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エルフ

色白の肌に、細い身体、銀色の髪の毛に、緑の瞳、そして少し尖った長い耳。

映画で観たエルフそのままだ。

顔は美形、誰も反対しないであろう、完璧な造形をした美少女エルフが、そこに震えていたのだ。

「どうしました?」

言葉が通じるか分からないが、とりあえず声をかける。

「殺さないで殺さないで!」

エルフ美少女はそう声をあげた。

どうやら通じたみたいだ。

年の頃は17歳ぐらいに見えるが、エルフって見た目と年齢が違うんだっけ?

「殺しはしない、が、いきなり攻撃したのはそっちだろう?」

そう、エルフの手にはしっかり弓が握られていたのだ。

「だって、魔の森の奥から出てきたから、魔人だと思ったの。」

魔の森?魔人?なにそれ?

「それに魔物も従えてるし。」

「いや、こいつらペットだし。」

「ペットって何?魔人じゃないの?」

そもそも魔人ってなんだ?


詳しく聞くと、この森は魔の森と言われる森らしい。凶悪な魔物や魔獣、魔人と呼ばれる存在が生息していて、森の外周には、それらが森から出てこないように、エルフが集落を作り、見張っているらしい。なんとか誤解をとかないとな。



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