第5話「先輩から学べ!」
郷「…zzzzz」
日曜日、自宅でぐっすり眠る郷。
江利子「郷、起きなさい。もう朝よ?」
そこへ郷の母、生田江利子が郷を起こしに来た。
郷「んー…今日は日曜…。」
江利子「舞衣ちゃんが来てるわよ。どこかへ行くんでしょ?」
郷「舞衣…はっ!忘れてたぁぁぁっ!」
江利子は郷に、舞衣がやって来た事を伝える。
それを聞いて郷は慌てて目を覚ました。
郷「サンキュー母さん!そんじゃ、行ってきまーす!」
舞衣「郷、遅いよ!」
郷「すまんすまん…!」
江利子「やれやれ…相変わらずね。」
急いで着替えた郷は、舞衣と共にある場所に向かって行った。
鋼鉄戦記メタリックソルジャーNextFight!
第5話「先輩から学べ!」
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到着した先は、赤炎。
郷「おおおおお遅くなりましたー!」
恭一郎「おっ、ようやく来たな。」
ニューMS秘密基地に入った郷と舞衣の目の前には、恭一郎と麗、そして統也の姿が。
今日は郷と統也のシミュレーショントレーニングの予定を入れていたのだ。
統也「どうした郷、寝坊か?」
郷「日曜だったんで、つい。」
舞衣「もー、しっかりしてよね。」
郷「本当ごめんって…!」
恭一郎「まぁ気にするな。もう一人遅刻者がいるから。」
麗「言っても、理由あるんだけどね。」
郷「もう一人…?」
遅刻を謝る郷だが、恭一郎はもう一人遅刻である事を明かす。
話をしていると一人の男が入って来る。
光希「すまない、遅くなった。」
やって来たのは、かつてMSクールアイアンとしてウォーレンスと戦った、ソムリエの桜庭光希だった。
舞衣「えっ…この人は…!」
統也「確かソムリエの…桜庭光希!」
郷「テレビで見た事ある…!」
光希「渋滞に遭ってな…この人達が新しいメタリックソルジャー達か?」
恭一郎「待ってましたよ。光希さんはクールアイアンだったんだ。」
郷「メタリックソルジャーの一人…!」
恭一郎「さて、早速始めよう。」
早速郷は恭一郎と、統也は光希とマンツーマンでシミュレーションを開始する事になった。
郷・統也「「メタリック…スラァァァッシュ!」」
電子音「Soldier Change Ace-Alive!!」
電子音「Soldier Change Cross-Beat!!」
郷と統也はMSエースアライブ、MSクロスビートに変身。
光希「クロスビート…音波を使う戦士か。」
クロスビート「…と言っても、まだなったばかりですが…。」
光希「その音波を自在に操る事ができたら、戦いにも幅が出る。バリアなんてどうだろうか?応用すれば可能だ。」
クロスビート「バリアですか…!」
光希はクロスビートに、音波技の応用としてバリアを作れるように述べる。
光希「敵が音波で防御したようにな。絶対に仲間を救う盾を作れる!」
クロスビート「よし…とにかくやってみる!はああっ!」
クロスビートは早速ビートギターを使って音波を発生させる。
だが、攻撃には使えてもまだ思うように形を生成できない。
クロスビート「あれっ、おかしいな…。」
光希「想像した形を音色とシンクロさせるんだ。こういうものにしたいと考えながらな。」
クロスビート「想像か…よし、もう一度!」
光希はクロスビートに、想像と音色をシンクロさせる事をアドバイスする。
それを聞いたクロスビートは再びチャレンジする。
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一方、エースアライブは恭一郎が投げる野球ボールから、ひたすら避けるトレーニングをしていた。
エースアライブ「うおおお…!」
恭一郎「頑張れ郷!避けて避けてよけまくれ!」
エースアライブ「恭さん…これに…何の意味が…?」
恭一郎「まだアライブガントレットも、アライブターボも上手く使いこなせていない漢字だからな。戦い始めてそんなに期間経ってないから仕方ないが、敵は待ってくれない。」
エースアライブ「それで…この特訓で身体に慣れさせろと…?」
恭一郎「そんなとこだ。あ、赤い印が付いたボールは攻撃しろよ。避けてばかりじゃ敵は倒せないぜ。」
