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02:2014年3月某日 自殺

 世間では自ら切った、ということになっている腕の切り傷は完治した。そして休む暇もなく、警察署の取調室に連れていかれては根も葉もないことを言わされそうになった。だが全てを否定して、証拠を出せというと、その警官は燐火を殴った。


「いいか、お前がやったんだ。証拠もクソもない。これは事実だ」


 何も見てない癖に。と、燐火はその警官の後ろ姿を睨みつける。出ていった警官の代わりに入ってきたのは、若い女の人だった。

 そして家まで送ってもらい、1日が終わる。

 今日もそのはずだった。だが、違った。

 リビングに入ると、天井に取り付けてあった柱に括りつけられた縄で首を吊った両親の死体がそこにはあった。

 女の人は慌てて警察と連絡を取り、両親が自殺したことを説明。すぐに警察官たちが駆け付けてきて、死体を回収していった。

 数日後、両親は自殺と判断された。葬儀は親戚たちがやってくれたが、何故か出席できなかった。

 実際に葬儀の場所に行ってみたが、あなたは親族ではないので。と言われて門前払いされた。

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