表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精神病院に入院した  作者: 幸(ゆき)
3/43

病院内

 部屋に戻りベッドに横になっていると、しばらくして看護師が来て「病棟内の説明をします」と言われて、看護師に着いて行った。

 

 部屋を出て左側は窓があって行き止まりで右側が長い通路になっていて、通路を直ぐ左に曲がると左側に自販機が置いていて、3つのテーブルとソファーがある20畳ぐらいの部屋があり、そこを通り過ぎると個室らしき扉が2つあって、その奥に公衆電話があり「ケータイ電話を使用する時はここを使って下さい」と言われ、その向かいがナースステーションと病棟の出入口になっていた。


 部屋の前の通路に戻り、真っ直ぐに行くと左側に食事をするホールになっていて、ホールの手前側にテレビが置いていてその奥の左側が小さなカウンターになっていてカウンターの奥の隅にみんなが使う冷蔵庫あり、カウンターの奥側に血圧計が置いていて、朝に血圧や体温を測って自分でそれを名前の書いている用紙に記入するように言われ、その奥がガラス張りの部屋になっていて看護師が何かをしていた。


 カウンターの中をを出て直ぐの所に手洗い場が2つあり、お茶や水が出る機会が置いていて、少し行くと左側が通路になっていて、そこに行くと左側に車椅子ようのトイレと広めのトイレがあって、右側に6つの個室があった。


 トイレを過ぎて左に曲がると左側に足を洗う洗面台があり、その向こう側に一人で入るようの風呂があって、反対側が大き目の数にが入れる風呂になっていた。


 通路の向こう側はナースステーションとつながっていてガラス張りのドアがあり、一人用の風呂の隣がカウンター側で看護師が作業をしていた部屋となっていて、両方に鍵がかかる様になっていた。


「お風呂は週に3日で個室の風呂は男子と女子が別々の日に使えるので、張り出しているボードに名前を時間帯の所に書いて入って下さい。

 大きいお風呂は午前と午後に分けて男女が入れる様になっているので、確認してから入って下さい」と言われ、


 通路にもどり左側に行くと洗濯室があり、手前が女子の洗濯場で奥が男子の洗濯場になっていて、男子の洗濯場に入りると手前の右側に洗濯機があり奥が手洗い場になっていて、左側が乾燥室になっていた。


「洗濯機は100円で、乾燥室に洗濯物を干すと4、5時間ぐらいで渇きます」と言われ部屋を出て、


 入り口の所に張り出している【朝6時から夕方の6時30分までしか使えません】と、書いているのを説明されて、部屋へ戻り途中


「まだ荷物の受け渡しが出来ないので、なるべく早くしますのでもう少し待っていて下さい」と言われて、部屋に戻った。



 部屋に戻りベッドに寝転びリクライニングの頭を上げて楽な体勢をとり、時間つぶしにケータイゲームをした。


 

 1時間ぐらいしてから看護師が来て


「お待たせしてすいません、遅くなりました。

 荷物のチェックをしますので着いて来て下さい」と言われ、ナースステーションの前の部屋へ向かった。

 

 ワゴンで荷物を運び部屋へ入り大きなバックと手持ちの鞄をテーブルの上に置き中を開いた。

 

 今までに色々な病院で入院した事があったので、入りそうな物を全て持って来ていた。

 

 病院内で着るようのショートパンツ2つにTシャツ7枚、箱ティッシュ2つ、歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、お風呂セット、タオル、バスタオル2枚、電気カミソリ、マスク、ごみ袋、手持ち袋、エコバックなどを大きなカバンに入れていて、


 それらを取り出し確認をして、手持ちの鞄を開き中からパソコンを取り出し確認をしてから、使って良い時間の説明をされ荷物のチェックが終わった。



 テーブルの席に着き、看護師がノートパソコンを開き記入をしながら


「訪問看護師とヘルパーは週に何回来ていますか」


「訪問看護師、訪問ヘルパーそれぞれ週に2回です」


「どういう事をしてもらっているのですか」


「訪問看護師には血圧と脈、酸素と体温を測って貰い、薬の飲み忘れがあるので、薬の飲み忘れが無いように曜日を書いている大きな用紙を張って貰って、そこに薬を入れてもらってます。それでも飲み忘れがありますけど(笑)

 訪問ヘルパーさんには部屋の掃除やトイレと風呂の掃除をしてもらってます」


「ここにはどうして来ることになったのですか」


「訪問看護師に『入院した方がいいと思う』と、進められて」


「来る事の原因、きっかけは何ですか」


「職場で無理な仕事を押し付けられたり、暴言を吐かれしんどくなっていって、

 最後に絶対に出来ないような状況を作られミスをした事を写真撮られて事務所に張り出され、

 B型雇用の障害者枠で職員として働いていたのですが、B型雇用の人達を含める全ての職員と他の場所で働いている職員にも知れ渡り、数日は我慢していたのですが仕事の途中でしんどくなって『精神的にしんどいので帰らせて下さい』と、料理長言って帰り、病院に行き、

うつ病と診断されて、その事【うつ病】と診断書に書いて貰って、今に至ります。

 今、相手側に書状を出してもう直ぐ裁判になります」


「そうなのですか、大変ですね。

 いつ頃まで入院する予定ですか」


「わかりません、先生と相談しながら決めたいと思っています」


「そうですよね、分かりました。

荷物は大丈夫なので部屋に持って行きます」


「あ、T字のカミソリは大丈夫ですか?それから爪切りは貸してもらえますか」


「カミソリは預かりになって使う時に貸し出します。爪切りも貸し出しは大丈夫です。

 カミソリと同じで8時30分から17時までの貸し出しとなりますので、カミソリは買って来た時に預けてください」


 

 部屋にもどり持って来て物を片付け、服はタンスに、パソコンは開くタイプの収納スペースに直していると看護師が来て、


 入院のしおりや病院内のパンフレットや、外出についてなどの書類を手渡され、簡単に説明をされて、

「鍵が付いている所に貴重品を入れてください、紛失しても責任は持てませんので。こちらでお預かりすると費用がかかります」と言われて、鍵を受け取った。


                ・・・・・・



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