エースアライブ「赤ぁ!?へぶっ…!」
赤い印のボールは攻撃しなければならなく、瞬時に見分ける事に苦労するエースアライブだった。
舞衣「郷、統也さん、大丈夫かしら…?でも、頑張って…!」
トレーニングをしている様子を、別室のモニターで確認する麗と舞衣。
郷と統也の頑張りを見て、心の中で応援する舞衣。
ナグモ「こんにちはー。」
麗「いらっしゃい、ナグモちゃん。」
舞衣「あ、ナグモさん。それと…。」
麗「私の父よ。」
雨宮博士「初めましてだな。麗の父、駿平だ。」
そうこうしていると、麗達の前にナグモと、麗の父親でもある雨宮駿平博士がやって来た。
舞衣「でも、皆さんそろって何を…?」
ナグモ「そういえば、まだ話していなかったわね。」
雨宮博士「ある開発のためにな。我々3人が揃わなきゃいけない理由があってな。」
舞衣「ある開発…?」
麗「完成したら、教えるわ。」
麗を含めて3人である開発をするために集まったのだ。
その頃、前回エースアライブ達がシャチオンと戦った公園を訪れていた琉華。
琉華「この様子…クロスビートも相当な実力を持っているのか。」
翔「ここで戦いがあったみたいだな。」
戦いの痕跡が残る現場を見ていると、そこへ翔が現れる。
琉華「また…確かに撒いたはずなのに…。」
翔「刑事の勘ってやつだ。」
琉華「もう聞く事は聞いたわ。もう用は無いわよ。」
翔「俺にはある。お前が戦う理由についてな。」
また現れた事に呆れる琉華だが、翔は琉華に戦う理由を聞き出そうとしていた。
琉華「…。」
ハイパーシャオロン「黙るなんて、酷いだーよ。」
琉華「…!?今の声は…?」
何も喋ろうとしない琉華に対して、ハイパーシャオロンがテレパシーで声をかける。
翔「ハイパーシャオロン。俺の相棒だ…カードだがな。」
ハイパーシャオロン「よろしくだーよ。」
翔「お前は似ているんだよ、昔の俺にな。」
琉華「昔の…?」
驚く琉華に、翔は昔の自分と似ている事を話す。
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レッドR「うおおおおしっ、完成だあああああっ!」
次元城では、レッドRによる機械系パラレオモンスター・ホイールオンが完成していた。
ホイールオン「よぉし、頑張るぞーっ!」
レッドR「よぉし、早速出動だホイールオン!」
ホイールオン「おおおっ!」
早速ホイールオンを出動させるレッドR。
アギオス「ふぁぁ…。」
その様子を見て、アギオスは退屈していた。
アギオス「あぁ、暴れたいな、暴れたいよ…。」
本来なら自らが乗りこんで戦いたいが、次元の歪みが自らのパワーにまだ耐えられないのだ。
ブルーB「…レッドR、ちょっとこっちに。」
レッドR「え、何だよー?」
グリーンG「あれ作るんだってさ。」
イエローY「やろう、早くやろう!」
レッドR「あれか…よし!」
そんなアギオスの様子を見て、退屈しないようにとブルーB、グリーンG、イエローYはレッドRを呼び出して、4人であるものを準備するために取りかかった。
一方、ブラストスコードを運転しながら翔は琉華の話を聞く。
琉華「私の家系は代々、忍者の末裔なの。子供の頃から、密かに忍者の訓練を受けていたわ。」
翔「本当にいたんだな、忍者って…。」
琉華「だけど、両親は4年前に病で亡くなり、共に修行していた弟も半年前に…突如現れた次元の歪みに吸い込まれて…。」
翔「半年前…あの時か。」
琉華「生きていると信じて捜索を続けているうちに、パラレオンが現れた事、次元の歪みを使っている事を知って、手掛かりがあると思って調べたわ。その時よ、メタリックソルジャーの事を知ったのは…まさか、私がなるとは思いもよらなかったけど…。」
翔「それじゃ、お前の目的ってのは…。」
琉華「えぇ。パラレオンと戦って、必ず弟の手掛かりを見つけて助け出す事よ。この目的を果たすためには、どうなったっていい。」
翔「なるほどな。だがな、今のお前は周りが見えてないな。」
琉華の話を聞いて、翔は目的のために周りが見えていない事を指摘。
琉華「あなたに何がわかるっていうの…!私は…!」
ハイパーシャオロン「翔さん、パラレオンが現れただーよ!」
言い返そうとする琉華だが、ハイパーシャオロンがパラレオンの動きがあった事を感知。
翔「そうか…よし、このまま直行する!」
翔達は、そのまま現場に向かう事に。
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ホイールオン「タイヤボンバー!」
街に現れたホイールオンは、身体中からタイヤを召喚してばら撒き、建物を攻撃していく。
恭一郎「くそっ、派手に破壊活動を…!」
その現場に到着するヒートチェイサーとクールフォーミュラ。
郷「新たなパラレオモンスターか。」
統也「郷、行くぞ!」
郷・統也「「メタリック…スラァァァッシュ!」」
電子音「Soldier Change Ace-Alive!!」
電子音「Soldier Change Cross-Beat!!」
エースアライブ「命ある全ての救世主!メタリックソルジャー!エースアライブッ!」
クロスビート「響く魂のサウンド!メタリックソルジャー!クロスビィィィトッ!」
クールフォーミュラから降りた郷と統也は、恭一郎と光希の前でMSエースアライブ、MSクロスビートに変身。
光希「頼むぞ、2人共!」
恭一郎「特訓の成果、見せてやれ!」
エースアライブ「おぉ!いっくぞぉぉ!」
クロスビート「おし!」
2人はホイールオンに立ち向かっていった。
ホイールオン「メタリックソルジャー、くらえタイヤボンバー!」
ホイールオンはタイヤを2人に投げつける。
クロスビート「いくぜ、ビートギター!うおおおお!」
それに対してクロスビートは、ビートギターを弾いて音波の壁を作り出す。
エースアライブ「おぉ、シールドになった!」
光希「コンパクトだが、見事だ。」
まだ大きなバリアは作れないが、コンパクトサイズのバリアを複数作り出せるようになったのだ。
クロスビート「今だ、郷!」
エースアライブ「次は俺の番だ!アライブターボ!」
ホイールオン「なっ…いつの間に!?」
エースアライブ「ダダダダダダダダッ…打ァッ!」
ホイールオン「ぐあああああ…!」
ピンポイントにタイヤを防いでいるうちに、エースアライブはアライブターボのスピードで素早くホイールオンに接近して、アライブガントレットで連続パンチを命中させる。
グレートフェニックス「上手い攻撃だ。」
恭一郎「ああ。ようやく馴染んできたようだな。」
エースアライブも、それぞれウェポンの性能が身体に慣れてきたのだ。
ホイールオン「こんなはずでは…うああああっ!」
エースアライブ「ダァァッ!」
ホイールオン「ぐあああああ…!」
翻弄されるホイールオンは、苦し紛れにタイヤをエースアライブに投げつけるが、エースアライブはパンチ一発でタイヤを跳ね返して、命中させる。
クロスビート「これもくらいなっ!」
ホイールオン「ぐおおお…!」
さらにクロスビートは音波攻撃で追撃。
ホイールオン「ぐっ…。」
クロスビート「決めろ、郷!」
エースアライブ「よし!ソルジャーアタックカード、スラッシュ!」
電子音「Ace-Alive Soldier Attack!!」
エースアライブ「おおおおおっ!ゼロアライブナックル!」
ホイールオン「ぐあああ…馬鹿なぁぁぁ…!」
怯んだホイールオンに対して、エースアライブが「ゼロアライブナックル」を放ち、ホイールオンを撃破した。
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郷「おっしゃ、やったぜ!」
統也「やったな!」
メットを外し、勝利を喜ぶ郷と統也。
光希「どうやら、大丈夫みたいだな。」
恭一郎「えぇ、この調子なら郷達も戦っていけます。実力を伸ばして、世界を守れる。」
その様子を見て恭一郎と光希は2人がこれからも実力を伸ばして世界を守ってくれると確信。
琉華「…。」
そして、この戦いを隅で見ていた琉華と翔。
翔「なかなかやるな、あの2人。お前も2人と一緒に戦ってみたらどうだ?」
翔は郷と統也の戦いぶりを見て、琉華にあの2人と共に戦ってみたらどうかと尋ねる。
琉華「私の目的は自分の問題よ。私は一人で戦う。」
だが琉華は、自分の問題だから自分一人で戦うと頑なに言う。
