ち、その光は五芒星のラインを形作る。
五芒星の光は、アランのみぞおちの部位に収束していく……。
「ば……ばか……」光は、収束を終えるとすぐに拡散した。アランのみぞおちの部位は、その光と共にはじけ飛ぶ。「ナッ、ワッ、ビュッ!」
アランは、その場で血を吐き倒れた。
その後、アランの龍人化は解け、普通の体に戻った。黒龍の兜が外れ、イケメンの顔と金色の髪をのぞかせた。
「俺の、勝ちだ!」
武者の鎧は、大量の蒸気を出して冷却を始めた。
「お……おわた…………エクスカリ……バー」
アランは、何かブツブツと喋っていた。
「もう動くな、終わったんだよ、お前は」
俺は、アランに刀を突き付けた。両腕を破壊されたアランは、紫色の水晶を使うことはできないはずだ。
「……解放……」
アランは、小さな声を出して力尽きた。
俺は、アランの倒れる姿を確認して、勝利の余韻に浸った。
だが、それもつかの間、アランの手にしていたエクスカリバーが突然神々しい光を放ち始めた。




