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01:2014年1月某日 惨劇は連鎖を繰り返す
神崎燐火。特技は特に何もなく、成績や運動能力は良好。小学校の時は、案外クラスの人気者だった。たまにおかしな行動をとったりするが、誰にでもわけ隔てなく接し、いじめなどを見つければ果敢に止めていたりもした。それで何回も怪我をしたが、そうしているうちに仲良くなったりして、気付けば楽しい生活が送れていた。
中学に入ると、別の小学校から入学した生徒たちともすぐに仲良くなった。だが、それを見た1人の生徒は、それを見て不愉快に感じていた。
毎日のように悪戯を繰り返し、気付けばいじめのレベルに達していた。今までは耐えてきたが、さすがに水を思いっきり掛けられた時には怒った。だがそのことについて指摘すると、その生徒―――後の生徒会長―――は逆ギレ。隠し持っていた包丁で燐火の腕を斬りつけ、驚くことに自らの腕を刺したのである。
「ぎゃぁああ!!」
わざとらしい叫び方。燐火は痛みに何とか耐えながら、駆け付けてきた教師に斬りつけられたこととこの生徒が自らの腕を刺したことを説明した。
だが、教師は燐火をいきなり叩いた。そして、こう言った。
「お前が刺して、自分で切ったんじゃないのか!」
濡れ衣。証拠もない癖に、燐火は警察に連れてかれた。
そしてこれが、この事件を起こさせたきっかけとなった事は、言うまでもない。