翔「…素直じゃないな。」
琉華『…私は、どうしたいの…?』
口では言っているが、内心では感情が揺れ動いていた。
続く
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TOPIX
・生田郷
イメージCV. 石川界人
今作の主人公で、MSエースアライブに変身する高校生。ソルジャーカードに選ばれて、メタリックソルジャーとして戦う事になる。恭一郎との特訓でソルジャーウェポンを使いこなし始めて、スキルアップを果たす。
・MSエースアライブ
郷が橙色のニューメタリックアーマーを纏った姿。両腕にはソルジャーウェポンの「アライブガントレット」、両脚には「アライブターボ」が装備されている。格闘戦を主軸としており、型にはまらない攻撃が得意。必殺技は「ゼロアライブナックル」、「アライブアクセルキック」。
・柊舞衣
イメージCV. 浅倉杏美
今作のヒロイン。特訓する郷と統也を見守る。朝寝坊が多い郷を起こす役目を普段から行っている。
・里見琉華
イメージCV. 南條愛乃
MSブレイクシャドウに変身する女性。郷達との協力を拒み、単独行動を行っている。翔に自らの目的、次元の歪みに消えた弟を捜し出す事を打ち明ける。
・MSブレイクシャドウ
琉華がライトブルーのニューメタリックアーマーを纏った姿。背中には長刀「シャドウサーベル」、腰にクナイ型の「シャドウクナイ」を装備。身軽な動きと忍法によるトリッキーな攻撃を得意とする。必殺技は「シャドウスラッガー」。
・工藤統也
イメージCV. 杉田智和
MSクロスビートに変身する青年。光希との特訓で音波のバリアを編み出す事に成功する。
・MSクロスビート
統也がフレッシュグリーンのニューメタリックアーマーを纏った姿。背中にギター型の「ビートギター」を装備。ビートギターは変形する事で、斧型の「ビートアックス」にもなる。音波を使った長距離攻撃が得意。必殺技は「ビートスターバーン」。
・雨宮麗
イメージCV. 水樹奈々
メタリックアーマーやメタリックソルジャーの装備を開発した科学者。ナグモ、雨宮博士と共にある作業に入る。
・東郷ナグモ(とうごう ナグモ)
イメージCV. 悠木碧
科学者の女性。麗や雨宮博士と共にニューメタリックアーマーの製作に携わった。雨宮博士と共に麗の元に駆けつけて、ある作業を開始する。
・雨宮駿平
イメージCV. 藤原啓治
麗の父親で科学者。1月31日生まれ、54歳。174cm。黒髪に白髪が混じったミドルヘアー。ナグモと共に麗の元に駆けつけて、ある作業を開始する。
・暁恭一郎
イメージCV. KENN
前作の主人公で、MSヒートフレイム。郷のスキルアップのために、特訓を敢行する。
・グレートフェニックス
イメージCV. 山本匠馬
宇宙の伝説獣で、恭一郎のパートナー。恭一郎と共に郷と統也のスキルアップを目撃する。
・的場翔
イメージCV. 内山昴輝
警視庁特殊捜査官で、MSブラストアクア。琉華から目的を聞き、共に戦う仲間を薦める。
・ハイパーシャオロン
イメージCV. 原由実
宇宙の伝説獣で、翔のパートナー。「〜だーよ。」が口癖。翔と共に琉華の調査を行う。
・桜庭光希
イメージCV. 鈴村健一
日本中を転々とするソムリエで、MSクールアイアン。3月24日生まれ、30歳。176cm。黒髪少しロング。オフを利用して郷達の前に現れて、統也のスキルアップに協力する。
・アギオス
イメージCV. 浪川大輔
異次元侵略軍団パラレオンの首領。なかなか進まない現状に、退屈になっている。
・レッドR
イメージCV. 玄田哲章
異次元侵略軍団パラレオン幹部。機械系パラレオモンスターを担当。自らの配下、ホイールオンを送り出す。
・ホイールオン
機械系パラレオモンスター。身体中にタイヤが埋め込まれていて、タイヤを投げつける「タイヤボンバー」を使う。2人のメタリックソルジャーに翻弄され、エースアライブの「ゼロアライブナックル」で倒される。
次回予告
真夜中に暗躍する2体のパラレオモンスター。
ピンチに陥る琉華、救いに向かう郷と統也。3人の運命は…!?
次回、第6話「真っすぐなハート」




